「準提山(177m) 下関市長府」

家の近所に、準提山(じゅんていさん)という小さな山があるのを見つけました! 近くに住んでいながら、全くこの山の事を知らなかったので、嬉しい発見でした!

景色も良さそうにて、たまには趣向を変え、裏山的な山に、のんびり出かけてみることとしました。

「山までのアクセス」

今回は、家から登山口まで10kmです。山の標高が低いので体力的には楽なこともあり、登山口までの往復の道、自転車を使うことにしました。

自転車も、ただのシティサイクルです。ロードバイクではありません。これでのんびり出かけます。

靴は… 登山靴だと自転車がこぎにくいので、買ってから殆ど使っていない、ニューバランスのトレイルランニングシューズがあったので、これを使います。

(逆光ですが、中央辺りの山が準提山)
(ちょうど田植えの時期ですね)

「グーグルマップ」

ネットの情報では、この山の登山口は、長府にある覚苑寺(かくおんじ)というお寺との事なのですが、グーグルマップで調べてみると、山頂を挟んで、お寺と反対側から上るように地図が表示されます。とりあえず、グーグルマップの示した登山口辺りまで行ってみました。

民家の脇から入った所辺りに登山口があるようなのですが… 日曜の朝から人の家の裏をうろうろしていたら、怪しい人と思われそうなので、ぐるっと回ってお寺側から上ることにしよう…

(正面の家の左側に登山口がある?)

「峠越え」

小さな山なので、反対側の麓に行くのも、それほど遠くありません。ただ細い峠道になっているので、自転車をこいで上るのは無理でした… 途中から自転車を押して峠まで歩きました。

峠を越えると楽ちん下り道! なのですが、そういえばお寺(覚苑時)はどこだろう… 坂道を下りた辺りで左に細い道を入ると、ちょうどそこに目指すお寺がありました。

(峠道を上る)

「登山口(覚苑寺)」

この辺りは城下町長府の町並みの場所で、功山寺というお寺が有名です。覚苑寺には初めて来たのですが、まあ風情のある素敵な場所だと思います。

ここは毛利家の墓があるお寺です(長府藩主毛利家墓所と書かれてありました)。

このお寺に来れただけでも、来た甲斐がありましたね。裏側から登らなくて正解でした。

「毎日登山の地元の方」

お寺の境内に自転車を押しながら入って、登山口どこかなあと思いながら写真を撮っていたら、年配の女性の方に声を掛けられました。

「このお寺から山に登れるはずなのですが?」と聞いてみると、女性の方も今から登るとのことなので、案内してくれる事となりました。

聞くと、健康のため毎日登っているとの事。毎日登山の方が何人もおられるようです。

(境内の中にお墓がある)
(この先が登山道))

「頂上までの登山道」

整備されていて歩きやすく、急登の場所はありません。町の裏山なので、植林ではなさそうで、木々の雰囲気も良い感じです。

麓の案内板に、登山道に33の観音像が配置されていると書かれており、道の脇に幾つもの観音像を見ながら歩きます。

登山道の途中で毎日登山の男性の方がおられ、女性と顔見知りだったので、途中からは3人で歩きました。結局、ずっと喋りながら登りましたので、登山道を堪能するというよりは、もっぱらおしゃべり三昧で頂上まで登ってしまいました…

(条件が良ければ由布岳が見えるらしい)

登山口からは30分かからないくらいだったと思います。標高も177mだし、でも小さくても山は山って思える山です。

(このお二人が山頂まで案内してくれました)

「山頂」

地元の人が手入れをされているのがしっかり分かる山頂です。手作りのベンチも幾つも置いてあり、山頂を示す看板も立派なものが作られています。

山頂には、毎日登山の男性が二人いました。その男性の方が、「反対側に少し下りたら岩があって、そこからの景色も綺麗だよ」と教えてくれました。

山頂まで連れてきてくれた女性の方が案内してくれました。

「岩場」

ダイブしたくなるような岩がありました。ここからの景色も良いなあ…

(本当にダイブしたくなるような岩)

この岩場からは、一の宮~山陰側の景色が見れます。

「山頂からの景色」

低山の景色の魅力は、町並みと、車や人が動いているのが見えるところだと思います。

山頂から長府~小野田方面(瀬戸内海側)の景色が見れます。

この日は天気は晴れでしたが、霞が出ており、すっきりしない景色でした。条件が良ければ、登山道の途中から南側に由布岳が見えるとのことでした。

私は山頂で1時間くらい、のんびりしていました。

私と一緒に登った二名の方と、山頂に先に登られていた二名の計4名の方は、先に下山されました。その後、二人の方が山頂まで登って来られました。

(四王司山)

「下山」

登りはおしゃべりに夢中だったので、下山時に観音像を見ながら下りました。

「自転車について」

しばらく前に、病院に行くのに片道6~7kmの道を自転車で行ったのですが、帰宅する頃には体力的にヘロヘロでした… 会社まで往復徒歩で通勤し、週に1、2回は5kmほど走って、スクワットもしていたのですが、自転車はまた別なんですね… もうあまりの体力の無さに愕然としました。

(境内にあるお堂)
(乃木将軍の象)

以来、機会を作っては自転車に乗るようにしています。今回は往復20kmでしたが、帰宅後もヘロヘロにはならず、少しは体力的にマシにはなったようです。でも、体力は維持しなければ、あっという間に無くなる…

「ニューバランスの靴…」

下山時に気付いたのですが、靴のソールが剥がれた… お~い、殆ど履いてないぞー! 買ってしばらく置いていたから経年劣化? ただの不良品でしょうなあ、これは。

「ライセンスフリー無線 崩平山」

5月4日は、ライセンスフリー無線のイベントの日です。

(ゴールデンウイーク一斉オンエアデイ 5/3 21:00~5/4 15:00)

この日に合わせて、山登りに行きました。山行内容については、「崩平山(1288m)」のページに書かせてもらいました。

(崩平山山頂 1288m)

「ライセンスフリー無線」

その名の通り、免許不要な無線機の事ですが、アマチュア無線のように趣味として、不特定の相手との交信を行う無線局の事を指します。まあ無線家の皆様には釈迦に説法ですね。

国内では免許不要な無線機(トランシーバー)は4種類あります(玩具を除く)。

 (1) CB無線機 出力 0.5W

 (2) 特定小電力トランシーバー 出力 0.01W

 (3) デジタル簡易無線 5W

 (4) デジタル小電力コミュニティ無線 0.5W

(パーソナル無線 というのもあるが、殆ど使用されていない)

私の所有している無線機は、(1)と(2)の無線機です。

(2)~(4)の無線機は、業務用としても使われていますが、(1)の無線機は、殆ど趣味的にしか使われていない無線機で、無線人口も少ないのが現状。

出力も小さいので交信範囲も狭く、交信相手になかなか出会うことが難しい…

なので、イベントの日を決めて、皆でその時間、一斉に交信することで、交信確率を上げるのが、イベントの目的となります。

(せっかくですので、ライセンスフリー無線について、少し紹介してみました。)

(特定小電力無線機(私の所有品))

「CB無線交信状況」

山頂に9時20分頃到着し、それから無線機を準備しました。

8chに合わせ、傍受していると、ものすごく遠くでヤマグチ局が話していましたが、聞き取れませんでした。その後、しばらくしてCQ呼び出しがかかったので応答、交信が成立しました。

交信終了後、すぐに別の局が当局を呼び出しましたので、これに応答、聞けばさきほど交信した局と一緒に開局しているとのことでした。

いずれも山口県光市の局です。

その後、6ch、5ch、3chにてこちらからCQにて呼び出しましたが、応答はありませんでした。

しばらく8chを傍受していると、大分の局がCQ呼び出しをされたので、応答しましたが、取ってもらえませんでした。即答できず、少し間が開いたためだと思います。

(私はCB無線機を2台持っています)

「交信結果」

(交信成立)

  • 9:27 ヤマグチST702局 山口県光市 相手局レポート5-4 当局レポート メリット5
  • 9:30 ヤマグチKT244局 山口県光市 相手局レポート5-4 当局レポート メリット5

交信頂いた局長さん、交信ありがとうございました。

(聞こえた局)

  • 大分CR208局 9:38 音声より、かなり近い位置だったと思うが…
(交信距離 107km)

「アマチュア無線」

アマチュア無線機も持参し、2m(144MHz)の呼び出しチャンネルを聞いていましたが、山頂に居る間、CQは一度も聞こえませんでした。標高は1,000mを超えており、それなりの局の呼び出しが聞こえても良さそうなのですが… 自宅からはコロナの影響は無さそうだし、無線人口の減少なのかなあ? たまたまかなあ。

(アマチュア無線 ハンディ機)

「編集後記」

さすがに、コロナの影響なのか、局数が少ない様に思いました。季節的にも暑くも無く寒くもないのですが、そう言えば前日雨だったしなあ。

やまなみハイウエイも観光地も人は少なく、耶馬渓の一部に観光客と車がありましたが、高速道路も車が少ない状況でした。

なので、交信局数が少ない事の方が、ちゃんと家に居るということで、良い事なんだと思います。(まあ、私はノコノコ出かけておりますが…)

でも、空振り(ぼうず)ではなく、交信出来たのは正直嬉しい。

(子供の頃の玩具トランシーバー遊びがルーツ)

「崩平山(くえんひらやま)1288m 大分県九重町」

今回は、大分県九重町にある崩平山に登りました。

当初は5月の花のシーズンにて、シャクナゲが咲いている山に行こうかと考えていたのですが、前日まで雨降りの天候だったので、登山道が歩きやすい山と思われる、この山に行先を変更しました。

この山は山頂にTVアンテナ塔が立っているとのこと。このため景色に恵まれているのと、アンテナ塔設置のための荷揚げの道がある=道が歩きやすいと予想しました。

「山までのアクセス」

今回は、片道130kmほどなので、往路は一般道で行くことにしました。

前回から、すっかり旅の友? となったGoogle Mapナビで、「高速不使用」にて出てきたルートで行きました。目的地は、やまなみハイウエイの朝日台展望台(レストハウス)です。崩平山は、朝日台展望台に駐車して登ることになります。

Google Mapナビは高性能ですが、欠点の1つが、道を外れても何も言わない事… 前回までスマホをサイドブレーキ辺りに置いて、音声ナビだけで運転していたので、道を外しても分からない事があったので、今回はスマホホルダを購入して設置し、画面が見えるようにしました。

車には後付けで設置した安いカーナビを取り付けていますが、選ぶルートの精度は、もう全くGoogleにはかないませんね… というかGoogleの選ぶ道、「こんな行き方があるのか!」と感動ものです。

アクセスは、関門トンネルをくぐり国道10号線沿いに下り、中津から耶馬渓を抜けて、玖珠を通って行くルートです。予定では3時間と少しでしたが、少し早め(7:40)に朝日台に到着しました。

(google map様様)

「レストハウスが…」

別府と阿蘇をつなぐやまなみハイウエイは、九州では屈指の観光道路です。ここにある朝日台展望台にはレストハウスがあり、ドライブインが数件ありました。私も友人との久住参考やドライブ、家族旅行で何度も立ち寄りました。

ここからの久住の山並みは、本当にいい景色です。

ドライブイン自体はふつうのドライブインですが、何故か? 下関川棚温泉名物の瓦そばが、ここでもメニューにありました。

この思い出深いレストハウスなのですが、今回出かけてみてびっくり! なんとお店の営業をやめていました… 寂しい限りです… (すみません… 登山とは関係ない話なのですが、ちょっと驚きましたので)

(レストハウス… 営業止めていた)

「農道から林道へ」

朝日台から別府方面に数十メートル歩くと右に曲がる農道があり、これを行くとすぐに再度右に曲がり、朝日台のすぐ裏を通る農道に入ります。朝日台レストハウスの裏を通って農道を進むと… えっ! ゲートが閉まってる! もう進めないの?

いやーどうしよう? よく見るとゲートの端は細いロープで結わえてあり、これをほどいてゲートを開くと入れました。ロープを元通り結わえてから、さらに進むと、次のゲートがあり、ここに「千町無田林道」の案内があります。さきほどと同様、ゲートのロープをほどいてゲートを開けて、林道に進みます。

(別府方面に数十m行くと右に曲がる道あり)
(右折後、さらにすぐに右折し農道へ)
(農道を進むとすぐにゲート…)
(ロープをほどき、少しゲートを開けて中へ)
(2つ目のゲートがあり、ここから林道)

「林道を登山口へ」

林道は舗装路-砂利道ですが、車も通れる道なので歩きやすく、林の中を緩やかに高度を上げていきます。新緑の時期なので新緑が綺麗です! ただ残念なのが天候があまり良くない… まあ雨が降らないだけマシですね。

林道を進むと、まずチェーンが張られ施錠されたゲートがあります。まあ歩行者なので、またいで通過します。

さらに進むと、少し本格的なゲートが現われます。右側に脇道があり、どうやらここが登山道と林道の分かれ道のようです。ここが登山口?

(しばし林道歩き)

(しばらく行くとチェーンの施錠ゲート)
(新緑の中を歩く)
(次のゲートと右への分岐)

「登山口から」

林道の分かれ道を右に入ると、小さな手書きの案内板があります。これが無ければ、ちょっと迷うなあ…

(手書きの小さな登山口案内板)

登山道は道幅1.5m前後の道が山頂まで続きます。

この山は山頂にアンテナ塔があるので、林道が山頂まで続いていると思っていましたが、違いました。山頂へは、この1.5m幅の、くりぬかれたような道が続いています。

さすがにこの道では、車は走れそうにない… その昔、アンテナ塔を建てるために、どうやって荷揚げしたのかなあ? 小さめのキャタピラーの荷揚げ車みたいなのがあって、それで荷揚げしたのかも… あるきながら想像が膨らみます。

新緑の頃なので、綺麗な新緑がずっと続きます。良い景色です。でも天候がいまいちなので、画像的には良い写真が撮れていない…

(道幅はずっと同じ)
(綺麗な新緑)

「植生」

林道に入ると、杉林と雑木林が交互に現れ、雑木林が多くなります。

山頂手前になると、熊笹が現われます。

杉林では新緑は味わえず、この山は雑木林が多く、新緑が堪能できます。

「九重の黒土」

山行への下準備でネットで情報収取している際、九重山域は黒っぽい土が多いと書いてありました。この土は黒っぽい色で滑りやすい特徴があります。

確かに、九重山域も黒岳や大船山の辺りは、黒っぽい土だったような…

この崩平山も黒土の部分が多いですね。ずっと黒い土が続くわけではなく、土色の地肌の部分も混じります。そしてこの黒土、雨の後は滑りやすいですね。でも前日まで雨でしたが、水は捌けており、道が悪いということはありませんでした。

(確かに黒土が多い)

「赤いコガネムシ」

赤いコガネムシが地面を歩いていました。私は初めて見ました。

帰宅後に調べたら、「オオセンチコガネ」というコガネムシでした。

(オオセンチコガネ)

「いざ、山頂へ」

山頂までの道は、単調ではないけれども大きな緩急もなく、リズムよく山頂まで登れます。

山頂直前より植生がススキ、熊笹に代わり、すぐに山頂となります。

アンテナ塔が5~6本立っています。なので山頂は開けており、山頂を示す看板もあります。

あいにくの天候なので、残念ながら景色には恵まれず… ここは晴れていたら、九重山群の景色が最高だっただろうなあ… まあ仕方ない。

(ガスで山並みがおぼろげ…)

山頂からの景色は360度とまでは行きませんが、久住山方面は良く見えるはずです。ガスがかかっていましたが、山影はしっかり見えました。あ~あ、もう少し晴れて欲しかったなあ…

山頂からはライセンスフリー無線機で少し時間を費やしてから、下山の途につきました。

「花は少ないのかも」

この山は、それほど花景色には恵まれていない様で、木に咲く花は、山頂付近に桜の木が1本ありましたが、他には見つけられませんでした。

私は山歩きしていて、花が咲いているのを見るのは大好きですが、花の名前までは覚えられず… 花の名前は良く分かりません。

木に咲く花が無かった代わりに、地面にひっそり咲いている花に目を向けると、意外と幾つかの花が見つけられました。気付かなければ踏んでしまうような花ですが、近づいてよく見ると、高山植物に通じる可憐さがあるような気がします。

「下山」

下山は元の道を下ります。歩きやすい道なので、変化は比較的少ないのですが、新緑は堪能できました。個人的には紅葉よりも新緑の頃の山が好きです。

「崩平山について」

朝日台から山頂まで、私の足では65分でした。

恐らく登山客は少ないと思われ、標識等も少なかったです。ただ道は分かりやすいので、迷うことは無いと思います。

ただ、Yamap、ヤマレコのスマホアプリでは、この山は収載されていませんでした。Yamapはかなりの収載数を誇りますが、残念ながら収載されておらず、登山客が少ない事が窺われます。

でも、晴れていれば山頂からの九重の山並みは、かなり期待できる山です。秋頃に登るのが良さそうですね。

(イノシシのヌタ場と思われる)

「ガイドブックとの差異」

いつもの通り、文県登山ガイド「大分県の山」で行先を選んだ山です。

私の本は、99年第5刷にて、もう20年以上前に発行された本なので、若干情報が異なっています。

ガイドブックには、千町無田林道の途中、ゲートまで車で上がれると記載されています。私は最初から朝日台から歩く予定だったので支障ありませんでしたが、朝日台から農道に入るとすぐにゲートがあり、車は入れません。まあ、細いロープで結んであるだけなので、ほどいてゲートを開ければ、ガイドブックの通り林道途中までは車で上がれますが、朝日台の無料駐車場から歩いても大した時間はかからないので、朝日台に車を停めてから登ることをお勧め致します。

「そしてコロナ禍…」

本日現在(20.5.4)、コロナ禍の真っ最中にて、非常事態宣言が出されています。5月末まで宣言が延長される模様。

外出自粛が叫ばれている中、山登りも自粛すべきという論調と、山登りは問題無いのではという意見もあります。

私は、人と出会わないマイナーな山なら問題無いという考えですが、意見の1つに、山行に伴うケガで、医療に不要な負担を掛けるのは避けるべきであるというものがありました。確かに、この意見は傾聴すべきものです。

コロナは長期戦と予想している私は、注意力を持続させるためにも、息抜きや運動が大事とも思っており、人と会わない山行は続ける予定ですが、配慮すべき点として、ケガをして医療機関に負担を掛けない事を念頭に置くことにしました。なので、歩きやすい道、転倒リスクの少ない山を選んで登ろうと思います。

