「象頭山(90m)・姫山(199m) 山口市」

山口市内の病院に行く用事があったため、せっかくなら付近の里山を散策しようと地図を探すと、山口駅の近くに象頭山、姫山という小さな山を見つけました。ネットにも簡単な情報もあり、この2つの小さな山に登ってみることにしました。

Contents(目次)

「象頭山」

Wikipediaにも、ごく簡単に記事が載っています。山口市民の憩いの場で、12月にはイルミネーションが点灯されている?

登山口は、①厳島神社、②象頭山公園駐車地 の2つがあります。②の象頭山公園駐車地は、株式会社豆子郎 本社の近くです。

今回はJRにて移動したので、山口駅からは徒歩にて、駅から近い①厳島神社から登ることにしました。山口駅から厳島神社までは800m足らずです。

厳島神社は小さな神社にて、小さな本殿の脇に登山口があります。

登山道は登りやすく、難路はありません。

分岐もありますが、迷うことは無いと思います。

山頂と思わるピークを過ぎた少し先に、「気晴らしの丘」があり、ここから市内の展望が見渡せます。

気晴らしの丘には、確かに電飾がありました。

登山口からここまで、10分ほどです。

標高が低いので、遠くまでの展望はありませんが、山口駅が眼下にあり、気軽に登れる所です。

対面には西鳳翩山、東鳳翩山が対峙しています。

山口線はSLも走るので、ここからSLが走るのを眺めるのも良さそうに思います。

「姫山」

変わった名前の山ですね。地元には名前の由来となった伝説があるようです。「山口町の附近平川村に姫山と呼ばれる山がある。打ち見たところ平々凡々格別変わったところでもないが、そのくせ名だけはすこぶる高い…」と伝記には記載されています。

確かに、平凡な山ではありますが、なんか名前が良いじゃないですか!

さて、それほど有名な山では無いので、登山口も分かり難く、ネットの記事で調べた所、川沿いの箇所に鳥居があり、そこが登山口となっているようです。

仁保川の支流の間田川にかかる姫山橋を渡り、山の方に50mほど向かった所に鳥居があり、ここが登山口となります。

(鳥居の所が登山口)

登山口から10分ほど登ると、小さな神社があります。ここまではそれほど急登箇所はなく、道もはっきりしています。

神社からは傾斜のきつい部分があります。神社から5~6分歩くと、電波の反射板があります。反射板に向かって左側に登山道があります。

反射板から10分ほどで、山頂に到着です。山頂には三角点が設置されています。

登山口から山頂までは、25分ほどでした。

山頂からは西側の景色のみが開けています。

「反対側に下山」

山頂から元の道を下りる予定でしたが、来た道と反対側に道が続いており、別の登山道があるようです。せっかくなので、そちらに下りることにしたのですが…

これがもう傾斜がきつくて… ロープが張ってあって助かりました。

なければ滑り降りるしかなかったかな~ かなり急な傾斜です。

ある程度下ると、目の前に小さなピークがあり、「あれっ? また登るの? 縦走路なの?」と思いましたが… 引き返すのも急登だしイヤだなあ… まったく情報がないまま来たので、さてどうしよう。

まあ、遭難することはないだろうと、そのまま進みました。

ピークがあったので少し登り、再び下り坂になりました。少しずつ景色が開けてきたので、間違いなく何処かには下山できそうです。さて、どこに下りるの?

下りてきた所には、「姫山 ニンジョウガ岳 登山口」と書かれてありました。ここも姫山登山口のようです。

ここから砂利道を歩いて行くと、神社に出ました。神社の名前は分かりませんでした。場所的には山口大学の近くの様です。とりあえず、無事にまともな所に下りれて何よりでした。

(神社の名前は、後から調べたら、「日吉神社」でした)

ここからだと、山口駅よりも湯田温泉駅の方が近いようなので、湯田温泉駅まで歩き、JRで帰宅しました。

(姫山遠景)

「2つの山について」

確かに平凡な山ですが、川沿いにある山で景色、展望もあり、良い感じです。姫山からの下山は、「どこに下りるのか? たどり着くのか分からない」というドキドキ感もあり、楽しかったです。今回は鉄道利用の移動だったので、いつもと違って新鮮な感じでした。登山というより旅行気分だったなあ。鉄道の場合、うたたねが出来るのが良いですね!

山口駅、湯田温泉駅に来られる場合、少し足を延ばして、これらの山に登られるのも一考かと思います。

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