「霜降岳(250m) 山口県宇部市」

今回も、比較的近場の低山に出かけました。私の家からは車で1時間ほどの所にあります。ガイドブック(ヤマケイ分県登山ガイド)によると、ここは鎌倉時代から南北朝にかけての山城だった所と書かれています。登山道(ルート)も何本もあるようです。宇部市HPにも紹介ページがあります。

登るに際し、グーグルマップナビで山までのルートを調べた所、ヤマケイ分県登山ガイドの案内ルートの登山口が出てきたので、ガイド本のルートで登ることとしました。

「移動手段」

今回は近場なので、バイクで出掛けました。125ccなので高速は走れませんが、一般道であれば、なんとか普通車についていくことが出来ます。最高速度108kmしか出ません…

その代わり、燃費は40km以上/Lです。

バイクの利点は、駐車場が無くても何とかなるという事です。今回も駐車する所が無かったのですが、少し広い所があれば、迷惑にならない停め方が可能です。

(愛車 Honda PCX125)

「アクセスルート」

下関から、国道2号線を北上し、宇部市中村 下岡交差点を右折し、県道215号線に入ります。215号線を3.5kmほど進むと、恐らくこの辺にガイド本にある「霜降岳登山口バス停」があるのだろうと思います。ここから左折し、踏切を渡り、その先の厚東川にかかる末信橋を渡り、道なりに進むと、登山口案内の看板が出てきます。

(橋を渡って左折し道なりに進む)
(カーブの右側に看板がある)
(看板が指す方向 この先にも看板がある)
(ここを右折する)
(この細い道を入っていく)
(この先に登山口がある)

バイクなので、看板に従って行けるところまで行こうとしましたが、バイクすら停める所が無く、引き返して末信橋の所にバイクを停めて、登ることにしました。

(末信橋 ここにバイクを停めた)

「登山口に柵が…」

鹿かイノシシが出るのか? 柵がしてありました。その先に看板があったので、ここで間違いは無さそうです。さて、この柵どうやって開けるの? 1分ほど悩んで、留め金が掛けてあるのに気付き、これを外して扉を開けて入れました。

(この留め金が脱着可能)

前日は雨でしたので、地面は濡れていましたが、水溜まり等はなく、歩くには問題無さそうです。

(柵の先に看板があります)

登山道には、目印のテープが多く取り付けられていました。それなりに登山客は来るようです。

「城跡が幾つかあります」

霜降岳には、山頂付近の本城を始めとし、前城、中ノ城、後城の各城跡があるようです。この内、展望があるのは前城と中城となっています。標高も低い山なので、これらの城跡を見て回ることが可能です。

登山口から少し入ると右手は竹林になります。歩いてしばらく行くと、中ノ城~本城に行くコースと、まっすぐ本城に行くコースに分かれます。私は景色を求めて、中ノ城の方に行きました。

(左に登る道が中ノ城)

「シダがいっぱいだった」

この登山道は、シダがたくさん生えています。

私、なんとなくシダの葉っぱの形が好きではなく… 登山道を覆うように生えている箇所が結構あり、前日の雨か夜露に濡れていて、ズボンが濡れました… まあ想定内ですが。

いつも山登りをしていて、蜘蛛の糸が顔に絡むのがうっとおしいなあと思っています。あれって、その日の最初に歩く人が、蜘蛛の糸を払いながら歩くので、複数名の場合、後ろの人はあまり被害を被らないのですが… なんか便利グッズないかなあ?

「中ノ城手前の景色」

この山は景色展望にはあまり恵まれていません。このルートの場合、中ノ城手前に一部開けている所があります。ここにちょうど大きな岩があり、この上に登って景色が見れます。

(この岩の上に立って景色が見れる)

「中ノ城跡」

看板があります。他には特に名残のようなものも無く… ガイドブックには、ここから展望が開ける とあるのですが… 木が生い茂っていて景色は見れないですね。

ここから、少しだけ下って、本城のある山頂に向かいます。

(あの頂が山頂)

「本城までの道」

少し傾斜がきつい所がありますが、それほど難路ではありません。

ただ、前日が雨だと滑りやすい箇所があります。また落ち葉が多くて、落ち葉で滑りそうな所もあります。それにしてもシダが多いなあ…

本城の手前で、前城側から登ってくる道と合流します。ここは分岐が分かり難く看板もありません。目印のテープが幾つか取り付けてあるので、注意深く見れば発見可能です。

「本城―山頂」

本城跡にも説明看板があります。名残は特になさそうですね。

本城跡が山頂になっています。三角点はありますが、ガイドブックの説明通り、展望は無く、ベンチ等もありません。せっかくの山頂なのですが、ゆっくり一休みしたいなあ という雰囲気にはなりませんでした。

「中ノ城へ下山」

実はガイドブックを良く読んでなくて、前城に行くのを忘れていました… せっかくだから少し足を延ばして行けばよかった…

前城のことが頭に無かったので、往路と同じ道を下りました。

途中の、景色の見える、中ノ城を少し下った所の岩の上で少し休憩して景色を見ていました。

「スリップ0回!」

雨上がりの道だったので、下山時には数回尻もちを覚悟していましたが、今回は尻もちをつきませんでした。体重が少し軽くなったからかなあ。良かった良かった!

「山の感想」

ガイドブックの説明タイトルは、「中世の名城、今は荒れ」と、少し寂しい題名になっています。補足説明にも「今では地元の人たちもあまり登らない様で、山頂の展望はなく、あれ傾向の山である。」と書かれています。まあ、私の本は95年の初版本にて、時間が経過していますが、概ねそんな感じの山でした。

(麓の民家の庭先の花)

歴史好きの方は史実を頭に浮かべながら登るのは楽しいのかも。私は正直、少々見どころに欠ける山かなあと思いました… とは言え、「登らなければよかった」という山は今まで無く、逆にそういう印象を持った山の方が記憶に残ったりもします。

(ちょうど田植えの季節でした)