今回の山行は、狙い通り歩きやすい道で、山行中、誰一人会いませんでした。下山中、小枝を踏んで足を取られ、尻もちを1回つきましたが、歩くのが下手な私は、下山中数回、尻もちをつくのが普通なので、全く問題無し。

早くコロナが終息しますように…

「久住山は遠かった…」

私の個人的な思い出で恐縮ですが…

前回、小学生時代の山登り遠足の話を書いた時に、中学性の頃の出来事が思い出されましたので、ついでに書こうかと…

「久住山登山訓練」

“久住山登山訓練”だったかどうか、正確なイベント名は覚えていませんが、中学生の頃、久住山に登るイベントが夏休みにあり、参加者を募集していました。

確か中学2年の時の話だったように思います。

当時、部活も何もしていなかった暇人の私は、是非行ってみたいなあと思い、参加することにしました。もう大昔の話なので、主催者とか良く分からないのですが、学校からの案内でしたので、学校関係者がバス等で引率されるような行事だったと思います。

一泊二日の行事予定だったように記憶しています。

「久住山について」

私の家は、家族で山登り等に行くようなことはなかったので、遠足以外の山登り経験は、当時の私にはありません。

久住山がどういう山かもよく知らず、ただ大分県にあることは知っていました。

小学生か中学生の頃、クラスメートで「家族で久住に行った」等の話は聞いたことがあり、そう言えば「富士山に家族で登った」とか言うクラスメートも居たような気がする。

恐らく、「家族ででかける」=楽しい所? と言う風に、私の頭の中では想像していたのかも知れません。

今となっては、中学生の頃の私がなぜ、久住山登山に申し込んだのか? 良く分かりませんが、まあシンプルに「何となく楽しそう」とでも思っていたのでしょうね…

「持って行くもの」

中学生の遠足にて、家にあったナップサック以外に、服は体操着、靴は運動靴、水筒や宿泊に必要なもの、飯盒はありましたが、恐らく以外に、雨具、懐中電灯等、幾つかは買わないといけないものがあったように思います。

「準備不足で母親の逆鱗に触れ…」

今思えば、私は親に、「〇〇を買ってくれ」とねだるのが、なぜかイヤでした。

それがあだとなったのか、単に準備するのが遅かったのか…

久住山に行くに際し、必要なものが準備出来ていなかったので、母親に「〇〇が無い」ということを言うと、「分かった」との返事。

後日、他に足りないものがあったので「〇〇も無い」と言うと、母親が怒り出し「直前になって、あんた何言いよるとね! そげな準備も出来んで、山登りなんか行かんでよか!」と言われ… そのまま母親は電話で久住行きをキャンセルしてしまいました…

中学生の頃は、日常生活にイベントの少ない頃だったので、結構楽しみにしていた久住登山でしたが… 行けなくなってしまいました… 相当残念だったことを覚えています。

後日、参加した同級生の話を聞きながら、行けなかったことが悔しかったなあ。

「自分が親となってみて」

そもそも私の子は山登りに行こうと誘っても行かないので、同じシチュエーションに親の立場としてなることはありませんが、もし同じ状況だったら、やっぱり母親と同じことを言ったと思います。

母親は山登りをしないので、「準備不足で山登りに行くのは危険」という認識ではなく、それ以前に「準備も出来ずに行動するな!」という教育をしたかったのだろうと思います。ただ、結局の所その考えは、山登りにはとても大事な事なんですよね…

今となっては懐かしい思い出です。

「憧れの久住山?」

ルートにもよりますが、牧ノ戸峠からの登山の場合、久住山はそれほど難易度の高い山ではありません。それなりの体力があれば、誰でも登れます。

私は社会人となり山登りを始めてから、最初は近所の里山に登り、少し経験を積んでから久住山に行きました。徐々にステップアップしたという所でしょうか。まあ家から久住山は少し離れていたこともあります。

最初に久住山に登った時は、山頂からの景色の雄大さに感動したのを覚えています。

なんてったって九州では名峰ですからね。

その時は6人での登山でしたので、ワイワイガヤガヤで登りましたので、自分が中学生の頃に登り損ねた事は思い出すこともありませんでしたが、30歳を過ぎて、ようやく久住山長に立てたんだなあ… 中学生の自分に見せてやりたかったなあ。

「山道具について その2」

久しぶりに情報収集も兼ねて、山に関する書籍を読んでみました。

「体験的山道具考(プロが教える使いこなしのコツ)」ヤマケイ新書 笹原芳樹

2014年初版発行にて、比較的新しい情報が得られます。この本の中から参考になった内容を紹介、あるいは自分の経験を踏まえた事を書きたいと思います。


「高機能タオル」

本を読むまで、こういうものがあるとは知りませんでした。私はいつも、店の名前等が書いてある、もらいもののタオルを使っています。タオルは高価なものより、少し薄手くらいの、安いタオルで、且つ使いこなしたタオルの方が使い勝手が良いと感じています。かさばらないためパッキングしやすく水が絞りやすく、吸水性も良いからです。

まあ、タオルをわざわざ購入してまで… というのが正直な所。まあ筆者も同様の考えだったようです。「パックタオル(カスケードデザイン)」という商品は、綿の2倍の吸水性を持ち、絞っただけで90%の水を放出する優れもののようです。少し「使ってみようかなあ」という気にもなりました。(実際に買うかどうかは…)


あと、風呂用のタオルとして、「もってこタオル(今治・オリム製)」というものがあり、こちらの方は通常のタオルの半分ほどの大きさで、泡立ちよく、絞りやすく身体も拭きやすいと紹介されています。


他、「ファイントラックナノタオル」というタオルは繊維が細く、濡らして首に巻いておくと気化熱により冷却効果があるようです。


「「タオルはわざわざ買うものでは無い」と考えているあなた、ぜひお試しあれ!」

さて、どうしたものか?

「チタンコッヘルは使いにくい」

山道具、チタン製品は軽くて丈夫で憧れていたのですが、唯一持っているのはシェラカップのみ。アルミ製の倍以上の価格ゆえ、なかなか購入しようとまでは思わない。

知らなかったのですが、チタンは材質的に熱伝導が悪く、且つ山道具ゆえ薄く作られているので、バーナーの熱がコッヘル全体に伝わりにくく、部分的に加熱されるため、炒め物等の料理はし難いらしい。

水を加熱するには問題無いので、湯を沸かす、水の入った料理をするのであれば問題無いが、料理にこだわる人には向かないと書かれていました。

うん、アルミで良いや。

(私はアルミ製が一番使いやすい)

「応急ギブス君」

例えば腕を骨折した際に、厚手のビニール製で袋状になっている、この応急ギブス君の中に手を入れて、空気入れで加圧することで腕を固定できるものです。

また、エア枕としても使えます。

この道具も知りませんでした。役に立ちそうな道具なのですが、単独行の場合は荷物になるので、持参しないだろうなあ…

ただ、複数名で行く場合は、メンバーに1つあると、いざという時に使えそうですね。若いころ、複数で北アルプス等に登っていた時に知っていれば、迷わず持参したと思います。


「レスキューシート」

レスキューシート、最近では100円ショップにも販売されています。小さくて軽いので、緊急用にザックに1つ入れておくと良いですよ。

さて、レスキューシートにも種類があり、銀色と金色のものがあるそうです。知りませんでした。この2つは用途が違うそうで、銀色は熱や光を反射するので、炎天下では銀色面を外側にして被ります。金色は、熱や光を吸収するそうです。通常、金色の裏側は銀色で、熱や光を吸収し、体温は銀色面で反射して体温低下を防ぐ。

レスキューシートは広げたら最後、元の大きさには畳めません。

但し、ずっと使わずに置いておくと、今後は蒸着同士がくっついて、広げた時に破れる場合があるそうです… 私のレスキューシートも年代物ゆえ、買い替えた方が賢明ですね。

(20年前に購入したレスキューシート 未だ山に持参中)

「雷 ラジオ」

山に登っている時に天候が崩れ、落雷が来ると、そりゃもう恐ろしいです。

ご存知の方も多いと思いますが、この雷が近づいていることを感知する方法として、AMラジオがあります。

AMラジオは雷が近くで発生するとノイズが入るので、雷検知器となります。これはソニーのHPにも記載があります。

AMラジオの雷検知は、かなり遠方の雷も検知するようです。雷の音が聞こえている状態では、雷は10~20km以内に近付いているとのこと。

(AMですよ! FMではありません)

「高度計は狂います」

今はスマホ全盛で、標高についても、スマホのGPS 地図ソフトで分かるようで、高度計を持参する方は少数派だと思います。

私は昔購入したカシオの腕時計 プロトレックに高度計機能が付いているので、購入当時は使用していました。(最近はそこまで高い山に登る機会が少なく、高度を把握する必要性が無くなったなあ…)

さて、高度計を知らない方のために。高度計=気圧計です。気圧の変化を高度に換算しています。気圧は天候により変わるので、高度計の数値は目安です。一般的には高度が分かっている地点で、高度計の数字を補正して使うことが多かったようです。また天候が途中で大きく変わっても、気圧計≒高度計の数字は変わります。

(今でも使っているPROTRECK)

「必需品 ヘッドライトと雨具」

これは、別の記事にも書きましたが、どんな山登りでも、お気楽山登りでも、ザックにはヘッドライトと雨具は入れておきましょう。

万が一のための備えです。急な天候変化、道迷い遭難時の夜を過ごすためのものです。

念のための道具なんて、使わないで済むならそれに越したことはないし、基本使わないから、ムダと言えばムダですが… それでも持って行くことを強くお勧めします。

私もそれなりに山登りに行きましたが、一度もトラブルでこれらの道具を使ったことはありません。でも必ず持って行きます。いざという時のためにです。

「日焼け止め」

40歳も過ぎてくると、日焼けすると辛くなります…

地方の里山の場合、樹林帯を歩くことが多いので、それほど日焼けすることは無いのですが、例えば九州であれば久住山なんかは殆ど樹林が無い場合があります。こういう場合は、かなり日焼けします、特に首筋。

悪い事は言いません、日焼けが予想される場合には、歩き始める前に日焼け止めを塗っておきましょう。それだけで下山後の疲れが大きく変わりますので。

「リペアテープ」

雨具類が破れた場合、破損部位が小さい場合には、その部分を覆うように貼り付けられるリペアテープというのがあります。

小さな破損であれば、このテープを貼るだけで補修可能です。テープの角が角ばっている場合には、ハサミで丸くしておいた方が引っ掛かりにくく剥がれ難くなります。

ただ、このリペアテープはそれほど粘着力が強くないので、ハードな使用には耐えれませんのでご留意ください。

また、雨具の色と同じテープが無い場合が多く、色の種類も限られますので、補修箇所は目立ちます。


「インナーザック、スタッフバック」

ザックの雨避けとして、ザックカバーは持っておられる方も多いと思います。

同様に荷物の雨避けとして、ザックの中に入れる防水生地の袋状のものがあります。インナーザックと呼ばれるもので、これも荷物の雨濡れを防ぐ商品です。ザックの口がドローコードで閉めるタイプの場合、内側にもう一つ袋があって、その口を閉めるように使うというイメージでしょうか。こちらの方が防水性が高いのかも知れません。

スタッフバックもザックの中の整頓に活用されている方も多いと思います。スタッフバックは縫い目を目留めしていないので、完全防水ではありませんが、雨具と同じ防水素材で作られており、水濡れをある程度防いでくれます。


「完全防水袋」

これは、スマホ等の防水用に持参される事をお勧めします。通常スマートホンは水に弱く、水が浸水すると故障の原因となりますので。まあ簡易的にはポリ袋があれば何とかなります。

「ゴアテックスの種類」

ゴアテックスと一口に行っても、種類があるそうです。私も詳しくは知りませんでした。

まず、層の数が2層と3層があるそうです。

ゴアテックス生地は、表地と裏地の間にゴアテックスメンブレンをラミネートしています。

3層のゴアテックスは、ゴアテックスファブリクスの表地と裏地の両方に生地を貼り合わせたもの。

2層のゴアテックスは、ゴアテックスファブリックスの表地にのみ生地を貼り付けたものとなっています。3層の方が丈夫です。2層は薄い分、しなやかという特徴があります。

また、機能性の面よりも数種類のタイプがあるようです。

「ゴアテックス(R)プロダクト」スタンダード、一般的なゴアテックスです。

「ゴアテックス(R)Pro」は、スタンダードなゴアテックスよりも耐久性と透湿性が高いのが特徴。過酷な状況で使用する方におすすめ。

「ゴアテックス(R)Active」は特に透湿性に特化した、いかに汗が早く抜けるか、ということを一番重視した製品

ちなみに、「ゴアテックス(R)Infinium」という変わり種?もあるそうです。これは防水性は無く透湿性のみのタイプのようです。

実際には、さらにいろんな種類があるようで… まあ一般の人の山登りに使用する道具であれば、スタンダードなゴアテックスを選んでおけば良いのでは? と思います。種類ばかり増えて分かり難いもの…(これはアシックスのジョギングシューズも同じですね…)

良く見るゴアテックスのラベル

「山登りへのいざない(原体験)」

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山登りは私が社会人になって始めました。学生の頃までは特に山登りには興味は無く、部活も山とは関係の無い事をしていました。

社会人となり、たまにバイクで出かける以外、特に趣味らしい趣味も無かった私は、時間をもてあましていたので、「何しようかなあ…」と思って始めたのが山登りです。

でも、何で山登りだったのだろう? 学生の頃、誘われて2回ほど山登りには行きましたが、それがきっかけということは無く… なぜ山登りだったのか? 恐らく小学校の頃の体験によるものかなあと考えています。

(幼いころの体験)

「通っていた小学校」

私は小学校を卒業するまで、北九州市八幡西区に住んでいました。

通っていた小学校は、北九州市八幡を見下ろす皿倉山の裾野にあり、小学校から見下ろす北側には北九州工業地帯、南側には里山等の自然がある環境でした。

この小学校からは、歩いて行ける範囲に、河頭山(213m)、花尾山(351m)、権現山(617m)、帆柱山(488m)、皿倉山(622m)があります。

「小学校の遠足」

この小学校の遠足が、これら近所の山登りでした。

私が通っていた昭和50年前後の遠足の行先です。

  • 1年生:河頭山(213m)
  • 2年生:鷹見神社(2年生だけは山登りではありません) 片道3.5km前後
  • 3年生:花尾山(351m)
  • 4年生:皿倉山(622m)の8合目にある公園
  • 5年生:帆柱山(488m) (※記憶では帆柱山なのですが、権現山だったかも…)
  • 6年生:皿倉山(622m)

もう、はるか昔の話なので、殆ど遠足の記憶は無いのですが、でも登った事だけは覚えています。

学年が上がるにつれて、遠足の目的地がステップアップしていく事が、なかなか良い教育だったのかなあと思います。子供心に、「6年生になったら皿倉山に登るんだ」という意識はあったように思います。

よく、難易度の高い課題を山に例えた表現がありますが、遠足という課題が学年毎に高い山になっていくというのは、悪くない。

私が今住んでいる所は、歩いて行ける範囲には里山が無いので、小学生の息子の遠足の行き先は里山登山ということはありません。

そういう意味でも、私が通っていた小学校は恵まれてる環境にあったと思います。

(遠足だあ!)

「家の裏山」

私が小学生の頃まで住んでいた所は、丘陵地を宅地造成して作った住宅地でした。

脱線しますが、昭和50年代には、空き地に土管が置いてあったり(ドラエモンの世界)、大きな重機が宅地造成やパイルドライバーで杭打ちする音がうるさかったり、住宅地の近くに養豚農家があったり、ダンプカーが走り回っていたりと、今とは違って騒々しい世界だったような気がします。

その住宅地は完全に造成されておらず、南側は丘陵地が残っていました。まあ端から端まで歩いても10分か15分くらいの狭い丘陵地ですが、雑木林だったので、登山道のような小路があり、恐らくここが最高地点と思われる場所があったり、木の上に板を釘で打ち付けて基地を作ったりと、ちょくちょく遊び場になっていました。山というほどの場所ではないのですが、擬似的な山道歩きの経験は、この裏山で遊んだ経験が最も多かったように思います。

狭い住宅地の中でも自治会が分かれているので、子供同士のつながりもいくつかのグループがあり、裏山の遊ぶテリトリーも縄張りのようなものがあったような無かったような… 今でも当時の風景を頭の中に思い描くことが出来るのですが、残念ながらこの裏山自体は、宅地造成が進み、今では跡形も無く住宅地になってしまいました…

思い出の場所が無くなるのは、やっぱり寂しかったりします…

(思い出の裏山も今はもう無く…)

「読書経験?」

読書からの影響は恐らく殆どないなあ… 山岳小説等を読むようになったのは、自分が山登りを始めて以降だし。

記憶にある、山が出てくる話は、高校生の頃の愛読書「生徒諸君(漫画です それも少女漫画)」の登場人物、沖田成利が大学生の頃、山岳部に所属し、最終的に冬の穂高で遭難死する話くらいかな… でもこの話に影響は受けていない。⇒受けていたら、大学生の時にワンゲルか山岳部に入っているはずだから。

なので、いわゆるメディアからの影響は全く受けていないです。

(高校時代の愛読書は生徒諸君)

「やっぱり原体験があったから」

社会人となって山登りを始めた理由は特に無いのですが、恐らく小学生の頃の経験から、親しみがあったからなのだろうと、自分なりには分析しています。

まあ、理由が大事とは思っていないのですが、ふと「なんでなの?」と思い、自分なりに記憶の糸をほどいてみると、幼いころの体験に結びつきます。

「編集後記」

せっかく小学校時代の思い出を書きましたので、少し調べてみました。

「河頭山(213m)」 北九州市八幡西区大字鳴水

  • 小さな山ですが、巨石がゴロゴロとたくさんあって、ボルダリングの紹介記事のあるHPが幾つかあります。
  • 私が小学生の頃、「河頭山には、昔強盗が住んでいたので、それが名前の由来になっている。」と説明を受けたような記憶があるのですが… ネットではそう書いてある記事は見つけられませんでした…
  • 小さな山なので、登山客も多くありませんが、気軽に登れる山でもあり、帆柱連山登山のついでに登られる方が結構いるようです。

「鷹見神社」 北九州市八幡西区市瀬

  • 市街地の外れにある神社で、参拝客はそれほど多くありませんが、うっそうとした杜の中にあり、とても雰囲気のある神社です。
  • 実は北九州市八幡西区、八幡東区には、“鷹見神社”、“高見神社”という名前の神社がたくさんあります。私も今回、この記事を書くのにネットで調べてみて、びっくりしました。なぜこんなに同じ名前の神社がたくさんあるのでしょうね? 調べてみると恐らく何らかの所以、由緒があると思います。ちょっと興味深かったりします。

「花尾山(351m)」 北九州市八幡西区大字熊手

  • 昔は山城があったようで、城跡が残っています。
  • 何故か、赤穂浪士47名のお墓があるとのこと。

「帆柱連山」

  • 花尾山、帆柱山、権現山、皿倉山の4山を総称して、“帆柱連山”と言うそうです。この中で最も知名度の高い山は、八幡の盟主 皿倉山なのですが、なぜか名称は帆柱となっています。この中で帆柱山は最も地味な山なのですが…
  • これら4つの山は縦走できるようです。標高はそれほど高くないので、1日で4つの山に登ることが出来ます。
  • 皿倉山はケーブルカーがあり、市民に親しまれている山ですが、山頂には昔、小さなスキー場があったようです。また山頂からの夜景は本当に絶景ですね! 私も大好きな景色の1つです。

「元越山(582m)」

(元越山山頂)

大分県佐伯市にある元越山に行きました(2020.4.11)。

前回は中国方面でしたので、今回は九州方面で行先を探し、大分県の山、最初は鹿嵐(かならせ)山に行く予定でしたが、ふと分県登山ガイド(大分県)の他の山を眺めていて、元越山(もとこえさん)のページを何気なく読んでいたら、「低山ながら展望の良さは大分県ではベストワン」と書かれてあるではないか!

