「小文字山(366m 北九州市小倉北区)」

今回も、近場の低山に出かけました。現在梅雨時期で、なかなか晴天に恵まれず、近場の低山であれば、少しの晴れ間の間に出かけることが出来ます。

この山は、昔登ったような記憶があるのですが… 写真も記録もなく、記憶の混同なのかなあ… まあいいや。

Contents(目次)

「登山口(足立公園)」

小文字山は足立山に連なった山系で、麓に足立公園があります。市街地に近い公園でもあり、散策、ウォーキングやジョギングをされる方が多くいるようです。私が行った日も、何人もの散策の方がおられました。

足立公園の中に“メモリアルクロス”と呼ばれる場所があります。小文字山の登山口は、このメモリアルクロス入り口の駐車場にあります。

Google mapでも「小文字山登山口」で検索すると出てきます。登山口は道路脇にあり、10台前後の駐車スペースもあります。

「山ガール発見!」

最近、ツイッターやインスタグラムで、“山ガール”と思われる人の投稿をちらほら見かけます。でも、身近には“山のおね―様”、“山のおじさま、おばさま”は、たくさんいますが、山ガールは見かけることが殆どなく… 身近にはいないデジタル世界の住人の話と思っていました。ふと見ると登山口から山に入っていくのは、間違いなく“山ガール”! 実際にいるんだなあ~ さすが北九州市!

(あれは間違いなく山ガールだ!)

「所要時間・距離など」

  • 小文字山から足立山まで縦走できます。足立山からは、門司の戸ノ上山まで縦走出来ます。その昔、足立山から戸ノ上山まで縦走した事がありますが、意外にも? 結構ハードだった記憶があります。
  • 小文字山に関するネット記事を見ていると、登山口から山頂までは、40分前後の所要時間と書かれてあります。私の脚でも、だいたいそれくらいの時間でした。
  • 登山口の案内標識にも、「0.6km」と書いてあります。
  • 市街地近くの山なので、登山道、標識等は整備されています。道は丸太で階段が作ってあります。

「完全に舐めていました…」

  • 近場の低山でもあり、山頂まで0.6km 「な~んだ、すぐそこじゃん!」と、準備運動もせずに登りました。これが大失敗!
  • 通常であれば、入念に準備運動、ストレッチを行い、歩き始めはゆっくりと、また山道に入り傾斜路となったら、さらにギアダウンして最初の15分は超低速で歩き、身体を慣らすようにしているのですが… そういうの一切無しで登り始めました。
  • この登山道は、登山口から比較的傾斜のきつい登りがずっと続きます。ほとんど緩急が無く、単調に傾斜のきつめな登山道となっており… 全くペースが作れないまま… あれって何なんでしょうね、一旦ペースが作れずに登ってしまうと、もう途中からギアダウンしてもどうにもならない… 大休止して一からやりなおさないと、ずっとしんどいままとなります。私もまだまだですね… 仕方なく、あえぎながらそのまま山頂まで登りましたが…

「登山道について」

整備されており、山頂手前まで丸太で階段が作ってあります。

傾斜を避けてスイッチバック、つづらおりとなっている登山道ではなく、どちらかと言えば直登の感じの登山道なので、緩急はほとんどなく、比較的傾斜のきつい道が山頂まで続いています。

途中1か所、ピークがあって少し下る場所があります。大した距離ではありません。

標高が低いので、植生は殆ど変化はありません。山頂付近は伐採してあり、開けています。

木々の間隔が詰まっているというか、緑が濃いような気がします。

市街地に近いこともあり、杉の植林ではない天然林と思われる山です(私、この辺あまり詳しくないのですが…)。

「鎖場がある」

2か所ほど、岩肌の場所があり、鎖が設置してあります。まあ、この鎖を使わなくても迂回する道もありますが、こういうのがあった方が楽しいです。

「丸太の階段が苦手」

私、丸太の階段が苦手というか、個人的にはペースが作りにくく、歩きにくいのです…

そうは言っても、丸太の階段が作ってある山道の方が多いのですが。

階段のピッチによって、歩きやすさが決まり、自分に合っていないと、歩きにくいのです。という言い訳をしていますが、事前に準備運動も何もしていない自分が悪いのですが…

(きのこ)

「山頂からの景色は絶景」

山頂直前で、頭上の木々が無くなり、急に展望が開けます。

山の裾野が殆ど無いので、眼下まで景色が広がっており、程よい標高から見下ろす景色、市街地の景色は最高です!

高所が苦手な私は、少し怖い感じもする、ほんと足下まで景色が見える感じが、この山の景色の醍醐味です。

西側の小倉の市街地の景色、小倉北区、南区と戸畑辺りまで見渡せ、北側には関門海峡と下関の彦島が見えます。及び関門橋も見えます。

この景色はほんと、しばらく堪能しておきたくなるようないい景色です。

ちなみに、山頂にはテーブルと椅子がありますが、山頂を示す標識はありません。及び南側に連なる山のピークが目の前に見えるので、そういう意味では山頂らしさは無いのですが、そんなの関係ないというか、この景色は本当に良いですよ!

あいにくの曇り空ではありましたが、それでも十分堪能できました!

「下山にて」

雨上がりなのか、大きなミミズを2回見ました。青紫色のミミズです。

(30cmオーバーのミミズ)

今回、安物のローカットの靴、見た目はトレッキングシューズを履いて行きました。靴紐の締まりも悪く、サイズも少し大きいので、下りでは靴の中で足が躍る始末…

でも、不思議な事に雨上がりの滑りやすい、傾斜も緩くない道なのに、何故か滑らない… なんでなの? ローカットの方が足首の自由度が高いから滑りにくのか? 安物ゆえ靴底が柔らかいので地面に追随しやすいのか? ある意味面白い発見です。

大きな白いキノコもありました。

「メモリアルクロス」

「小倉北区の市街地を眼下に望む足立山中腹の地に建てられた大きな十字架は「メモリアルクロス」と言われ、朝鮮戦争中(1950~1953)に戦死した国際連合軍将兵の霊をなぐさめるため、当時の駐留米軍小倉師団の司令官達によって1951年(昭和25年)に建設され、日本側(旧小倉市・旧門司市・旧戸畑市・旧八幡市・旧若松市)に譲渡されたもので、高さ約20㍍のジュラルミン製十字架で朝鮮半島のほうに向いて立ってます。
あまり伝わってない事実ですが、北九州の港・飛行場から多くの連合軍将兵が挑戦半島に向かい、多くの戦死者が帰ってきました。」

北九州市 時と風の博物館HPより

「おまけ」

関門マーチス:関門海峡海上交通センター 関門海峡の航行情報提供、航行管制および戸畑航路の出入港管制を行います。周波数1651kHz 毎時0分及び30分から15分間 船舶向けラジオ放送を行っています。

門司 小森江の赤レンガ倉庫群  アサヒビール

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