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- 自分の中で長続きした趣味は、バイクツーリング、釣り、そして山登り等ですが、私が長続きするものは、やっている最中は、それほど楽しい訳ではないけど、なぜか、「また行きたくなる」ものだったりします。
- なので、「山登りの楽しさとは?」と聞かれた場合、正直、即答できる答えは持っていない… だから、なぜ山登りに行きたくなるのか? ちょっと真面目に考えてみました。(今まであまり考えたことが無かった)。
- まずは、ありふれた言葉になりますが、“日常からの脱却”はあると思います。山登り、山歩きは、日常生活とは異なる世界であり、その中に身を置くことが、無意識ながら精神衛生の向上につながっているのだろうと思います。ただ、これは“楽しさ”とは違うのかも。
- 私は、未だ行ったことが無い場所に行くのが好きです。山登りも、行ったことが無い場所に行くことの延長だと思っています。つまりは徒歩旅行ですね。例えば、マラソン大会に出るにしても、同じ大会、地元の大会よりは、行ったことの無い場所で開催される大会に出ていました。山登りに、旅行的な楽しみを感じています。
- “ピークハント”、せっかく山に登るのであれば、やはり山頂を目指したいとは思っています。ただ、「日本100名山を制覇する」とか、「福岡県の山 50山登る」とかの数にこだわる目標は立てていません。なので、バリバリのピークハンターでは無いのですが、登った山が増えることは、やっぱり楽しみのような気がします。幾つ登ったのか、数えてたことはないですが。
- 漠然とした目標ですが、、中国、四国、九州の各県最高峰には登ってみたいなあと考えています。そういう目標があるのも、楽しみの1つですね。まあ、沖縄県だけは遠いので、ちょっと無理そうですが… 残りは熊本、高知、香川、岡山の4県、さて、いつ完登できるかなあ…
- 今、熊本県最高峰の国見岳に行く計画を立てています。ホント、行きたい山への久しぶりの山行は、やっぱり楽しみだったりしますね。この辺、旅行と同じです。計画立てている時が一番楽しい。⇒ 登っている時は、ほとんど“きついなあ”ですが…
- 山登りは、冷静に考えてみれば、決して安全ではありません。だいたいの登山道は道も狭く、足を踏み外すと滑落します。これは低山であっても、切り立った所では、結構なリスクがあります。つまりは、ちょっとした冒険心をくすぐられるというか、小さな冒険かなあとも思います。冒険チックな徒歩旅行とでも言いましょうか、両側が切り立った尾根筋を歩くときは、結構ドキドキしますよね? そういう小さなスリルをくぐりぬける、小さな冒険であることは、楽しいと言えるものだと思います。
- 普段、ずぶ濡れになりながら歩くことはあまりありませんが、山登りでは、あります(雨具は着用していますが)。雪が舞う寒い中、あるいは真夏の日光の中、少し雪が積もっている山や、新緑の綺麗な山、山桜や石楠花(しゃくなげ)、ミヤマキリシマの咲く中を歩くのは、それなりに自然と戯れているようで、それも楽しみの一つだろうなあ。
- (話は脱線しますが、九州の山、ミヤマキリシマの頃に登山客が多くいますが、ミヤマキリシマは遠くから眺めるには奇麗なのですが… ミヤマキリシマの中を歩くのは、最悪とまでは言いませんが、歩き難いやら腹が立つやら… 低木で登山道にはみ出るような樹勢で、枝が弾力があるので、ミヤマキリシマの中を歩くのは、歩きにくいやら痛いやら引っ掛かるやら、私は嫌いだ! でもそういうのも含めて、楽しいんだろうな…)
- 今まで、山登りにおいてケガや、遭難はしたことがありません。臆病な性格もありますが、運に恵まれたのかも知れません。なんとなくダルくて、出かける予定を止めてしまい、一日何もなく過ごした日、出かけなかったことを後悔したことは何度もありますが、山登りに行って、「行かなければ良かった」と思ったことは無いなあ… だから、また行きたくなるんだろうな。
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