えーっ! 久住を超える景色なのか? 国木田独歩の本「元越山に登る記」にも描写してあるらしい…(そもそも国木田独歩の著書を読んだことが無いのだが…)

そこまで言うのなら、「この目で確かめてやろうじゃないか」と思い立ち、この山に登ることにしました。

「行き当たりばったり?」

実は前日に天気を調べていて、大分方面の天気がいまいちだったので延期しようと考えていました。ところが夜9時頃に天気予報を見ると、午前中は晴れになっていました。「行けるかも」と思い、朝5時に起きて5時の気象情報を見てから決めることとし、寝ました。

朝5時に起きて天気予報を見たら、午前中は晴れの予想となっており、これは行くしかないと、そのまま出かけました。荷物はザックに入れっぱなしにて、バタバタと準備して5:30前には出発しました。何か、準備も適当な行き当たりばったり感が久しぶりだなあとか思いながら…

「色利登山口」

Google mapは、かなり辺鄙な所でも、検索でその場所がヒットしますので、地方の里山登山には結構使えるのが前回の登山で実感しました。

今回の元越山はネットでも結構情報があって、地元で愛されている山なのが窺われます。分県登山ガイドでは木立登山口からのルートが紹介されていましたが、Google mapで元越山を検索すると、色利登山口がヒットしましたので、色利登山口から登ることとしました。

自宅から登山口まで走行距離が200km前後、3時間のアクセスとなります(東九州道利用にて)。

東九州自動車道 佐伯堅田ICで下りて、色利登山口に向かいました。県道501号線からナビの指示で右折して細い道に入ると、地元の方が作られた登山口案内の標識があり、迷うことはありません。県道から登山口駐車場までは細い生活道路で舗装され、距離も無く、難なくアクセス可能です。

家を出て登山口駐車場についたのが、8時10分頃でした。

(駐車場は広く、小屋もあります)

「愛されている感たっぷり」

地元の登山愛好者の方に愛されている感たっぷりの山ですね。登山道には手作りの標識、道案内や木の名称札がかけてあります。一部風化しているものもありますが、道標はきちんと管理されているようで、道迷いポイントに設置されており、ほぼ道に迷うことはないはずです。また色利登山口からの登山道は展望スポットが幾つかあり、歩いていて飽きない。

駐車場を出た所に登山口への案内板
舗装路を上っていくとすぐに登山口がある
取り付きは階段が作ってある

「登山道について」

第一展望台からの景色

概して歩きやすい道です。ルート上歩きにくい場所はありません。急登となるような傾斜の場所も無く、若干の緩急もあり、ペースもつかみやすいです。

木の種類も表示がある やまもも
第二展望台
第二展望台からの景色

標高が低いので(582m)、楽勝だあ~ と思っていたのですが、登山口付近に示されていた津波にかかる標識で海抜高度は10mと記載されており…標高差570mの登山… いやいや決して楽勝ではないなあ。でも歩きやすい道なので気持ちよく歩けました。

要所にある道案内看板
尾根筋の路

木々もいろんな種類があり、私は種類等全く詳しくないのですが、杉と自然林が交互に現れるような感じで、見ていて飽きない。

第三展望所からの景色

途中の展望ポイントが5つあり、いいタイミングで出てきます。変化があり、登っていて楽しい路です。

第四展望台
第四展望台からの景色
木漏れ日の小径 洒落ている

「第四~第五展望台」

途中、ごく一部だけ林道を歩きます

途中で、空が開けてきたので「そろそろ山頂か!」と期待しましたが、違いました…

第五展望台からの景色

「第五展望台~山頂」

「登山時間」

歩き始めて、1時間40分前後で山頂につきました。

この日は山頂で昼食は食べず、ひたすら景色を見ていました。

「山頂からの景色」

360度視界が開けており、海も山も良く見えます。入り組んでいる海岸の景色が印象的で良かったです。

東方の展望
北方の展望)
西方の展望
南方の展望

この日は晴天でしたが雲量が多く、遠くの方は若干かすんでいました。四国の山並みもぼんやりと見えたのですが、もう少しはっきりと見えると良かったのになあ。

360度まるまる景色が見える山頂というのは、それほど多くなく、海に面しているので変化があり、良いですね。

何が良いって、この景色を独り占めですから! 自分以外誰もいない山頂って、悪くないですよ!

「下山」

道が良いのでテンポよく歩け、45分で下りました。この日は一度も尻もちをつくこともなく、順調に下りました。でも、やはり下山の方が脚に負担がかかるようですね。若いころは登りが苦手で下りが得意でしたが… 脚力の衰えなんでしょうねえ~

「登山後記」

登る前の期待、山頂からの絶景への期待が大きく、でも期待が大きいと要求度も上がるため、実際に満足できなかったりもします。意外に全く前情報が無く、何の期待もしていなかった山に発見があると、ちょっと嬉しかったりします。

今回の登山は、もう期待が大きく、実際の山頂からの景色は、正直に言うと「おおっ~!」と言うほどの景色ではありませんでした。但し、前述のように晴天でしたが雲量が多く、遠くはかすんでいました。これが空が快晴で真っ青、遠くまで視認できる状況だったら… と少々残念にも思いました。景色において空の青色は大事なんですね! 快晴の真っ青な青空の下であれば、ここの景色は期待通りのものを魅せてくれる、そう思いました。「期待感」が評価を下げる原因だっただけで、前情報なしにこの山に登っていたら、山頂からの景色は、もう笑いが止まらなかったと思います。

「コロナ禍(2020年4月時点)」

目下、非常事態宣言まで出され、大変な状況になっています。登山界においても、ネット上は自粛する様、注意喚起がされています。

非常事態宣言においては不要不急の外出、人混みを避ける事を要求されていますが、健康維持のための(人の少ない、感染機会の少ない場所での)散歩は推奨されています。

大事なことは、感染リスクを理解し、責任ある行動をとる事だと思います。

地方の里山、メジャーではない地元の里山については登山者数も少なく、感染リスクの少ない場所だと言えると思います。またコロナは時点で特効薬は無く、抵抗力、免疫力を維持、向上させるためにも運動は必要です。

今回の登山においては単独行にて、車は私一人、登山中、道ですれ違った方は男性1名、下山中は男女1組、男性3人組、男女1組、男性ソロ1名、男性ソロ1名、男女1組にて、計12名の方とすれ違いました。すれ違い時には立ち止まらずに挨拶は交わしましたので、感染リスクは皆無ではありませんが、問題になるレベルでも無いと考えます(マスク装着者は私も含め0人)。コロナウイルスの早期終息を願っていますが、現実は長期戦であろうと予想しています。体力維持、精神性の維持のためにも、リスクについて考え、今やれることをやろうと思います。

登山客の車

「蛇足」

前日のビールの影響か、なぜか歩き始めて途中からお腹が痛くなり…(腹んせく…)

やむを得ず、途中で雉撃ち…

久しぶりの雉撃ちで少々緊張しましたが、まあ誰も居なくて、鳥のさえずりが心地よかった! この山、野鳥が多いようです。30歳過ぎに山に良く行っていた頃は、雉撃ちもこなれたものでしたが、ブランクがあると…

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「ライセンスフリー無線 大神ガ岳にて」

大神ガ岳に登った日は、ライセンスフリー無線のイベント「春の一斉ON AIR DAY」でした。まあ、この日を選んで登頂したのですが、もう本当に久しぶりに、CB無線機で山頂からお空に出てみました。

「ロケーション」

山行内容について、先にブログに投稿しています。

大神ガ岳山頂:島根県益田市匹見町紙祖にある山です。

標高は1170m

山頂付近には少しだけ残雪も残っており… いやー寒かった! 前日から風が強く、山頂付近は遮るものも少なく、気温が低く風もあり… もう我慢しかないな…

「無線交信状況」

9時ころからお空に出ました。CQを数回呼びかけましたが応答無し… 

こういう時って、「誰もいないんだろうなあ」と思うのと、「もしかして、無線機の故障?」を疑います。

しばらくワッチしていた所、“くまもと”局が聞こえました。大分県の山に移動している局と、“メリット5”で交信できました。

(私のCB無線機にはSメーターが無いので、メリット評価となります)

くまもと局と更新後、くまもと局が、別の局と交信しているのが聞こえました。

その後、わずかに“ひろしま”のコールサインが聞こえましたが、取れませんでした。

以降、しばらく時間が空いてから、“やまぐち”のコールサインが聞こえ、交信出来ました。ギリギリ聞き取れるかどうかの声でしたが、なんとか交信成立しました。

寒さに耐えきれず、山頂に40分ほど滞在した後、下山しました。

「特定小電力」

特小も持参し、何度か呼び出しましたが… こちらの方は空振りでした。

「交信記録1」

  • 相手方:くまもとDH304
  • 時刻:2020.3.20 9:10
  • 相手の場所:大分県日田市釈迦岳中腹
  • 信号強度:相手方5-2  当方 メリット5
  • 直線距離:180km
(交信距離 180㎞前後)

「交信記録2」

  • 相手方:やまぐちKT716
  • 時刻:2020.3.20 9:35
  • 相手の場所:山口県周南市大津島たてがみ山
  • 信号強度:相手方 3-1  当方 メリット1
  • 直線距離:67km
(交信距離 67km前後)

「当局コールサイン」

やまぐちSA37

「雑感」

無線の面白さの一つに、電波の伝わり方が地形、位置により左右される所があります。

今回は2局と交信しましたが、遠くの大分県の方が良く電波が届いていました。恐らく、相手局の垂直位置、標高位置による差なのだと思いますが、周りの地形等にも左右されるようです。

今回交信出来たのは2局でしたが、空振りよりも全然いい! 久しぶりに交信出来て、良かったなあ…

交信頂いた各局さん、ありがとうございました!

acworksさんによるイラストACからのイラスト

「大神ガ岳(だいじんがだけ)」島根県益田市

昨年の秋にぎっくり腰となって以降、久しぶりに山登りに行きました。

今回は島根県益田市にある、「大神ガ岳(1170m)」に登りました。

「まず道が良く分からない…」

  • 行先を決めるのに、最初に見るのは、ヤマケイの「分県登山ガイド」。未だ登っていない山を探そうとすると、ちょっとアクセスが遠くなりますが、まあ交通量の少ない山間部の道を車で走るのも、ドライブと思えばそれもまた由しかな。
(私のガイド本は初版の古い本)
  • 今回は、島根県西部の大神ガ岳に行くことにしました。ブランクがあったので山頂までの所要時間が短い山だったのと、駐車スペースがあったので。
  • 「分県登山ガイド 島根県の山」の紹介記事、車でアクセスする場合の解説が結構雑で… それは置いておいて、登山口が林道にあるのですが、この林道がネット地図でなかなか探せず… Yahoo地図で「大神ガ岳」を検索してもヒットせず、次にGoogleマップで検索して、ヒットしました。山までの道が、なかなか見つけ出せず、把握するのに結構時間を要しました。
  • 今はナビで何処でも行けますが、やはり自分がどこの道を通っているのか? 位置関係はある程度は把握しておきたく、県道42号線から吉和に抜ける林道―三坂八郎線に入るというのを頭に入れました。登山口はこの林道にあります。
  • (山に登った翌日に、再度Yaoo地図で確認した所、「大神ガ岳」ではなく、「大神ヶ岳」であればヒットしました。ガとヶの違いなんて…)

「スマホナビ」

  • スマホにはY!カーナビアプリが入っています。またGoogle mapはAndroidの場合、最初からインストールされています。今回、Y!カーナビではルート検索は不可でしたが、Google mapの方は登山口までルートが出ましたので、Google mapナビ頼りで車で移動しました。
  • 車にも後付けのカーナビは載せていますが… 三坂八郎林道は地図上になく、当然ながら大神ガ岳では検索出来ず… もうナビもスマホの時代なんだなあと、しみじみと感じました。
  • 今回、初めてGoogle mapナビを使いましたが、何がすごいって、情報更新がリアルタイムに近いので、通行止め情報も得られます。今回も通る可能性のあった国道の一部区間が通行止めとなっていたのですが、これはGoogle mapナビ上で案内され、そういう情報が得られることに、少々驚きました。
  • ただ、Google mapナビがナビとして優れているか? と言えば、機能は最小限です。右左折をするルート変更予定箇所以外では、何も案内がありません。田舎の細い道を道なりに走っていて、Goole mapナビが、「その先でUターンして下さい」と言った時には「はあ~っ?」となり、とりあえずUターンして車を止めて確認したら、途中で右折する所を直進してしまっていたようです。カーナビなら教えてくれるのですが…
  • まあ、それでも田舎の里山の登山口までのアクセスに使えるのは、本当にありがたいですね。今後重宝しそうです。

「登山口までのアクセス」

  • 小郡まで高速を使い、そこからは国道9号線で津和野方面に向かい、ナビ頼りで登山口まで向かいます。
  • 国道488号線にある益田市匹見と、国道187号線にある吉賀町を県道42号線が結んでいます。この県道42号線の途中から、大神ガ岳登山口のある林道―三坂八郎線に入ります。この林道―三坂八郎線は吉和方面に抜ける道のようです。
  • 私は吉賀町の方から県道42号線に入りましたが、この道は途中で峠を越えるルートのため、くねくね道で道も細くなります。まあ殆ど車両が走っていないので、対向車との離合は殆どありませんでしたが、峠のあたりは走りにくいですね。
  • 県道42号線から林道―三坂八郎線への分岐は、ナビがあったので迷いませんでした。「吉和→」と書いた小さな看板が出ています。
(「吉和→」の小さな看板)
(林道に入ると林道であることを示す看板がある)
  • 林道に入れば、あとは一本道にて迷うことはありません。林道と言っても舗装されているので、砂利道よりは走りやすいのですが、この林道、ガードレールがあまり無く、山側にも溝がある所が多く、つまり細い道で左右脱輪の可能性があり、おまけに道は苔むしていて滑りやすく、タイヤをスリップさせたらアウトなので、ゆっくり走りました。
(ガードレール無く、山側に溝)
(所々に雪が残っている)
  • この日は前日からの強風で、道路上に枝が大量に落ちており、車の下側に枝が絡み、引きずって走っていました。でも、道沿いに川もあり、落葉樹の葉が落ちた状態で、森や林の景色は良かったです。
  • 登山口にはわかりやすい鳥居があり、道を挟んで駐車場スペースがあるので、迷うことはありません。
(鳥居があり、分かりやすい登山口)
(登山口の目の前に駐車スペース有り)

「大神ガ岳山頂へ」

  • 3月も20日の春分の日、桜の開花便りもチラホラ聞こえ始め、頭の中は春モードで出掛けたのですが… 雪が道沿いに残ってるじゃん! そう言えばガイド本にも、「林道の雪が解ける3月下旬 登山適期は4月から」と書いてあったなあ… 暖冬なので雪なんか無いだろうと、確かに車の往来には雪の影響は無かったのですが、やはりこの辺の雪は侮れないなあ。
  • というか、頭の中は春モードだったので、車を下りたら寒さで震えました! 標高も高く、恐らく気温は2~3℃しかなかったと思います。おまけに前日から風が強く、寒さが身に沁みました。
  • 残雪と寒さでテンションだだ下がりでしたが、天候は晴れており、せっかくここまで来たのなら、もう登るしかありません。身支度して一路山頂に、鳥居で手を合わせてから入山しました。
  • 登り始めて最初は杉林の中をつづら折りになった登山道を上ります。特に歩きにくい所は無く、傾斜も緩やかではありませんが、それほど急登でもなくと言った所でしょうか。
  • しばらく行くと、谷筋に掛けられた小さな橋があります。苔むして滑りやすいのですが、とても味のある橋です。
  • 橋を渡りしばらく歩くと、「平岩」という大きな石があり、小さな看板があります。この先にある社や岩について図示されていました。
  • 少し歩くと、岩陰に社がありました。おそらくここが、平岩にあった看板に書かれてあった、「山葵天狗社」なのだろうと思います。(お参りするのを忘れていました…)
  • 社を過ぎて、また少し登ると、「潜岩」が現われます。大きな岩が2つ、向かい合わせに重なった状態で、この間を登山道として潜り抜けるのですが、隙間が大きく、それほど身を屈めなくても通れます。
(潜岩)
(看板が無くならないように石が置いてあった)
  • 潜岩を潜り抜けて、少し歩くと、いよいよ山頂に鎮座している巨石群が現われます。この山は山頂に巨石が鎮座している不思議な? 山なのです。大地震が来たら、山頂から岩がころげ落ちていくのではないか?
  • この巨石群、ガイド本には「懸崖(けんがい)」と書かれてあります。ふ~ん、こういうのを懸崖と言うんだと知りました。しかし本当に大きな岩です。懸崖の取り付き箇所にも祠がありました。すぐ脇には、「第三十七回くにびき国体炬火採火ノ地」との石碑が建っています。ちなみに「炬火」は「きょか」と読むそうです。たいまつ、かがり火のことのようです。
  • この巨石から山頂に出るには、左右どちらかに回り込んで登る必要があります。巨石に向かって左側の方が道がはっきりしているようです。私も左側の方から山頂に向かいました。山頂からは反対側を回って下りようとしたのですが、道が途中で分からなくなり、元の道で下りましたので、巨石に向かって左側に行くのが無難だと思います。
  • 山頂付近は残雪が残っており、もう本当に久しぶりに雪を踏みしめることとなりました。若いころは少し雪が積もっている山にも好んで登りましたが… さすがに今はその頃の元気も体力も無いのですが、雪を踏みしめる感触、悪くない!
  • 山頂部分が巨石なのですが、「ここが山頂」という所が見つけらず、だいたいどこの山も山頂を示す看板があるのですが、見つけられませんでした。それで、自撮りの山頂記録写真の撮影も忘れてしまい…
(この岩の上が山頂じゃないかなあ)
  • 山頂からは南側に景色が開けており、木々の間が残雪で白くなった山肌の景色を堪能できました。ただ、もう寒くて寒くて、おまけに山頂付近は風が強く、雨具を着込んでしばらくたたずみましたが、寒かった…
  • 本当は、ここから西側の赤谷山への縦走を計画していたのですが、気温が低く風が強く、この中を歩くのは辛いので、縦走は断念しました… 天気は良かったのですが…
  • 下山は往路を引き返しました。杉の木の根元にあった苔、苔はぱっと見はそうでも無いのですが、近づいてよく見ると、単調な綺麗さがそこにあるような気がします。
  • 今回の登山は単独行でしたが、さすがにこの寒さの中、誰にも会いませんでした。駐車場には私の車のみ。まあ、田舎の里山登山では、ままあることですね。
  • 登山口から山頂まで、30分ほどで登れ、山頂からの景色も良く、途中にも祠や巨石があり、山頂の巨石群が圧倒的な大きさで、特徴的な山でもあり、登山口にも安心して車が停められるスペースもあり、良い里山だなあと思います。

