「山歩きの軌跡:ハンディGPS⇒スマホ」

  • 久しぶりに山登りに行く計画を立てました。ただ、かなりのブランクがあり、「明日にでも」行ける体力、筋力はなく、脂肪のみが蓄積されており… このため、まずは体力作りから始めています。
  • それは置いておいて、山登りに行くのであれば、軌跡を残したいなあと。私はスマホデビューが遅かったのですが(格安SIMとSIMフリースマホが出て、ガラケーよりもコストが下がった時点でスマホデビュー)、そのためスマホの使い方、いまいちよく分からない。でもGPS付いてるし、子供と一緒に遊んでいるポケモンGOはGPS機能を使ったゲームだし、そういうアプリがあるだろうなあと探してみました。
  • ネットで調べてみたら、4種類のアプリが解説されていて、①YAMAP、②山と高原地図、③ジオグラフィカ、④ヤマレコMAP というのが山に特化したアプリだそうな。このうち、②山と高原地図 については有料アプリにて、悩んでも良く分からないので、Playストアで検索して、ダウンロード数が一番多かったYAMAPをインストールしてみました。
  • YAMAPを開いてみて、近所の低山もきちんと網羅されていることに驚き、地図もダウンロード出来て、携帯電波が届かなくても機能するようだし、何も考えなくてもGPSの軌跡を取ってくれるようだし、もうスゲーなあと思うばかり。スマホって、すごいなあ。
YAMAP アプリ画像(近所の山を表示)
  • 実は、10年以上前にも同じ事を考えており、当時はハンディGPSが売られていて、ガーミンやENPEX等のメーカー製のハンディGPSが販売されていました。地図データまで入ったものは非常に高価で、GPS機能のみのシンプル仕様でも2万円前後だったと思います。で、私もこれが欲しくて、ガーミンGeko201というのを買いました。費用を抑えるため日本語版ではなく、英語版の方を購入(単語のみ表示されるので、まあ英語が分からない私でも、何とかなると考えて)。
  • Geko201も、指定した時間間隔で時点のGPS位置を記録してくれます。ただ、このままでは記録されたデータは数字の羅列ですが、これを地図上に表示できるものがあり、これが、「ガーミン」と呼ばれる地図ソフトでした。これは専用の本が販売されており、この本にCDに入った地図データが付いています。
  • 本は3冊あり、入門編、GPS応用編、パーフェクトマスター編となっていました。とりあえず3冊購入したのですが… あきらめの早い私は全くマスターは出来ず… しかし、GPSのデータを地図上に読み込み、トレースを描くことまでは行いました。自分のパソコン上に、自分が登った山のトレースが出たのは、やはり感動でしたね!
  • その後、山登りに出かける機会も減り、あまり使われないままハンディGPS、ガーミン地図ソフトも遊休資産となってしまい… 気付いたら世の中はスマホ社会となり、これらの機能は全てスマホで簡単に出来るようになっていました。いやはや10年ひと昔ではありませんが、スマホで簡単に出来るようになったのはありがたいのですが、これらの道具の使い道が無くなってしまったのは、少々寂しい気がします。ただ、GPS等の高性能な技術が、誰にでも分かりやすく使えるようになったことは、きっと良いことなんだろうなあと思います。

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