「雑記」

  • 林道の脇には川が流れており、夏なら車を停めて水浴びも良いかな。
  • 帰路の途中、道端に真っ赤な桜? がありました。桜と思うのですが、帰って調べてみましたが、おそらく寒緋桜ではないかと思われます。濃い花の色と、下向きに花が咲くのが特徴のようです。まだ花は完全には開いてない状態でしたが、この色の桜は初めて見たように思います。
(寒緋桜?)
(帰路 道沿いの山並み)
(渓流にも巨石 釣り師もいた)
(益田市 山間集落の家並み)

山ギャラリー②(里山)

近場の里山登山時の撮影画像を幾つかピックアップして紹介致します。

右谷山(山口県)

山口県第二の高峰 標高1,234m 稜線にはカタクリが群生しています(山口県錦町)。そのカタクリの花の画像です。小さな可憐な花です。

(右谷山 カタクリ)

右田が岳(山口県)

山口県防府市にある里山です。標高426m。巨岩に摩崖仏が彫り込まれています。山頂からは360°の景色が見られます。

(右田ガ岳)

開聞岳(鹿児島県)

有名な、薩摩富士(開聞岳)です。山頂からの景色で、池田湖が見えます。

(開聞岳)

観音岳(山口県)

山口県周南市にある里山、標高408m。駐車場があります。ハイキングコースには四国八十八か所の石仏が配置されており、お遍路気分が味わえます。山全体を四国に見立て、阿波、土佐、伊予、讃岐国に分かれ境があります。楽しく歩けるコースです。

(観音岳)

鬼ガ城山(山口県)

山口県下関市にある里山、標高620m。山陰の日本海側に面しており山頂からは海が見えます。山頂にあるピッケルのモニュメントです。登山者用の駐車場があり、近くには川棚温泉があります。

(鬼が城)

久住山(大分県)

大分県の久住山は、九州や山口においては、超有名な山ですね。あえてここで紹介する必要も無いと思いますが、山頂にカラスが居ましたので、何気なく撮影しました。なんか、佇んでいる感が良いです。

(久住山)

剣山(徳島県)

徳島県最高峰の剣山、12月末の景色です。雪が被り、とても素敵な景色でした。お気に入りの1枚です。

(剣山)

高山(山口県)

山口県長門市にある青海島(おうみじま)。ここにある山で標高320mです。これは、山頂にある、旧日本海軍監視所跡です。特異な海岸線の景色も素晴らしく、お勧めの里山の1つです。

(高山)

両子山(大分県)

大分県の国東半島にある山で、国東半島では最高峰となります(721m)。山麓にある両子寺の境内が登山口となっています。

(両子山)

市房山(熊本-宮崎県)

熊本県と宮崎県にまたがる市房山、標高1721mです。日本二百名山・九州百名山にも名前を連ねているそうです。まあ、ここは里山というには標高も知名度も高い山です。花の名前が分からないのですが、私にしては良く撮れた写真でしたので。

(市房山)

小五郎山(山口県)

山口県錦町にある1,162mの山です。私はあまり昆虫の写真は撮らないのですが(というか相手が動いていると、私の腕では写真は無理)、ちょうど花にとまった所だったので撮影できました。アゲハ蝶だと思います。

(小五郎山)

大蔵ガ岳(山口県)

山口県の阿東町にある834mの山です。8合目に巨大な岩屋があります。山頂からの景色も良く、麓はSL山口線が走ります。私が登った時には、この「一言箱」があり、中にノートがあり登山者の感想等が書かれてありました。

(大蔵ガ岳)
(大蔵ガ岳)

狗留孫山(山口県)

山口県には、「狗留孫山」という名前の山が2か所あります。こちらは徳地町の狗留孫山で標高544mの山です。この山も岩に摩崖仏が彫られています。写真は、中腹にある奥の院の写真だったと思います。柱の彫り物が特徴的というか、可愛らしい顔です。

(クルソン山 徳地)

馬糞ガ岳(山口県)

山口県錦町にある山、985mです。写真は山とは関係なく、麓の風景にて、タイヤで作られた恐竜?があります。この辺りは、恐らく秘密尾(ひみつお)地区と呼ばれる地名の所だと思われ、平家の落人集落ではないかと言われている所です。

(場糞が岳)

(番外編)富士山

言わずと知れた日本一の山、富士山(標高3,776m)山頂からのご来光です。7月に登りましたが、さすがに山頂は寒かった! 震えながらご来光が登るのを待ちました。

(富士山)

「山登りと無線機」

会社の同僚と数年間の間、多くの山に行きましたが、異動や結婚等により同行者も少なくなり、私自身も結婚した事もあり、以降単独行が多くなりました。

結婚後、アマチュア無線の免許取得を思い立ち、4アマの免許を取得しました。及びせっかくの免許なので、無線機も購入し山行に持って行くようになりました。当時は既に携帯電話は持っていましたが、そのころは未だ少し市街地を離れると、“圏外”が多く、山登りでは全く使えない状況でしたので、無線機は非常用に持参していました。

山登りと無線機は、ある意味相性が良いというか、特に単独行の場合、そういう風に思っています。

「無線機との出会い」

  • 昔はアマチュア無線が“King of hobby”と言われており、無線人口も多かったですね。当時は小学生だったので、私には無縁な世界でしたが、小学校の友人宅の屋根に大きなアンテナがあり、無線機があったのを覚えています。これらの無線機器は友人の父親のものでしたが、当時私は狭いアパート暮らしだったので、無線機というよりは、大きなアンテナの建てられる一軒家の方が羨ましいなあと…
  • そのアマチュア無線の影響なのか分かりませんが、子供向けには玩具のトランシーバーが多く販売されていました。学研がトランシーバーを出しており、“6石”とか、トランジスタの数が書かれていたのを覚えています。私の家にも玩具のトランシーバーが1セットありました。
  • これ、おもちゃのトランシーバーなので、交信距離は数百メートルしかないのですが、ある時、父親がアパートの高い位置に細長い鉄の棒(アンテナの代わり)を取り付け、この鉄棒とトランシーバーのアンテナ部分を銅線でつないで、私に渡しました。そして、父親と母親は用事があるため車で出掛け、小学生の私は留守番、母親がもう1台のトランシーバーを持って、車の窓からアンテナを出して、しばらく私と交信していました。車が離れて行き、無線は途切れましたが、普段より遠くまで電波が届く事を面白いなあと思った記憶があります。
  • 父親がアンテナを外付けする知識をどこから仕入れてきたのか分かりませんが、当時の玩具のトランシーバーは恐らく27MHz帯の水晶発振子を使っていたはずにて、外部の高い所に長い導電性の棒を立ててトランシーバーとつなぐと飛距離(交信距離)が伸びるのは、今考えても理にはかなっています。
  • 私が中学生の頃、CB無線機が一部で流行っていました。昭和50年台はCB無線機も全盛で、同時に違法CB無線機による電波障害も問題になっていた頃です。当時、合法CB無線機を持っている同級生が羨ましかったですね。また、違法CB無線機を持って家に外部アンテナ建てている強者の同級生もいました。何より中学の先生の一人が、家に違法CB無線機のアンテナ立てていたという、なんというのどかな時代だったんでしょうね! → 遠足か何かの時、無線の話になり、その先生本人が話していたのを横で聞いていましたので。
  • 私はCB無線機は買えませんでしたが、同級生から借りて何回か使わせてもらった事はあります。CB無線機は試験はありませんが、合法CB無線機の場合、無線局として登録が必要でした。登録によりコールサインがもらえるのですが、私は無線機も持っていないのでコールサインなんかあるわけでもなく、適当な名前でお空に出ていました。まあ今では完全に違法ですね…(当時でも違法ですが…)。
  • 小中学生の頃、「無線機でよく遊んだ」という事は無いのですが、身の回りに無線機がある環境だった為、それなりに興味は持っていたのだろうと思います。そうでなければ、結婚後に「アマチュア無線の資格を取ろう」とは考えなかったと思います。

「子供の頃、買えなかったもの」

  • 私の家は標準的な収入の家庭でしたので、貧しくはありませんでしたが、「欲しいものを買ってくれる」という両親ではありませんでしたので、高価なものは殆ど持っていませんでした。
  • 家それぞれに教育方針があって、自分が子供の親となってみて、別にその考えに不満も何も無いのですが、それとは別に、子供の頃に欲しかったものに対する執着心は消えないというか、なんか当時手に入らなかったもの、今でも欲しかったりします。特に使いたい とかじゃなく、とにかく欲しいという欲求。あまり良いことではないのですが… ある意味反動なのかも。
  • 話は少し反れましたが、アマチュア無線の免許を取って、本来の目的である非常通信用にハンディ機を1台購入しましたが、ハンディ機は家にあっても、交信相手は近くの人に限られます。「もっと遠くの人と交信してみたい」と、単にそれだけの理由で、低出力の短波帯の無線機も購入し、当時住んでいたアパートに小さな外部アンテナを取り付け、交信してみました。
  • 低出力(10W機)とは言え、小さなアンテナでも短波だと飛ぶんですね! 安定して飛ぶわけではないけど、北海道、関東、関西の局と交信出来ました。韓国の局とも交信しました。無線の醍醐味の1つが、自分の出した電波が遠くまで届く不思議さの体感だと思います。
  • その後、転勤等により3回ほど居住地が変わっており、都度無線機のアンテナを設置するのは正直面倒なこともあり、短波用の無線機はお蔵入りになっています。元々、無線に対して、それほど情熱があるわけでもなく、子供の頃買えなかった無線機で遠くの人と交信してみたい という動機だけなので長続きせず… まあいいか。
(アマチュア無線(ハンディ機))
(STANDARD VX-3・VX-7)

「山登りと無線機は相性が良いのだが…」

  • (前置きがとっても長くなってしまいましたが…)私は、山登りと無線機って、相性がいいなあと思っています。
  • 山登りに無線機を持って行くメリットとしては、非常通信手段として使える(可能性がある)ということです。アマチュア無線の場合、“通信の相手方”が存在しなければ交信は成立せず、また谷筋や標高が低い場合は電波到達範囲が狭くなるため、電波を拾うことが出来る無線局との交信の可能性も低くなります。それでも携帯電話が使えない環境において、アマチュア無線機は助けを呼べる可能性のある機器である事には違いはありません。
  • さて、それは置いておいて、単に無線という趣味で見た場合、山登り、山頂というのは無線環境としては非常に良い環境です。標高が高く周りに障害物が無い所ほど、無線の電波は遠くまで届くからです。遠くの無線局と交信する方法の優先順位は、①位置(環境)、②アンテナ性能、③無線機の性能 と言われており、標高の高い山頂は、もうそれだけで無線交信においては、恵まれた環境となります。
  • 昔から、アマチュア無線機は遭難時の通信手段として有効と言われており、山岳会等の登山においては殆ど持参されているようですが、普段の里山歩きにおいて、山頂で無線機で交信されている方は、実はあまり見かけたことがありません。私はそれなりの回数は山登りをしているので、山登りを趣味とされている方の無線人口は、さほど多くないというのは実感ですね。山登りと無線というのは、趣味性としては嗜好が違うようにも思い、両方される方の方が珍しいのかも知れません。
  • 私自身は、山登りに行く際は、ザックに無線機を入れていくことが多いのですが、山頂で使うかどうかは気分次第の所があります(人が大勢いる所場合等は、少々恥ずかしいような気もあり)。元々熱心な無線家ではなく、控えめな無線家なので、交信しても1~2局、こちらからCQを出して呼びかけるわけではなく、聞こえてきた局に応答する形での交信ですが、それでもマイナーな山の山頂からの交信等の場合は、めったに交信できない場所だったりするので、相手に喜ばれたりもします。そういう無線機の使い方も、気長に付き合えるようで、悪くないなあと思っています。

「ライセンスフリー無線」

  • アマチュア無線の場合、①無線従事者免許(1級~4級)と、②無線局免許証 の2つの免許を得ないと、法律上運用が出来ません。私は3級アマチュア無線の免許を持っており、局免もあります(局免が無いとコールサインが得られない)。
  • 他方、ライセンスの不要な無線機もあります。昔からあったのは、CB無線機と特定小電力トランシーバーの2つですが、最近は、デジタル簡易無線機、デジタル小電力コミュニティ無線機というデジタル無線機が2種類、増えています。
  • 私は、後者のデジタル無線機は持っていないので、どのように使われているかは分からないのですが、特定小電力無線機とCB無線機は持っています。これらの無線機は電波の出力も小さく、市街地では近距離でしか運用出来ないのですが、ロケーションの良い山頂からだと、数百kmほど飛びます! 非力な無線機を、ロケーションの良い山頂まで担ぎ上げて運用することで、非力でもはるか遠くの無線局と交信できる事が、その醍醐味のように思います。
  • アマチュア無線機は、過去の最盛期に比べ、現在は実際に運用している局は激減していますが、それでも国内では開局している局も多く、不特定の相手方とも交信出来る可能性が高いのですが、ライセンスフリー無線の場合は、それを趣味的に使う方は限らており、平日の平野部で無線機のスイッチを入れても、雑音しか聞こえません。
  • ライセンスフリー無線の場合は、年に数日、皆でこの時間にお空に出ようという、“一斉ON-AIR DAY”があります。なので、この日にロケーションの良いいろんな所に出かけて交信を楽しむようになっています。
  • 私も、この一斉ON-AIR DAYに無線機担いで山に登っていましたが、出来れば登ったことのない山に登りたいというのがあり(無線のために同じ山に何度も登るのは好まないので)、せっかく登ったは良いが、ロケーションがいまいちで、交信が空振りだったことも数度あります。
  • ここしばらく、CB無線機からも遠ざかっていましたが、せっかくですから今年はお空に積極的に出ようかと考えています。無線機がまともに動いてくれればですが… ふと思うのは、山登りだったり無線という遊びは、ブランクがあっても再開できる所が良さの1つかなあと思います。
(特定小電力トランシーバー)
KENWOOD UBZ-LK20
ICOM IC-4100

「備考:一斉ON-AIR Dayについて」

ライセンスフリー無線機相互の交信機会を増やすため、全国的に一斉にON-AIRしようと有志にて決められた日があります。私がCB無線機の運用を始めた15年以上前から情報がありましたので、結構な歴史があるように思います。日程は当時から変わっていない様で、今後もしばらくはこの日程だと思いますので、ご参考までに。

  • 春の全国一斉オンエアデイ:春分の日 9:00~15:00
  • G・W一斉オンエアデイ(毎年5/3・4の祝日 5月3日21:00~5月4日15:00)
  • SUMMER VACATION(毎年7月の最終土日 土曜日21:00~日曜日15:00)
  • 秋の一斉オンエアデイ(毎年9月敬老の日を含む連休の土日 土曜日21:00~日曜日15:00)
  • 全国各地一斉オンエアデイ(毎年11月文化の日 9:00~15:00)
  • 年末年始一斉オンエアデイ(12月31日21:00~1月1日15:00)
(CB無線機)
National RJ-410

「CB無線機での遠距離交信」

私はそれほど熱心な無線家ではないので、遠距離交信も数えるほどしかありませんが、わずか0.5Wの出力しかない無線機が、はるか遠くの人と交信が出来るというのは、やはり面白いなあと思います。

  • 2007年だったと思います。阿蘇山から北海道の無線局数局と交信出来ました。これはEスポと呼ばれる電離層反射による交信で、運が良かったものです。このEスポ、本当にある瞬間から急に無線機からいろんな交信が聞こえてきて、「えーっ! 北海道!」と思いながら、一生懸命呼びかけて数局と交信できました。その後スーッと交信が聞こえなくなり、ほんとある一瞬の間だけ交信可能な時間があったのが不思議で、貴重な体験でした。
  • 下関 華山 - 愛媛県伊予市
  • 下関 華山 - 福岡県久留米市鷹取山
  • 下関 華山 - 愛媛県久万高原
  • 国東半島文珠山 - 愛媛県高縄山
  • 雲仙普賢岳(長崎)-九千部山(佐賀)

あまり正確に交信記録も取っておらず、記録にあるのはこの程度ですが、北海道と交信できたのは嬉しかったですね。

(CB無線機)ICB-880T(SONY)

(備考:保有している無線機)

  • CB無線機 SONY ICB-880T
  • CB無線機 Panasonic RJ-410
  • 特定小電力トランシーバー KENWOOD UBZ-LK20
  • 特定小電力トランシーバー ICOM IC-4100
  • アマチュア無線機 STANDARD VX-3
  • アマチュア無線機 STANDARD VX-7

山道具について 道具への愛着

気付けば、それなりの期間、山登りに出かけているので、身の回りにも結構な数の山道具があったりします。自分なりの山道具との付き合いについて書いてみます。

「山道具とは?」

  • この記事を書くにあたり、ふと考えてみたのですが、登攀ではなく山歩きの場合、「絶対にこれが無いと困る」道具って、無いんですよね。登攀の場合は、もう絶対的にザイルやハーケン、カラビナやヘルメット、ハンマーその他、不可欠な道具がたくさんあるのですが、山歩きは不可欠なものって1つも無い。
  • もちろん、山歩きであっても環境的に厳しい登山の場合は、それなりの道具が要求されますが、近所の里山を楽しむのに、不可欠な道具はありません。靴も登山靴である必要は無く、リュックやザックも、別の鞄でも良いわけだし…
  • 山道具は、山歩きの機能を追求して利便性を上げた道具だと思います。無くても何とかなるけど、あった方が歩きやすい、過ごしやすいものなんだろうなあと思います。登山靴なんで、その最たるものですね。一度登山靴で歩くと、スニーカーには怖くて戻れない。
  • 山道具、山用の道具というのは、そういう道具なんだと思います。

「体幹・体バランス」

  • 登山靴、一度履くと手放せません。やはりソールのグリップ力が良いので、登山道では滑りにくく、ハイカットの場合は足首を保護するので、捻挫のリスクも減少できます。
  • 山登りにおいて転倒することは殆どありませんが、足が滑って尻もちをつくことは日常茶飯事にて、珍しくもなんともありません。ただ、人により尻もちをつく回数は明らかに違います。私はどちらかと言えば多い方ですね。
  • 普段、山登りをしない人と一緒に山登りに出かけたことがあります。この人は普通のスニーカーを履いていましたが、この人、尻もちつかないんですね、登山靴履いている私の方が尻もちをつく始末… これって、体幹、身体のバランス力の個人差によるものなんだと思います。しかし、自分のバランス力の無さに、少しガックリした事は覚えています…

「山道具への愛着」

  • よくよく考えてみれば、私はあまり道具への愛着が無いのかも知れません。この文章を書くに当り考えてみたのですが、特にこだわりの道具なり、「絶対にこれじゃないとダメ」という道具は無いんですよね…
  • 誤解の無いように書いておきますと、どちらかと言えば、新しいもの好きな方ですが、決して粗末に扱っている等のことはありません。
  • ただ、ふと気づくと「結構長い間使っているよなあ」という道具があります。それがそこにあるのが当たり前で、愛着なのかどうか分かりませんが、でもそういう道具があるというのは、良いなあと思います。

「長く使っている道具:ストック」

  • 一番最初に購入したストックは、残念ながら近くの里山登山の際、下山後に車に積み込むのを忘れてしまい、紛失してしまいました。⇒ 帰宅後に紛失に気付いたけど、近くとは言え数時間の道のりを取りに戻る方が大変なので、あきらめました…
  • その次に購入したストックは安物ではありますが、以来ずっと使っています。ストックにはこだわりは無いので、荷重を掛けても縮まないものであれば、何でも構わないのですが、ずっと使っている=安心感があります。せっかくなので大事にしたいですね。
  • ストックは、曲がると使えなくなります。曲がると縮まなくなるし、何より荷重を掛けた際、そこから折れてしまうからです。そして、ストックは小さな岩の間に挿し込んで使う場面が良くありますが、これを抜きそこなって曲げる場合があります。つまり曲げてしまって使えなくなる事があるのですが、今の所曲がらずにずっと使えている。ありがたいことなんだと思います。

「長く使っている道具:登山靴」

  • これは、「使っている」のとは違いますが、ミズノの登山靴「Berg」は長年愛用していましたが、靴底が張り替えられるタイプではなく、靴底が減って滑りやすくなったので、先日キャラバンシューズを買いました。
  • このミズノの登山靴、一般的に言われているポリウレタンソールの剥がれもなく、捨てるのももったいないので、バイクに乗るときにブーツ代わりに使っています。そういう意味では、愛着があるのか、捨てるのもったいないなあと思い…

「長く使っている道具:コッヘル」

  • 自分なりに一番長く使っている道具は何だろうと考えてみたら、角形コッヘルでした。これは学生の頃から使っているもので、壊れないですね。最近は日帰り登山が多くなり、コッヘル持って行くのも面倒にて使用頻度が減ってしまったこともありますが、今でも現役で使えます。
  • このコッヘル、フライパンと鍋のセットで、フライパンは焦げ付き防止加工がしてありますが、さすがにコーティングが剥がれ、焦げ付きますが、まあ実用には全く問題ありません。せっかくなので、このコッヘルはずっと使いたいですね。
  • というわけで、長年愛用できる山道具の1つとしては、コッヘルがあると思います。今からコッヘルを購入予定の方は、そういった目で選ばれるのも良いかも。

「長年愛用出来ない道具:雨具類」

  • 防水加工をしているテントや衣類は、縫い目部分のシールテープが剥がれるので、補修するか買い替える必要があります。
  • そう言えば、昔格安で購入したゴアテックスのマウンテンパーカー、これデザインも良くすごく気に入っていたのですが、やはりシールテープが剥がれてしまい、自分で補修しようとしましたが難しく、残念ながら手放しました。
  • レインコートは使用頻度により耐用年数が大きく変わりますが、使用頻度が高いと、耐用年数は少なくなります。レインコート類はジャブジャブとは洗えず、特にズボンの方は汚れが取れなくなってきますね。
  • スパッツは、使用頻度も多く、①汚れる、②ゴムが緩む、③裏の防水ラミネートが剥がれる 等のこともあり、どちらかと言えば消耗品のように思います。私もスパッツはこの間数回、買い替えています。

「寝袋・ガスストーブ」

  • 耐久性は使用頻度との兼ね合いなので、一概には言えませんが、私の場合、寝袋やガスストーブも長年使用しています。
  • いずれも使用頻度がさほど高くないのですが、購入して経過年数はかなり経っており、自然劣化は殆どない様に思います。
  • 一番古い寝袋は小学生の時に買ったものが現存しています。40年ものとなります。

「ザックについて」

  • ザックは容量違いで3つ持っています。内1つは先日買い替えたもので、その前に使用していたザックは、内側の部分、プラスチック繊維の可塑剤が抜けてベトベトになってしまったので、手放しました。
  • 今のザックは化学繊維で出来ていますので、化学繊維(プラスチック)の可塑剤が抜けてくるとベトベトになり、こうなると打つ手が無く、我慢して使うか、手放すしか無いようです。
  • これも、物によりけりで、手放したザックよりも他の2つの方が先に購入しており、経過年数だけでなく、もともとの材質、メーカーの違いもあるように思います。現存して長期間使っているザックは、ドイターとTATONKAのドイツブランド品となります。

「以外と長持ちしている道具」

  • 道具なのかどうか? 分かりませんが、モンベルの登山用ズボン、冬用と夏用の2本については、これも長期間愛用しています。まあ山行に必ず着用しているわけではなく、ジャージのズボンで登る場合もありますが、この2本はずっと使っています。
  • 1つの理由が、「最初から大き目サイズを買っていた」事。年齢を経ると共にウエストも増えて… 私服のスラックスやスーツが着れなくなるのが何着もある中、登山用ズボンは未だ入る! 最初から何故か大き目サイズを買っていたから? いや確か登山用のズボンは、細かなサイズ設定ではなく、LMSの大雑把なサイズ設定だったためかなあ。そう思って実物を確認しましたが、やはり「XL」を買っていた! さすが私! 将来太るの予想していたんだな!
  • 登山用ズボンは結構使用していますが、破れることもなく現役で使用しています。お勧めです、モンベルのズボン。

「全く長持ちしない上着類」

  • 上着というか、上に着る服については、登山用に限定した使い方をしているものが無く、普段用と兼用のため、いつの間にか捨てているような…
  • そう考えると、登山用として使っているものの方が長持ちしているように思います(ズボンとか帽子)。
  • まあ下着は消耗品みたいな所もあるから長持ちしなくても構わないのですが。今はスポーツ用のTシャツは全て化繊で登山にも使えるので、ファッション性は良くなりましたね。その昔はオーロンとか(古っ! 知っている人限られるなあ)、登山用のものは、もうモノトーンのダサダサの色のTシャツしかなく、登山以外では着れなかったなあ…

「小物類」

  • シェラカップは壊れないので、ずっと同じものを使っています。
  • 時計やGPS、カメラ等のデジタル機器は、技術進化と共に持ち物も変わっていますね。使い方覚えるのに必死ですが…

「他に持っているもの」

  • 若気の至り ではありませんが、若いころは頑張って、雪が少し積もっている山にも登りました(もちろん低山レベルです)。そのため、アイゼンとピッケルも持っています。アイゼンはともかく、ピッケルはもうかっこいいなあという憧れだけで買いましたが、まともに使ったのは、春先の鳥取大山登山の1回だけでしたね…
  • 凍っている山肌でもない限り、西日本の山ではピッケルは不要ですね。それよりストックの方を重宝します。でも、ピッケルもせっかく買ったので捨てられずに持っています。
  • あと、トレッキングピッケルを持っています。これは杖代わりに使うもので、熊がもしかしたら出そうな山には、ストックの代わりにこれを持って行きます。護身用ですね。

こうやって山道具について考えながら書いてみると、以外と山専用に使っている道具は、長い間使っているものが多いなあと思いました。なんやかんや言って、それなりに愛着があるのかも知れませんね。

「山登り 誰と行く?(山歩きの仲間)」

「仲間と行くか? 単独行か?」とは、どこかで見たことがあるフレーズですが、私の場合は、一緒に行く相手が居ればいくし、居なくても行きたい山があれば一人で行きます。どちらもメリット、デメリットがあり、その人次第の話ではあります。

私自身は、一緒に行く仲間なり相手が居る方が楽しいし、メリットも多いと感じています。私が山に良く登ったのは30歳からの4,5年ですが、この頃は積極的に同行者を集めていました。当時は独身で時間にも余裕があり、サークル的な活動をしていました。まあ厳格にサークル、会を催していたわけもなく、継続性も考えていなかったので、同年代のメンバーの結婚ラッシュと共に、自然と一緒に山に行くことは無くなりました。

この辺の経験を通じ、感じたことを書いてみたいと思います。

「同行会の設立?」

  • 当時、私は会社の独身寮に入っており、それまで釣り三昧の休日を過ごしていたのですが、釣りに一緒に行っていた同僚の退職に伴い、別の事もしてみたいなあと考えていたように思います。
  • あるとき、山登りもする多趣味な後輩と、近所の山に登ることとなり、久しぶりに登山に出かけました。当時はあまり身体を使うことはしておらず、登りにあえぎながらの登山でしたが、久しぶりに歩いて、その楽しさを実感したように思います。
  • その後輩と話しをしていて、「せっかくだから、もう少し山登りのメンバーを集めてみるか?」との話となり、それから、山登りをしそうな会社の同僚に声をかけるようになりました。
  • この日、二人で登った山行について、後から作ったパソコンの登山記録には、「登山部旗揚げ登山日」と書いています。まあそんな大した話ではないのですが、自分の中では節目だったように思います。

「アウトドア同好会」

  • 会社内の同僚を山登りに誘い、結果として主メンバーは私を含む5人になりました。また数人の女性メンバーは、都合が合えば参加してくれていました。
  • メンバーには登山部やワンゲル経験者はいませんでしたので、山行についても近所の低山から、少しずつステップアップするような形で、登る山の標高が上がっていったように思います。
  • 活動対象も、山登り、山歩きが中心ではありましたが、キャンプや、あとはカヌーも少しかじりました。カヌーは、いわゆる激流下りに憧れましたが、転覆しても起き上がれないので、のんびり川下りに数回出かけました。
  • 休日に、一緒になって遊べる仲間が居るというのは、やっぱり楽しいものだと思います。同好会と書いていますが、遊び仲間ですよね。
(湖でのカヌー遊び中)

「年長者の責任は?」

  • 山登り、山歩きの範疇は、あくまでも歩き、トレッキングにて、ザイル等を用いた登攀技術等は持ち合わせていないので、そこまでの危険性は無いのですが、それでも油断すれば転倒、滑落等のリスクはあります。
  • また、北アルプスへの遠征等にも行くようになり、山歩きであっても、それなりの危険はあるなあと感じていました。北アルプスでなく九州の山でも、「足踏み外したらシャレにならんなあ」という所はいくらでもありますし…
  • まあ、やっていたことは仲間内での遊びにて、公式の部活でも一般募集している山の会でも何でもないのですが、それでもケガ等が発生した場合、これって責任とかどうなるの? 的なことは、年長者である私は思う所がありましたね。
  • なので、北アルプスの遠征に行く際には、登山保険についても調べたりはしていました。1年だけ、登山保険に加入した年もありました。
  • あくまでも遊び仲間による遊びの範疇であっても、ケガ等の発生時には責任云々の話になる可能性があります(本人が良くても家族の意向までは分からないため)。同じメンバーで幾度も山行を重ねていると、それが会なり組織体として見られると、必ず責任云々の話になると思われ… この辺は少々、煩わしさを感じていた面があります。まあそれが苦痛だったとか言う話ではないのですが。
(最多で8名で山行に行っていました)

「部活動との違い」

  • 私は高校、大学と運動系の部活をしていました。部活動と、こういう遊び仲間の会とは、言うまでも無く大きな違いがありますが、やはり一番大きいのは強制力の有無ですね。
  • 部活動の場合も、入部、退部は本人の自由意思ですが、部活動である以上、その種目において、「練習を重ね力量を上げ試合に勝つ」という命題は外しようが無く、それに向かって努力する事に関しては、強制力があります。
  • 他方、“遊び仲間”でしかない同好会は、殆ど強制力が無いというか、強制する気も無いのですが、山行予定を立てても、行く、行かないは本人の予定が空いていれば、となります。活動に対する優先順位も本人次第。
  • それは全く構わないのですが、メンバーが揃わず山行中止となる場合も、何度もありましたね… この辺は仕方のない事ではあります。

「山岳会、山の会」

  • 私が学生の頃、一度だけ山登りに連れて行ってくれた部活の先輩は、社会人になってから、山の会に入ったと便りにありました。そこでは、登攀技術等も教えてもらい、楽しいと書かれてありました(結婚式以来、この先輩とお会いできていない…)。
  • 私の住んでいる地元にも山岳会があり、会の特徴上、「来るもの拒まず」ではありませんが、基本、会員を常時募集されています。
  • 私も山岳会に興味はありましたが、やはり入会のハードルは高いというか、なかなか一人で飛び込むというのは、そこまでの度胸はありませんでした。ある意味、山岳会は部活動に近いような団体であり、そこまでのモチベーションを維持できるか? 自信が無かったことが最大の理由なのかも知れません。

「同好会-遊び仲間における不満?」

  • 同好会的な活動をしている間、殆どの予定は私が決めていました。自分が行きたいところに誘えるというのは、それはそれで自分にとってもメリットはあります。
  • ただ、最初はそれで良いのですが、出来れば途中からは自発的にいろんな意見や要望が上がってくると、積極性なり盛り上がりが出てくるのですが… なかなかそういう風にはならず…
  • 結局、ずっと私が大半の計画なり希望なりを出すのに終始していたように思います。それはそれで、ちょっと寂しい気もします。客観的に言えば、「こちらから誘うと付いてくるが、自分からは誘わない」的な印象でした。
  • 私としては、この辺が不満というか寂しいというか、この辺の積極性があると、もっと相互作用が出てきて盛り上がるのに とは感じていたところです。
  • 今となってみれば、誘うことに対し、応答(参加)してくれる人がいること、いたことはありがたい事だとは分かっています。ただ、それでも正直、少しだけ物足りなさを感じていたのも事実です。

「中途半端な…」

  • こうやって自分の考えを書いてみると、いやはや中途半端な自分がそこにありますね…
  • 山岳会は自分にとってハードだし… そこまで自分のモチベーションに自信が無いというか、居場所が作れる自信がないのだろうし…
  • 遊び仲間的な同好会だと、参加者のモチベーションが若干低いことに対し、正直不満を感じていた自分があり…
  • いやはや、それって自分が中途半端だって、言ってるようなもんだぞ!(ちょっと反省)

「単独行が増える」

  • 独身の頃、そうやって同好会的に山行に行っていましたが、年齢も少し重ねる事により、周りも結婚ラッシュとなり、家族持ちになると、どうしても参加率が下がるため、一緒に行ける機会も減っていきました。
  • その分、私は単独で山登りに行く事が増えました。今まで複数で行っていたのが、話し相手無く一人だと、やっぱり寂しいと思います。マイナーな里山だと、ほんと最初から最後まで誰とも会わない事も一度や二度ではなく… そういう時って、山頂でたたずんでいて、物音がすると、ちょっと驚いたりします。
  • 単独行の場合、お供に ではありませんが、アマチュア無線機を持って行って山頂から数局と交信したり、CB無線機のイベントの日(一斉オンエアデイ)にはCB無線機担いで登って、交信出来たら嬉しかったりとか、そういう楽しみはあります。無線機を持って行く場合は、山頂で一人で交信するので、単独行の方がやりやすい面もあります。
(CB無線機 愛機 ICB-880T)

「今となってみては」

  • 振り返ってみて、同好会的な活動も、5年ほどやっていました。結構な期間だったと思います。
  • その期間、一緒に過ごせる仲間が居たことで、いろんな山に出かけられました。山中泊やキャンプで同じ釜の飯を食べ、それなりに濃い人間関係と時間を共有できるという事は、やっぱり楽しい事だと思います。
  • まあ、泣くことはありませんが、笑い、汗をかき、飲み、食べ、楽しみ、寝て、有意義な時間を山仲間と過ごせたんだなあと、少々感慨深い思いになります。そんな中で、山行仲間、安全等について考えることで、自分なりにも成長したのかも知れません。
  • あの頃は、仲間を集めて活動するだけの意欲がありましたね。半世紀を生きて、今はそこまでの意欲は無い… 
  • 山岳会はハードだけど、もう少し緩い山の会的な所があれば、参加してみたいという気はあります。ただ、ネットで調べても、残念ながら近所には無いんですね…
  • 今でも山行に対する考え方は同じですね。一人でも行きたい山があれば行くし、一緒に行ける仲間がいれば、さらに楽しい と思っています。年齢を重ねるに従い、面倒くさいのがイヤになってきていますが、人と出会う機会だけは、面倒がらずに生かすようにしなければいけないよなって、自分に言い聞かせています。
(久住登山後 キャンプ場で)

北アルプス遠征4(燕岳-常念岳)

(燕山荘)

2000年に初めての北アルプス登山に行き(白馬岳)、2001年に立山―剣岳、2002年は槍ヶ岳―北穂高岳に登りました。いずれも私を含め3名での登山でした。3人の内、私ともう一人のメンバー(S)は3回、北アルプスの山に一緒に出掛けましたが、Sが異動となり、他のメンバーも妻帯者となり、北アルプスまで出かけるメンバーが居なくなってしまいました。

それまで私も独身でしたが、2002年に結婚しました。家内は元々、山登り等には興味はありませんでしたが、私に付き合って一緒に近所の低山登山には付いて来ていましたので、せっかくなら、北アルプスの雄大な景色を見せたく、2003年の夏は、家内と二人で北アルプスに行きました。時期は同じくお盆休み。家内と二人なので、北アルプスでも初心者向きのコースを選びました。この年から、私の所有カメラがフィルムカメラからデジカメに代わりました。出始めの頃のデジカメなので、やっぱり画像がいまいちですが、そのうちのまともな画像を、薄くなった記憶をたどり紹介します。

(一輪の高山植物)
(槍ヶ岳の山容はどこから見ても分かりやすい)

「どの山に登る?」

今回は家内と二人で、家内は経験も浅く非力にて、その分私に負担がかかるので、初心者向きの山が良いと考え、合戦尾根―燕岳に行くことにしました。そこから、大天井岳―常念岳―蝶が岳の縦走コースを歩くことにしました。

「日程とルート」

  • 02.8.13~14 (夜中 車にて長野まで移動)
  • 02.8.14  中房温泉ー合戦尾根ー燕岳ー(表銀座縦走)-大天井岳ー大天荘(テント泊)
  • 02.8.15 大天荘ー東天井岳ー常念岳ー蝶ガ岳ー蝶ガ岳ヒュッテ(テント泊)
  • 02.8.16 蝶ガ岳ヒュッテーまめうちだいらー三股
  • 「予定変更」:当初の予定は上記で立てていましたが、家内は山中テント泊も初めてだったのでハードだったようで、二泊の予定を一泊とし、二日目は ⇒ 大天荘ー東天井岳ー常念岳ー常念小屋ー一の沢に下るコースに変更しました。(元々、家内の体力的に厳しい場合は一泊に変更する予定でした。)

「中房温泉ー合戦尾根ー燕岳」

  • いつものごとく、一晩中運転して徹夜明けの状態での登山開始は、もう本当にテンションが低い… おまけに今回は家内と二人にて荷物も私の方を重くしているので荷が重い…
  • でも、初日から天候に恵まれ、歩き始めると眠気も吹っ飛び、まあ登りなので体力は必要ですが、道も歩きやすく、景色を楽しみながら歩けたように思います。
  • 燕岳の山頂は人も少なく、山容は穏やかで花崗岩の砂礫と岩の形が、また他の山と異なり特徴的でした。家内と二人で北アルプスの初ピークを踏めたことは、やはり嬉しかったですね。
(途中の小屋 うどん食べたかなあ?)
(燕山荘を見上げる)
(燕岳)
(燕岳山頂 2763m)

「槍ヶ岳」

  • 今回は槍ヶ岳に登ったわけではありませんが、槍ヶ岳が遠くにそびえています。ずっと槍ヶ岳を見ながら歩くルートです。
  • 槍ヶ岳の山容は名前の通り特徴的で、どこからでもそれとわかる山容がいいですね。
(燕岳から大天井岳方面)

「大天井岳」

  • 日が傾きかけた頃に到着。少し寒くなりましたが、家内と踏んだ2つ目の北アルプスのピーク、2922m。
  • 山中泊の一泊は、大天井岳直下の大天荘のキャンプサイトに泊まりました。
(大天井岳山頂)
(一泊目 キャンプサイト)
(二日目の朝 日の出)

「東天井岳-横通岳-常念小屋-常念岳」

  • 家内が体力的にきつそうなので、二日目は下山することにしました。
  • 大天荘から東天井岳-横通岳-常念小屋へ。常念小屋から常念岳は目の前なので、常念小屋辺りに荷物を置いて、空身で常念岳山頂を往復しました。
(常念小屋ー背景は常念岳)
(常念岳山頂)
(常念乗越)
(常念乗越 拝啓に槍ヶ岳)

「下山」

  • 常念小屋から一ノ沢の方に下山しました。名前の通り、部分的に沢沿いの道を通り下山しましたが、この道が結構長かった!
(常念小屋ー一の沢 5.7km)
(途中の沢沿いで一休み)

「北アルプス遠征3(槍ヶ岳―北穂高岳)」

2000年に初めての北アルプス登山に行き(白馬岳)、その魅力、雄大さにすっかり魅せられました。翌年のお盆には立山-剣岳に登りました。同じ北アルプスでも、山により違う側面が見れることが楽しく、さらに魅力に取りつかれたような気がします。2002年には3度目の北アルプス遠征を計画。今回は北アルプスでも最もメジャーというか著名と思われる、槍ヶ岳、北穂高岳に行くことにしました。時期は同じくお盆休み。この時の古いフィルム写真があったので、スマホのスキャナーアプリで取り込んでデジタル化しました。画像は劣化していますが、そのうちのまともな画像と、薄くなった記憶にて若干の紀行文を書きます。

「どの山に登る?」

  • 槍ヶ岳は、「アルプス一万尺~♪」の歌の歌詞にも出てくる、国内では有名な山です。国内で最も知名度の高いのは富士山で、では2番目に知名度の高い山は? と言われても意見が分かれると思いますが、槍ヶ岳は誰でも名前だけは聞いたことがあるように思います。
  • 穂高岳も、名前は知っていました。名前だけですが… その昔、少女漫画に「生徒諸君」というのがあり、主要登場人物の沖田が冬の穂高で遭難し亡くなってしまいます… 私は生徒諸君が高校生の頃の愛読書で、全巻持っていますが、この漫画のおかげで、「穂高は遭難するくらいの山」という事が記憶に植え付けられておりました。
  • この槍ヶ岳と穂高岳を結ぶ尾根筋に「大キレット」というのがあるとのことで、ここが北アルプスの難路となっており… まだ若かった私たちは怖い物見たさで、このコースを歩いてみようと考えました。これより、行先は槍ヶ岳―穂高岳に決めました。

「日程とルート」

  • 02.8.14~15 (夜中 車にて長野まで移動)
  • 02.8.15  上高地ー明神ー徳沢ー横尾ー槍沢ー殺生ヒュッテ
  • 02.8.16 殺生ヒュッテー槍が岳ー南岳ー大キレットー北穂高岳
  • 02.8.17 北穂高岳ー涸沢ー本谷橋ー横尾ー徳沢ー明神―上高地
  • 02.8.18 (車にて帰宅)
(横尾)

「上高地~横尾~殺生ヒュッテ」

  • 小説その他いろんなメディアで有名な上高地ですが、自動車乗り入れ禁止にて、車を駐車場に停めてバスでの移動となります。いつものごとく、徹夜明けなのでテンションが低い… 
  • 今回、上高地バスターミナルから横尾までは、梓川沿いをひたすら歩行にて水平移動。予定では3時間ほど。この日は槍ヶ岳山頂手前の殺生ヒュッテまで登る予定にて、タイトな予定だったので、この水平移動については、かなり早歩きで歩きました。
  • 残念ながら初日は小雨も時折混じる天候で… 雨具、雨帽子着用で登りました。この登りは結構ハードだったのを覚えています。この日のテント泊の記憶は殆どなく、恐らく前日徹夜に加え、ハードな登りで体力的に消耗しており、テント張って夕食を食べ終えた後、もうすぐに寝てしまったものと思います。

「槍ヶ岳」

  • 朝、テントを畳んで先ずは槍ヶ岳登頂を目指しました。早朝にもかかわらず、朝から結構な人が居ました。
  • 確か、槍ヶ岳山頂手前は、一部一方通行にしてあったような… 歩いて登るというより、手足を使ってしがみつくように登りました。槍の手前でザックを置いておき、空身で登りました。
  • 二日目は天候も回復していたのですが、なぜかあまり山頂からの景色を覚えていないなあ…
(槍ヶ岳山頂への取り付き箇所)
(槍ヶ岳山頂 取ったぞ!)

「槍ヶ岳―北穂高への縦走」

  • 二日目は、尾根筋の縦走にて、一番歩くのが楽しい日です。
  • ただ、この日は後半に大キレットを控えており、若干緊張していたように思います。まあ、それでも南岳までの尾根筋歩きはスムースに歩きましたが…

「大キレット」

  • 剣岳のカニのタテバイ、ヨコバイよりも、大キレットの方が通過時間も長く、怖かったですね。もうほんと、「落ちたら死ぬ」ような所ばかりで…
  • それでも、空身であればそうでもなかったと思いますが、20kg弱の荷物を背負って移動するので、バランスを崩すとシャレになりません… かなり慎重に移動しました。
  • 槍ヶ岳はたくさん人が居ましたが、さすがに大キレットについては、渋滞する等のことはありませんでした。
  • もう2度と大キレットには行きたくないなあと思いました。あれから体重も増え、体力も落ちており、本当にもう無理だろうなあ。
(南岳山頂)

「北穂高岳」

  • 山頂についたら、記録も兼ねて写真を撮るのですが、なぜか北穂高岳については写真が無い… なんで無いの? 思い出せない。大キレットが過酷だったから?
(涸沢に下りていく)

「枯沢」

  • 三日目は登山開始場所の横尾方面に下山です。
  • 北穂高岳から、涸沢を通るルートです。確か涸沢は山岳小説にも出てくる、穂高登山のためのキャンプ地だったと思いますが、景色が綺麗でしたね。正直、上高地の梓川の景色も悪くないのですが、涸沢の景色の方がはるかに北アルプスらしく、素晴らしい景観だったように記憶しています。残念ながらうまく撮影できた画像が1枚もないのですが…
(涸沢カール ガスが多く…)
(この写真はお気に入りの1枚 涸沢辺り)

「下山」

  • 横尾まで下りてきて一休みとし昼食を食べました。ここから上高地バスターミナルまでの歩きが以外とだるかったなあ。
  • また、バスターミナルがすごく混んでおり、バスに乗れるのはいつになるかと、確か1時間くらいは待ったように思います。まあそれでも登山の余韻に浸っていたので、さほど待つのは苦痛ではありませんでした。
(梓川上流)
(横尾から上高地バスターミナルまでひたすら歩く)
(上高地バスターミナル バス待ちの人がいっぱい)

「北アルプス遠征2(立山-剣岳)」

2000年に初めての北アルプス登山に行き(白馬岳)、その魅力、雄大さにすっかり魅せられた私は、翌年も計画を練り、北アルプスに行きました。時期は同じくお盆休み(というか、ここしか会社の休みが無く、選択の余地が無い)。この時の古いフィルム写真があったので、画像は劣化しますが、スマホのスキャナーアプリで取り込んでデジタル化しました。そのうちのまともな画像と、薄くなった記憶にて若干の紀行文です。

(立山から剣沢への道にて撮影)

「どの山に登る?」

  • 北アルプスは山域も広く、たくさんの山があります。さてどの山に行く? 日程は会社の休み、体力、装備を考えると二泊三日にて、どの山、どのコースを選ぶのか? 初めての北アルプスの時は、比較的初心者向きの大雪渓と白馬岳にあっさり決めましたが、次は少しだけ背伸びできるだろうと、難易度をちょっぴり上げたコースも視野に入れましたが、選択肢が多い!
  • 北アルプスでも超メジャーな山は、槍、穂高、立山、剣岳? まあ私が名前を聞いたことがあっただけですが。せっかくなので、この辺の山にチャレンジしたいと考え、難易度の高そうな剣岳に行くことにしました。あとは、よくテレビで山開きの映像が出てくる、雪の壁の中を走るバスのイメージと立山が重なったことがあったように思います。
  • というわけで、行先は立山―剣岳に決定しました。メンバーは会社の同僚3人。私ともう一人は昨年の白馬経験者で、もう一人は初めて北アルプスに行くメンバーとなりました。いやはや、いきなり剣岳で大丈夫なの? と悩むことも無く。
(立山から剣岳を臨む)

「日程とルート」

  • 2001年8月10日、仕事を終えての夕方に家を出て、車で一晩かけて立山方面に移動。確か車は立山駅周辺に停めたと記憶しています。
  • 立山駅から立山ケーブルカーにて美女平駅へ。そこからバスで室堂まで移動します。前年の白馬もそうでしたが、ケーブルカーに乗るときは、徹夜明けで眠くて仕方が無く、またこの時は天候も小雨が降っており、かなりテンションが低かったことを覚えています。
  • 立山は登山客以外の一般観光客の方も多く、早朝にもかかわらずケーブルカーの乗車には、少し待ち時間があり、この待っている時間がダルかったなあ。
  • 室堂でバスを降りると、あとは登山開始。立山(雄山)に登り、その後剣沢キャンプ場に下ります。ここで一泊し、翌日に剣岳へ登り、再度剣沢キャンプ場へ(テントは張ったまま)。3日目は室堂の方へ移動し下山というコースです。
(室堂平から望む立山)
(高山植物)

「立山(雄山)」

  • 室堂平から立山までは、登山道も歩きやすく、比較的多くの人でにぎわいます。初日は雨はほんの少ししか降らず、それは良かったのですが雲が多く、景色には残念ながら恵まれませんでした。ガスがかかっていると、山登りの醍醐味は半減しますね…
  • 立山に登った後は、剣沢キャンプ場の方に歩いて行きます。おおむね下り道なのですが、意外と距離があったというか、思ったより遠く時間がかかりました。この途中で、雷鳥の親子に出会いました。
  • 雷鳥は名前のイメージとは違い、ほのぼのとした?鳥で、外敵が居ても逃げないので、結局、外敵の住まない高山にのみ生息できる鳥だと、山小屋の人に教えてもらいました。昔は多く居たそうですが、年々数が減っているようだとの話でした。
  • 白い冬毛の雷鳥のイメージしかありませんでしたが、夏毛の雷鳥は茶色い色で周りに溶け込んでおり、登山道でしばらくたわむれていました。
(立山山頂神社)
(初 標高3,000m超え!)
(雷鳥の親子)

「剣沢キャンプ場」

  • 剣沢キャンプ場は大きなキャンプ場で、たくさんのテントが張ってありました。確か夏山診療所もあり、「診療所ってどんな所なの?」と、見てみたい気持ちが強くあったのですが、いかんせん身体は全く異常が無く、病気やケガでお世話になるよりマシかと、テントの中でつぶやく私。
  • 翌日に登る剣岳が目の前にそびえており、岩壁登攀されている方も見えました。ザイルを使って登攀する姿を初めて見て、「すげーなあ」と感動したのを覚えています。
  • この剣沢キャンプ場でテントを張った後に落雷が来て、少々怖かった! 「テントに直撃したら死ぬやん!」と思い、山小屋に逃げ込もうかと思ったのですが、周りのテントは平穏そのもの。運よく雷雲はキャンプ場の方には来ず、何事もありませんでしたが、山の中の落雷は逃げ場がないから怖いなあと思いました。
  • 翌日は、このキャンプ場にテントを張ったまま、剣岳への往復登山となります。
(剣沢キャンプ場)

「いよいよ剣岳へ」

  • 二日目も天候は曇りでガスがかかっていました。服が濡れるので雨具を着て行きました。この日は往復登山なので、荷物の大部分はテントに置いたままにしておけるので、荷が軽く動きやすく、カニのタテバイ、ヨコバイに行くにはちょうど良かったと思います。
  • カニのタテバイ、ヨコバイは鎖場で、登山客も多く待ち時間がありましたが、この日はテントに帰るだけなので、さほどあせりもなく、以外と難路を楽しむ余裕があったように思います。また、途中ガスがかかっている事が多く、下界が見渡せず、高度感覚が薄れる状況も多く、高さに対する恐怖心も薄らいでいたように思います。
  • カニのタテバイ、ヨコバイは、思ったよりはスムースに移動出来たのですが、以外と? なのか分かりませんが、それ以外の工程の方が怖い所が多かったように思います。
  • 剣岳の山頂からは、残念ながら雲で景色はあまり望めませんでしたが、途中、キャンプ場が眺められる状態に雲が切れ、色とりどりのテントが綺麗に見えました。
  • 剣岳くらいの有名な山になると、やはり「(山頂)取ったぞ!」感は堪能出来ました。なんとなく剣岳は怖い所というイメージがあり、登れたのはやはり嬉しかったですね。同行者の一人が体力的に若干劣るメンバーでしたが、彼も最後まで元気いっぱいで、それも良かったように思います(荷物が軽かったのが大きかった)。
  • それはそうと、この剣岳往復登山の日の昼食はどうしたのだろう? 思い出せません。多分、コッヘルとバーナーと水は担いでいて、ラーメンか何か、簡単に食べたんだと思うのですが、まあ山頂でゆっくり食べられるわけではなく、山頂取るのに夢中でしたので、ごはんの思い出というか記憶があまり無いです。
  • この日の夕方は、テント内で比較的時間があったので、酒飲んで、時間を持て余しながら早寝したように記憶しています。
(カニのタテバイ 登り待ち)
(無事に剣岳山頂到達)

「下山」

  • 三日目は室堂方面へ下山です。コースは往路と別の道なので、景色を見る楽しみがあります。そして三日目は、ようやく天気が晴れ、朝焼けの中の剣岳が綺麗でした。
  • 室堂までの下山路は、綺麗な景色が多く、観光気分で楽しめました。
  • カニのタテバイ、ヨコバイ制覇! 剣岳取ったぞ! 感に満足しながら、帰路につきました。帰りに途中のドライブインでソバ食べたのを覚えています。「信州だからソバだろ?」とか言って食べていましたが、富山県は信州じゃないよな…。
(朝日に輝く剣岳)
(ミクリガ池)
(地獄谷)

ストーブ・バーナー・コンロ

「ストーブ」:熱を発生させる装置

「バーナー」:燃料に空気を適量混合して燃焼させる装置

「コンロ」:電気・気体燃料・液体燃料を熱源とする調理用加熱器

山道具、アウトドア道具としての調理用の熱源ですが、呼び方としてはこの3つだと思います。燃料も、ガソリン、ガス、灯油、アルコール等があります。いろんな種類がありますが、どれを選択するか? 悩ましくもあり、楽しみでもあります。ここでは、ストーブ類について、私の雑感を書いてみます。

「最初の出会いはガソリンストーブ」

  • 昔から、ガスストーブはアウトドア用品としてありました。というか、使い勝手が良い事もあり、昔から一番人気があるように思います。
  • でも、私のストーブとの最初の出会いは、ガソリンストーブでした。学生の頃、アウトドア好きな先輩が持っていた、GIストーブのコピー品です。
  • GIストーブとは、米軍の制式採用しているアウトドアストーブとのことで、M-1950というのが、一昔前のGIストーブで、幾つかの企業が作っていたようです。で、アウトドア好きな先輩が持っていたのが、このコピー品?(と言っていましたが、幾つかの企業が作っていたので、そのうちの1社のものかも知れません)。
  • その時が、ガソリンストーブというものを見た最初でしたので、もうどんなものなのかも良く分かりませんでしたが、ポンピングという操作で小さなレバーを何回か動かし、コックを開いて上の皿にガソリンを少量出します。次にそのガソリンに火を点けて、しばらく放置。その後、コックを開くと、あら不思議! 青っぽいような赤い炎が勢いよく吐出しました。そのゴーっという音と、ほのかな明るさとに、妙に感動したのを覚えています。そして、このストーブは火力調節は殆ど効かないというのも教えてもらいました。
GIストーブ(オールドキャンストーブストアHPより)

「ガソリン・灯油ストーブの特徴」

  • ガソリンや灯油を燃料とするストーブは、かなり昔から発売されており、構造がシンプルで耐久性も高く、故障しても修理が可能な事より、好んで使われる方も多いようです。
  • 一般にはガスストーブよりも重量や重さが重くなる傾向にありますが、OPTIMUS ガソリンストーブ 123R、OPTIMUS HIKER+などは、半世紀以上前から使用されているストーブで愛用者も多く、コンパクトなのがその特徴となっています。
  • ガソリンや灯油ストーブは液体燃料で、調理用の熱源として使う場合、一旦気化させたガスを燃焼させて用いる必要があるらしく、このためにプレヒートと呼ばれる操作、準備が必要となります。
  • プレヒートは、一般的にはメタと呼ばれる固形アルコールを使います。固形アルコールを適量、所定の場所(ジェネレーターと呼ばれる、液体を気化する部品周り)に置いて点火し、ジェネレーターを加熱させることで、液体燃料が気化するようになります。
  • 所定時間のプレヒートを終えたら、コックを開けて、気化燃料に点火しストーブが始動します。このプレヒートの操作が通っぽくて、あこがれる人も多いような。
  • 最初に記載した、GIストーブ(M-1950)については、このプレヒート操作を、最初に液体のガソリンを少量噴出させ、ガソリンで行う仕様のもので、メタが不要になっています。
  • いずれのガソリン、灯油ストーブも、火力調整があまり出来ないという特徴があるようです(弱火にならない)。
OPUTIMUS 123R

「コールマン PEAK-1ストーブ」

  • 古くからある液体燃料ストーブは、使用に際しプレヒート操作が必要なのですが、この後コールマンから発売されたPEAK-1ストーブは、ホワイトガソリンを燃料とし、ポンピング操作だけでプレヒート操作せずともガソリンが気化して噴出するようになりました。また、PEAK-1ストーブは、液体燃料ストーブではそれまで苦手としていた火力調整も出来るようになり、弱火から強火まで自在に変更が出来ます。
  • この辺の話は、先述の学生時代のアウトドア好きな先輩の受け売りです。この先輩、もうPEAK-1ストーブを絶賛しており、とうとう手に入れた時には、私にも使って見せてくれました。私にも使い方を教えてくれましたが、ポンピングは結構力が必要ですが、その後一発で着火し、炎が安定するまでポンピングを追加で行うと、あとは火力調整も自在だし、筐体も比較的小さく、確かに良さそうなストーブだなあと思いました。
  • 先輩がPEAK-1ストーブを購入したので、それまで使っていたGIストーブを私にお下がりでくれました。そっちの方が私は嬉しかったのを覚えています。
  • (以前はPEAK-1という名称でしたが、今は「フェザーストーブ」という名称に代わっています。)
(コールマンHPより)

「GIストーブ炎上!」

  • 学生の頃は、原付(2種)バイクで何度かツーリングに出かけました。この時に、お下がりでもらったGIストーブも持って行っていました。
  • GIストーブをもらって、数回使用した後の、あるときのツーリング先、テントを張って、晩御飯を食べようとGIストーブをポンピングし、コックを開けて適量のガソリンを出し着火、プレヒート操作をしました。その後、「もう大丈夫だろう」と本着火したら… まだプレヒートが不十分で、この場合、液体のガソリンが出てきます! そうなるとどうなるか? そう、液体だから上の皿から下に落ちるのです! そう、GIストーブが火だるまに! もうどうしたものか、相当焦りました。なぜって、このまま炎上し続けたら、小さいとはいえタンク内のガソリンが爆発するのではないか? と思ったからです。
  • 火が全体に回って、コック部分に手が入れられず、コックも熱で溶けて行き… とりあえず水だ! と水をかけても燃料があると鎮火しないんですね、これが。いやはやどうしたもんだろうと焦りながら、たまたまストーブが倒れてしまい、これが良かったのですが、火勢が横向きになり、コック部分の火が横に行ったので、もう消失しかかっていたコックの柄を何とか閉めて、鎮火しました。あのまま炎上していたら、どうなっていたことやら…
  • この時は、後輩と3人で出掛けており、後輩もストーブを持っていたので、晩飯おあずけ状態にならずには済みました。
  • というわけで、せっかくもらったGIストーブが使えなくなってしまいました… プレヒート不十分が原因ですが、舐めてかかると危ないものなのだと痛感した次第。

「バイクとガソリンストーブ」

  • 学生の頃のアウトドア好きの先輩がバイク旅が好きで、バイクツーリングに行くなら、ガソリンストーブが良い、なぜならガソリンがタンクから取れるからと言っていました。確かにその通りで、燃料の心配が不要です。GIストーブ焼失後、私もコールマンのストーブを手に入れました。
  • ただ、バイクのガソリンタンクからガソリン抜くのも一工夫必要で、私はオイル差しを流用していました。オイル差しの先端を少し切って穴径を大きくしたものをタンクキャップから入れて、スポイドのようにガソリンを吸引して、ストーブに給油していました。
  • コールマンのガソリンストーブの燃料は、基本ホワイトガソリンとなっています。まあ、そんな事は全く気にせず、レギュラーガソリンをストーブ燃料に使っていましたが、特に支障は無いようです。バイク旅にはガソリンストーブだなと、私も思います。

「キャンピングガス」

  • 今は、あまり見ることが無くなりましたが、昔はキャンピングガスのガスストーブがアウトドアショップ以外にも、ホームセンター等でも売られていました。私も、安売りしていたキャンピングガスのストーブを持っていました。
  • ガスストーブは、ボンベにコンロ部分を装着すると、即使用可能となるので、やはり便利というか、気軽に使えます。バイク旅にはガソリンストーブですが、山登りには、やはりガスストーブの方が使い勝手が良いです。
  • 私が持っていたガスストーブは、着火装置も無い物でしたが、当時は喫煙者だったので、火種は常に持ち歩いており、特に不便は感じませんでした。ただ、ガスなのでボンベが冷えると火勢が落ちます。このキャンピングガスのストーブは、ブースターが売られてなく、他社のブースターでは大きさが合わず、ブースターが使えないのがネックでした。
  • また、キャンピングガスのガスボンベはキャンピングガスにしか使えず、この辺も使い勝手が悪かったですね。それでも長年使用しましたが、ガスの入手性が悪くなったのを機に、他のガスストーブに買い替えることにしました。

「イワタニプリムス ストーブ+ランタン」

  • 次に購入したガスストーブは、イワタニプリムスのもので、ストーブとランタンが一体になっているものです。ストーブ自体はさほどコンパクトではありませんが、ランタンの方はガラスではなくメッシュになっているコンパクトなもので、これが同じプラスチックケースに入って持ち運ぶタイプのものでした。
  • 当時は未だLED懐中電灯が出回ってなく、夜の明かりにはガスランタンは重宝しました。ただ、このランタンは、あまり明るくありません。取り扱い説明書には、「60W電球相当」の明かりと書いてあるのですが、20W電球相当くらいしかありません。なので、メーカーの方に問い合わせてみたのですが(誇大広告ではないのか?)、まあ感覚的なものなので相手にしてもらえず… 少々腹は立ちましたが、使えないわけではないので、なんやかんやで山中泊には重宝しました。
  • 同梱のストーブについては、まあ可もなく不可もなくというか、ただゴトク部分が小さいので、この点はいまいちだなあと思っていました。
  • ストーブを選ぶ際には、ゴトク部分がしっかりしているか? 小さくないか? という点は、選ぶ上での大事なポイントです。また、喫煙されない方は、自動点火装置がある方がやはり便利です。
  • そういえば、このストーブもコンロ部分の形状より、確かブースターが使えなかったような… 買った後で気付きましたが、まあコンパクトなランタン機能を優先で購入したので、この点はあきらめていました。

「イワタニプリムス 分離型ストーブ P-123S」

  • 上記の通り、ガスストーブを持っているのですが、ランタンとストーブが一緒にハードケースに入るようになっており、まあストーブだけ入れても持ち歩けるのですが、ストーブ単体のものも購入しました。
  • ガスストーブを使っていて、分離型の方が座りが安定しているのではないかと考えたため、分離型にしました。イワタニプリムスのP-123Sというものです。これは、選んで購入したというよりは、買った店にそれが置いてあったので、大して悩むこともせず買いました。
  • このP-123Sは、既に生産されておらず、後継モデルになっています。私はシンプルで気に入っています。ブースターも無理矢理ですが使えます。但し、ブースターの首が曲がるタイプでないと、使えません。
  • 買ってみて気づいたのですが、当然ながら分離型の方が座りは安定していますが、一体型の方がコンロの位置が高いので、胡坐をかいて座った時には、一体型の方が調理がしやすいように思いました。まあこの辺は好みの問題だし、それほど大きな違いは無いので。
  • ストーブは、携帯性、ゴトクがしっかりしているかどうか? この辺で選ばれるのが良いと思います。アウトドア用ストーブは、耐風性はどれも問題無いように思います。
P-123S Amazonより拝借

「ストーブについて」

  • 薄暗いテント泊で、ストーブの青白い火とゴーっという音は、良いアクセントというか、やはり火があると暖かいし落ち着きます。
  • 今まで上記の通り、幾つかのストーブを所有し使ったのですが、登山靴や雨具、ザックのような愛着が不思議とわかないというか、ストーブについてはさほどこだわりがないなあと思います。私個人だけの話でしょうが、完全に道具と割り切っているのか? ストーブよりも、ストーブの生み出す火の方に愛着があるのかも知れないなあと思います。
  • ストーブは殆ど故障に見舞われることは無いのですが、調理することが前提での山行において、ストーブが使えないという不具合に陥ると… あまり考えたくないですね。
  • 超コンパクト且つ軽量なストーブも売られていますが、やはりゴトク部分は割り切って作られているので、使い勝手は今一つですね。でも何を優先するのか? という事なので山道具としての選択肢としては、有りだと思います。何より、そこに火があるだけでありがたいので。

「あると便利なもの」

  • ブースター:ガスストーブは冬場、ボンベの温度が下がると、ドロップダウンと言って液化ガスの気化率が下がり、火力が小さくなってしまいます。雪の上にボンベなんか置いてしまうと、もうシャレにならないくらい火が小さくなってしまいます。このドロップダウンの対策、「これだ!」というものを私は知らず、現状はブースター(コンロの火の熱を、熱伝道でボンベ側に伝える装置)を使うしか手がありません。ブースターを使っても、若干の火力ダウンは避けられませんが、無いよりはマシです。尚、今のガスカートリッジは耐寒性は向上しているようで、寒冷地仕様品を使うと、ドロップダウンが少なくなるとの事。それでもブースターはあった方が良いかと思います。
  • カートリッジホルダー:ボンベに直付けのストーブの場合は、ボンベが脚代わりとなるので、大き目の鍋等をゴトクに置くと、いまいち不安定です。カートリッジホルダーがあると、3本の脚で安定させることが出来ます。
  • まな板(木の板かプラスチックのまな板):私は、薄い25cm角くらいの板を山行に持って行っていました。これはまな板代わりと、ガスボンベの下に敷いて安定させる為の板として使っています。薄いまな板でも良いと思いますが、1枚あるとまな板にも下敷きにも使えて重宝します。
Lotta Homeまな板
カートリッジホルダー(Amazonより)

画像ギャラリー(メジャーな山・フィルム写真)

カメラの技術は皆無に等しく… 芸術性皆無ですが、宜しければ。フィルムカメラの画像を安物のフィルムスキャナーでデジタル化したものです。メジャーな山のフィルム画像です。

久住山(大分県)

仲間を作り山を登り始めた最初の頃のものです。久住南登山口から見た九重連山の景色。初めての久住だったので、ワクワクしていました。

大山(鳥取県)

大山には3度登りました。地元の人に愛されている、良い山ですね。

白馬岳(北アルプス)

大雪渓 夏に雪があることに感動した、初めての北アルプスでした。

宮之浦岳(屋久島)

年末に登ったので、人も少なくゆっくり楽しめました。

(屋久鹿 近づいても逃げない)
(昔の線路跡(一部登山道となっています))

槍ヶ岳(北アルプス)

槍ヶ岳だけは、どこから見ても、その山容から槍ヶ岳だとすぐに分かりますね。

(山頂手前です 順番を待ちます)
(待望の槍の山頂!)
(槍への稜線)
(青い高山植物が珍しかった)

「思い出の山行」

それなりに時間も金もかけてやってきた山登り、思い出に残る山行も幾つかあります。

1.石鎚山(愛媛県)

2001年12月末の石鎚山
  • 西日本最高峰の山なので、結構有名な山です。石鎚山には、最初は学生の頃、友人と数人で登りました。この時は未だ山登りにハマる前なので、道具も何も持ってなく、遠足気分で登ったものです。なので、あまり記憶には残っていませんが、まあ山頂までちゃんと登った事だけは覚えています。当時は西日本最高峰というのも知らなかったように思います。
  • 2回目は、冬の雪の季節に登りました。雪山の経験値も皆無に近く、とりあえずアイゼンと雨具、スパッツ、ストックという雪山装備で登りました。途中で一泊して二日目に山頂を目指す予定だったか、いや違うぞ… 山頂まで行ってテント泊の予定が、雪が深くて思うように進まず(と言って、ラッセルするまでの雪は積もっていません、単に雪に慣れていなかっただけ)、途中にあった小屋みたいな所で、やむなく一泊。そこから二日目に山頂まで行ってふもとまで下山するのが無理だったので、山頂あきらめて一泊してそのまま下山したという、要は完全に雪山舐めていた登山、失敗登山でした。
  • 私は登山記録も日付、同行者、行先くらいしか付けてなく、この時の記録も「雪山遠征、保井野より山頂目指すも、雪に阻まれ、途中であきらめ、白石小屋で一泊」としか書いていない。2001年の年末でした。まあ失敗した事の方が覚えているというか、雪がひざ上くらいまであって、予定が大幅に遅れ、山頂に届かなかっただけなんですけどねえ… あと覚えているのが、夜のテント泊が寒くて寒くて良く眠れなかった事! よく風邪ひかなかったなあと思います。寒いから酒飲んでも酔わなくて、もう飲んでいるのも寒くて、寝袋に入ってひたすら我慢するしかなかったなあ。
  • アイゼンだけは立派なの買っていたのですが、前に爪が出ている10本か12本爪。これって氷結しているような所なら良いのですが、西日本のベチョベチョ雪には無用というか、前に爪が出ていると歩きにくかった! 6本、8本爪くらいが歩きやすいんだと、これも選択ミスという失敗でした。素人なので良く分かっていなかったのです。
  • つまりは、何もかもが失敗だったので、よく覚えています。まあ、記憶に残る山行ではありますが、時が過ぎればそれも楽しい思い出 とはならないなあ… 失敗は失敗だものね。
  • 石鎚山の冬は、失敗に終わったので、翌年だったかの夏に、リベンジで登りました。まあ夏の石鎚山は、標高も高くて涼しくて、山頂に立つのは難しくは無く、山頂付近でテント泊しましたが、この時の思い出というか、その日はハイシーズンだったのか、登山客が多くて、どこかのワンゲルだったのか、もう一晩中に近いくらいに騒いでいて… やかましかったわあ。石鎚山、あまりいい思い出が無いなあ。
(石鎚山 山頂より撮影)

2.北アルプル 剣岳

  • 剣岳へは、室堂から登りました。二泊三日の予定で、1日目は室堂から立山に登り、硯ガ池を通って、剣沢小屋の手前の野営場まで。ここでテント泊となります。
  • 二日目は、テントはそのままで剣岳に登って、またテントの場所まで下りてきて泊まり、3日目に室堂に向けて下山というコースでした。
  • 8月のお盆に行きましたので、ハイシーズンで人も多く、カニの縦バイ、横バイは渋滞気味でしたが、まあ登山自体は特に順調に終わることができました。カニの縦横、もうどんな所だろうと期待と不安があったのですが、そこにたどり着くまでも結構険しかったなあ。
  • で、思い出と言うか怖かったのが、1日目のテント泊。雨は降らなかったように記憶していますが、カミナリがガンガン鳴り… 野営場なので逃げ場もなく、こりゃ本当に運頼み、天任せだなあと。しかし山の中のカミナリが、あんなに恐ろしいとは…。でも、周りの人はあまり気にしてないようで、肝がすわってるの? そう、カミナリが恐ろしかったという思い出の山です。剣岳登山自体は満足しているのですが、天候が曇りでガスが出たりして、景色はあまり見えませんでした。下山の3日目には晴れましたが、1日晴れるのが遅いわい!

3.北九州市小倉南区 貫山

  • 山口県の秋吉台ほどではありませんが、北九州の平尾台もカルスト台地で有名です。この平尾台にある山です。
  • 貫山は、私のお勧めの山のページにも記事を記載しましたが、思い出の山でもあり、今まで数回登っています。
  • かなり前、99年の7月に登った記録がありますが、この時は雨天ではありませんでしたが、一面の霧で、山頂からは全く何も見えませんでした。
  • しかし、霧の中のカルスト台地は、それはそれで風情があり、良かったです。木々の緑の中では、あまり霧を実感することは無いのですが、下山時のカルスト台地の霧の中のたたずまいが、なんとも言えず良い雰囲気でした。
貫山山頂(山登りを始めて間もないため、格好も…)

4.大分県 久住山

  • 言わずと知れた、九州では超メジャーな山です。登山客も多く、標高もそれなりに高く、周りに幾つも山があり、何度でも訪れたくなる山です。
  • 98年の11月に、当時住んでいた独身寮の後輩と近所の山(竜王山)に登ったのがきっかけで、以来会社の後輩数人と、山登りに出かけるようになりました。最初の頃は近所の低山、里山を中心に日帰り登山でしたが、その内、少し遠くの少し標高が高い山にも登りたいなあと。
  • 最初に一泊で遠出したのは、島根県の三瓶山でした。一泊と言っても山中泊ではなく、登ってから下山後にキャンプするスタイルでした。
  • 次に行ったのが久住山。私はその時が久住山に行くのが初めてでした。南登山口という所があり、ここはキャンプ場になっていたと思います。そこから往復登山で登りましたが、初めての久住山、それまででは最も標高の高い山で、天候にも恵まれ、山頂からの景色に感動したことを覚えています。登山客が多いのもうなずけるなあと。
  • 久住山からの景色も良かったのですが、登山口のキャンプ場の近くで、韓国、日本のアジア芸能の祭典という催しがあっていて、太鼓の無料コンサートをしていました。恐らくその時に出演していたのは、ドラムTAOではなかったかなあと思います。まだ今ほど有名ではなかったのですが、無料でもあり、太鼓のコンサート良かったです。
  • キャンプ場では隣のコテージにアメリカ人の女性が泊まりに来ていて、仲良くなりました。まあ英語話せないのですが。また夜空を見上げて、流れ星が流れているのを酒飲みながら見ていました。つまりは楽しいキャンプが出来たという思い出ですね。
(久住からの景色)

5.下関市豊北町白滝山

  • この山も、お勧めの山 の記事に紹介していますが、別の意味での思い出があり…
  • この時は後輩と3人で行って、山頂で鍋作って食べたのですが、最後の仕上げはうどんでした。で、持って行ったのが乾麺で、この乾麺は塩が効いていて、たっぷりのお湯でゆでてから、お湯から出して、つゆ等で食べるものなのだけれど… これを鍋の残りに入れてゆでて食べたため、塩がそのまま汁に出てしまい、まあ塩辛いったらありゃしない! せっかくの仕上げのうどんが台無しでした。仕上げのうどんは、ゆで麺じゃないとダメなんだあ~ 知らんかった。
  • つまり、とっても不味い思いをした、思い出の山登りです。結局、思い出の山登りって、山行内容よりも、他の出来事で思い出になってることが多いなあ。
(白滝山)

6.大分県鶴見岳

  • この山はロープウエイで山頂まで登れる山です。まあもちろん、自分で歩いて登りますが、この山は冬には霧氷が見られます。
  • 2000年の1月、初の雪山登山で、軽アイゼン(もう格安で購入した4本爪 紐で靴に結び付けて固定する)も初めて使って、山頂に登りました。雪山と言っても九州の山なので、積雪量も多くなく初心者向きです。
  • ちょうど、寒波が来たのが週末だったので、ノコノコと出かけました。山頂付近は-6度の世界、もうとっても寒かったのですが、運よく無風だったので、体感温度的にはマシでした。期待していた霧氷がとてもきれいで、久住山からの景色と同様に、とっても感動したことを覚えています。ここは、まともな思い出の山登りですね。
  • 九州の山なので、常時霧氷があるわけではなく、気象条件があると思いますが、霧氷を見るための登山も良いですよ。
(鶴見岳の霧氷)

7.福岡県宗像市 4つ塚縦走(城山―金山―孔大寺山―湯川山)

  • 福岡県宗像市と遠賀郡岡垣町にまたがっている山で、4つの山が並んでいます。城山は国道3号線から見える山で、最北の湯川山は海を臨む山です。湯川山にはハンググライダーのランチャー台があります。
  • 地元では宗像4つ塚と言われているようで、私の母校の高校の校歌の歌詞にも書かれている山です。つまりなじみのある山となります。
  • この4つ塚、縦走できるということを知り、安易な気持ちで出掛けたのですが… いずれも標高はさほど高くなく、何も考えていなかったのですが、縦走と言っても、尾根でつながっている山ではなく、ある程度独立した山なので、アップダウンが激しいというか、まあ小山に4つ続けて登るということになります。そう、それなりに体力が必要なのでした。
  • 結局、舐めていたので4つの山のうち、3つ登った所でバテテしまいました… あえなく縦走失敗。結局、失敗登山の思い出の方が記憶に残りやすいようです…
  • この4つ塚縦走については、くやしかったので、日を改めて再チャレンジし、完歩しています。

8.大分県 久住山(冬-雪山)

  • 冬の雪山の久住についても、別の記事(「雪山にはソリをもっていこう」)に書いていますが、雪山経験の殆どなかった中での登山で、いろいろと経験が出来た山行でした。
  • 久住には坊ガツルという場所があり、ここがキャンプサイトになっています。また山荘があり温泉があります。標高が高いので夏は涼しく、夏に行ったときは温泉には入りませんでしたが(キャンプサイトから少し歩くため)、もう雪の中では、ひと時のぬくもりを求め温泉に入りました。まあ歩いて疲れた身体、冷えた身体には、温泉は沁みました… でも温泉から出てテントに戻ると、すぐに寒いのですが…
  • テントも、雪の上に張るので、そのままでは雪に接して寒いので、テントの下に草や枝を敷いてから張りました。
  • 冬の雪の中なので、殆ど登山客はいないのですが、その日は他に数人のテント泊の人が居て、この人たちが山登りの上級者の方たちで、いろんな話が聞けました。
  • この山登り上級者の方が、「雪の中は焚火」だと、皆で大量の枯れ木を集めてきて、焚火をしました。雪の中、焚火をガンガンに燃やす、焚火で暖を取ることがこんなに暖かいというのを体感できました。火は寝るまで炊いていました。火を見ながら酒を飲み、そう雪中酒ですね、いやはや楽しい夜でした。彼らはザイルを使ってのクライミングもされる方で、焚火をしながら、いろんな山の話を聞かせてくれました。
  • 夜、寝袋に入るまでは焚火のおかげで快適だったのですが… 私はモンベルのダウンシュラフを持参、同行した後輩は、3シーズンシュラフ+コンパクトシュラフの2枚重ねの装備。ダウンシュラフを初めて実戦投入、さぞ暖かいだろうと期待していたのですが… 一晩中寒かった! 後輩もさぞ寒かったろうと、翌朝聞いてみたら「快適でした」との返事。なぜ?
  • 実は、ダウンシュラフの場合は、あえて薄着で寝た方が、自分の体温でダウンが暖められて暖かいというのを知らず、もうこれでもかと言わんばかりに服を着て寝ていたので、ダウンの効果が得られなかったのが原因でした。それは後から知ったのですが… この辺も素人ゆえの失敗ですね。
  • でも、この久住の雪山登山は、経験にもなり、楽しくもあり、楽しい山行の思い出の1つとなりました。
(久住 坊ガヅル)
(雪山登山 素人4人衆)

「山登り アイディア集」

まあ、大したアイディアでもなく、紹介できるほどの内容でも無いのですが…

「単独行の用心棒」

  • 島根県の山に行ったときの話です。山頂付近まで登り傾斜が緩くなり、辺りはウエスト位置より少し高いくらいのクマザサに覆われていました。ふと、クマザサがザザッと音を立て、何か動物と思われるものが動き… 緊張しました。周りに人は居なくて私のみ… クマザサが茂っていて相手が見えないので、結構怖かったですね。
  • まあ、タヌキかイノシシか、それとも熊? 見えない相手と言うのは怖くて仕方がない(正体不明)… でも、熊が見えてもシャレにならん。何より防具が何もない… ストック持っていましたが、ストックじゃ太刀打ちできない。
  • その時の山行は結局、音にビビっただけで、何事もなく終わりましたが、単独行の場合、何か用心棒みたいなものがあると心強いなあと考え、杖の代わりになるもので、良いものが無いか探しました。そう言えば、古い山岳写真等で、木製のピッケルのような形の杖を持っている画像を見たことがあり、そういうのが無いか探しました所、カジタックス サンピオレ というトレッキング用のピッケルがあり、「これだ!」と思い、すぐに買いました。
  • トレッキング用の杖なので、杖として普通に使えます。私が購入したものは、長さが90cmで、下り時の杖としては少し短いのですが、登りの時は普通に使えます。もちろん、トレッキングポール2本の方が歩きやすいのですが、これはこれで、「なんかそれっぽい!」とか、もう訳の分からない理由で悦に入り使っています。
  • 用心棒としては、重たいので片手では振り回せませんが、両手で振り回す事が可能です。まあ実際に使うことは無いでしょうが、というがあっても困るのですが、いわゆる安心材料ですかね。
  • どうです? 単独行に用心棒としてのトレッキングピッケル?

「登山靴に防水スプレー」

  • ここぞと言う時の山行前には、登山靴の防水目的で、防水スプレーをガンガンに吹付けていました。少しでも水の浸水を防ぎたいという、その一心で。
  • 効果のほどはデータが無いので分かりませんが、なんとなく水の浸水を遅延してくれているように思います。まあこれも大事な山行前の儀式のようなのなのかも。
  • 革靴であれば、皮革油を塗りこむのだろうと思いますが(革靴を持っていないので想像です)、布靴はやっぱ防水スプレーだな。

「下着の乾かし方」

  • 北アルプスに山中泊2泊で3回登りました。もちろん夏山登山ですが、それでも山頂付近にテントを張ると、平地より15度以上気温が低いので、まあもう寒い! 登っている間は暑いのですが、テント張ってひと段落つく頃には、もう底冷えの寒さ。
  • もちろん気温の低下は見込んでいるので、防寒着は持参しています。持参した服を全て着込んで寒さに耐えていますが、登りの間に濡れた下着を着替えずにそのまま着ているとカゼをひく原因になるので、1枚しかない予備の下着に着替えます。
  • そのまま着替えた下着を着用していると、次の日に着る下着が無くなる。そう、濡れた下着を乾かして、翌日歩き始める前に、それを再度着用しなければなりません(乾いた下着はテント生活用なのです)。
  • この濡れた下着を乾かす方法、一緒に行った後輩が編み出した技なのですが(全然大したことないけど、良いアイディア!)、山に登って山頂付近でテント張ったら着替えます。下着を着替えて、防寒着の長袖を着て、この上に濡れた下着を着用するのです。すると、体温で少しずつ乾き、翌日には乾いていますので、これを再度着用して、二日目の登山を開始します。
  • つまり、濡れた下着はテント生活中に服の上に着用して乾かすのです。
(モデルが悪いが… こういう着方です)

「朝は雑炊」

  • これも北アルプス夏山登山の時の話ですが、晩御飯に飯盒で炊いて食べるご飯は、もう最高に旨い! でも飯盒飯って、絶対に底の方が焦げ付いている。このおこげが好きな人もいますが、これ取りにくいんですね。
  • キャンプ場とかであれば、水に浸しておいて、翌朝ふやけた頃にタワシで洗いますが、山の中ではそれも出来ない。
  • 仕方がないので、晩飯後に飯盒の中に水を入れておき、翌朝にバーナーに載せ、適当な具を入れて味付けをし、雑炊にして焦げたご飯を取ります。もう加熱しながら箸でひたすら焦げた部分をこさいで、ちょっとでも回収してお腹に入れようと頑張ります。
  • 昔、バイクツーリングに出かけてテント泊していた時は、朝から飯盒の中にラーメン入れて、ラーメン雑炊にして食べていました。それはそれで美味しいのですが、なぜかこのラーメン雑炊、朝に食べると胸やけするのです。

「コッヘルは四角形が良い」

  • コッヘルは四角形の方がバックパッキングしやすいです。私はフライパンと鍋がセットになった角形コッヘルを愛用しています。中にガスボンベが1つ入る大きさなので、中で揺れないようにタオルでボンベを巻いて、コッヘルの中に入れてパッキングしています。
  • 山登り用にコッヘルを購入するなら、角形のものをお勧めします。
ユニフレーム山クッカー角形3

「バックパッキング」

  • 登山用品をバックに詰める際、それぞれの荷物を袋に小分けします。この時に良く使われるのがスタッフバックという袋。ドローコードで口を締めて使いますが、ナイロンの防水生地になっていて、水濡れに強い袋です(完全防水ではありません)。まずは定番のスタッフバックを活用されて下さい。
  • 北アルプス等のメジャーな山は、山小屋で買い物が出来るので、現金を持参する必要があります。とは言え日ごろ使っている財布では、重くて荷物になるため、最低限の現金のみ持参する場合の入れ物としては、100円ショップで販売されているファスナー付きの袋がお勧めです。透明のタイプは比較的水が入りにくく、財布代わりには良いかと思います。
  • また、スタッフバック内に入れる小物類の仕分け収納にも、100円ショップのファスナー付きの袋が幾つかあると便利です。また、防水したい場合には、気密性のあるタッパ容器のようなプラスチック容器も使えます。

「ブロッコリーとラード」

  • 山中泊でテント泊、ごはんも自炊の場合、炒め物をしたい場合に油が必要です。でもサラダ油などの液体の油は、漏れるリスクがあるため持参できません。この場合、チューブ入りのラードがあると簡単に持ち運べて便利です。
  • 山中泊の数泊程度であれば、まあ野菜を口にしなくても栄養不足にはなりませんが、なんとなく野菜も食べておきたいなあとも思います。でも、普通の生鮮野菜はさすがに持参しにくい。
  • 人参は持参可能ですが、皮をむかないといけないのと、切るのに時間を要する、火が通るのに時間がかかります。この点、ブロッコリーがお勧めです。常温でも数日は大丈夫だし、切るのも簡単、炒め時間は少しかかりますが、栄養価も豊富で、山行に持参するには重宝します。ちなみに私、ブロッコリーはそんなに好きではないのですが、山の中だと何故か食べますね。

「冬山の一人鍋」

  • 冬になると、アルミホイル製の鍋に、うどん玉とか肉とか野菜とか入った一人用の鍋がスーパーで売られています。以前はコンビニでも売られていたのですが、最近はレンジ調理品が主流のようで、コンビニには冷凍品しかないような。
  • この一人鍋、当日売り切り品なので(生の肉や野菜が入っているので)、日持ちしないのですが、これを山に行く前日に購入しておいて、冬の低山に登って、山頂で寒い寒い言いながら、ストーブで鍋作って食べるの、もう至福の贅沢です。
  • この一人鍋、チルド販売コーナー品のものでないとダメです。冷凍品は溶かすとだし汁が溶けて漏れる可能性があります。
  • このアルミ箔の鍋は、絶対に空焚き禁止ですので要注意! 空焚きした瞬間に鍋に穴が開きます。必ず水を入れてから火に掛けましょう。

「超簡単クッキング ホットドック」

  • 山の上で食べるごはんは旨いのですが、少し気温が低いと、お弁当も冷たくて、温かいものが食べたくなります。
  • まあ、ラーメンとかは手軽に温かいものとして重宝しますが、他にも簡単メニューとして、ホットドックを紹介します。
  • 山にコッヘルとバーナーと持参して、腸詰、ソーセージとロールパンを持参しましょう。山頂では、腸詰を炒めて、ナイフで切れ目を入れたロールパンに挟んで食べるだけです。もうこれだけなのですが、熱いうちに食べると、旨いですよ。なんか一手間だけはかかっている感が良い。
  • 一緒にコーンクリームスープとかあれば、さらに良いです。

「何がなんでも山頂でカレーが食べたい」

  • キャンプのごはんはカレーだ! のノリで、最初に北アルプス夏山遠征に行った時、テント泊自炊で持って行ったのがカレーライスの材料。
  • ラード、人参、玉ねぎ、じゃがいも、カレール、そして肉の代わりにベーコン。
  • ベーコンも10℃以下で保存する必要がありますが、まあ、冷蔵庫に入れていなくても1日くらい持ちます。ちょっと腐りかけていても、炒めて食べれば何とかなります。ベーコンは基本、製造時に加熱してあり食中毒菌は残存していないので、腐りかけていても、食中毒菌以外の菌が繁殖しています。なので食べても大丈夫(保証はしませんが)。
  • つまり山行に、肉の代替にベーコンが使えますよ という話です。ベーコンカレー旨いですよ!
  • (未開封のベーコンが傷んでいるかどうか? は、①包材が膨らんでいないか?(ガスの発生)、②表面がネトネトしていないか? で見分けます。)
(豚肉代わりのベーコン 重宝します!)

「歩いている時の写真」

  • 単独行の場合は無理ですが、数人で山登りに行かれた際は、同行者が歩いている姿を後ろから、前から撮影してあげて下さい。
  • それも、良い撮影ポイントだとさらに良いですね。できるだけバレないようにさりげなく、「えーっ 写真撮ってたんだあ」と言われるような撮り方が良いです。
  • 私はカメラが趣味ではないため、記録程度にしか撮影していないのですが、数人で行く場合は、だいたい山頂での集合写真(登頂記念写真)を撮る程度です。でも、実際に歩いている所とか、良い景色の中で自然に動いている姿の写真って、なかなか自分では撮影できないので、良い記念になります。つまり写真をもらう方も喜びます。

「女性と山登りに行った後の温泉での注意事項」

  • 会社の同僚、男女で車で日帰り登山に行った際の話です。下山後に温泉に行くのも楽しみで、近くに温泉があれば寄って帰ることが多く、その時も温泉に寄って帰りました。
  • それまで男性ばかりの山行が多く、女性を連れて行くのは初めてだったかどうか忘れましたが、混浴ではないので、それぞれ分かれてフロに入りました。
  • 男の場合、まあ殆どがカラスの行水に近いというか、長く入っても30分足らずなのですが、これが女性となると… 1時間近く待たされるハメになり…
  • 女性でも長風呂が嫌いと、さっさと出てくる子もいるのですが、大半は長くて長くて…
  • 以来、女性と一緒に温泉に行くときは、温泉からの出発時間を決めています。時間を指示しておくと、それに合わせて出てきます。まあ、会社では私の方が先輩だったということもありますが。なので、女性と温泉に寄るときは、時間を指示しておいた方が良いですよ。
(いい湯だな!)

~ 以上 19.12.1 記載 ~