「ライセンスフリー無線 青野山」
7月26日(日)に島根県津和野町の青野山(902m)に登りましたが、この日はライセンスフリー無線のイベントの日でしたので、交信目的にて、無線機(CB無線機)持参で登りました。
Contents(目次)
「ライセンスフリー無線のイベンドデイ」
免許不要のライセンスフリー無線は数種類ありますが、出力も小さくユーザーも少ないため、普段はなかなか不特定の相手とは交信するのが難しいのです。
そのため、全国のライセンスフリー無線機ユーザーが、一斉に運用するイベントの日を設け、この日にみんなで運用することで、たくさんの局と交信出来るようにと策定されたのが、イベントデイとなります。今は年に6回のイベントデイがあります。
- 年末年始一斉オンエアデイ(毎年大晦日・元旦)
12月31日21:00 ~ 1月1日15:00
- 春の全国一斉オンエアデイ(毎年3月春分の日)
春分の日 9:00~15:00
- ゴールデンウィーク一斉オンエアデイ(毎年5/3・4の祝日)
5月3日21:00 ~ 5月4日15:00
- SUMMER VACATION(毎年7月の最終土日)
(2020年は)7月25日21:00 ~ 7月26日15:00
- 秋の一斉オンエアデイ(毎年9月敬老の日を含む連休の土日)
(2020年は)9月19日21:00 ~ 9月20日15:00
- 全国各地一斉オンエアデイ(毎年11月文化の日)
文化の日 9:00~15:00
5月、7月、9月のイベントデイは二日にまたがって開催されているので、熱心な無線家は、泊まり込みで電波状況の良い所に移動して運用されています。
「私の場合」
私は、CB無線機という種類の無線機を持っており、これを運用しています。
私の場合は、登山のついでに登頂記念的に交信しているので、数局と交信出来れば、それで結構満足だったりします。
無線の大好きな方は、一日に数十局の無線局と交信されている方もおられます。
無線用語で、出来るだけ多くの無線局と交信することを「稼ぐ」と言います。
交信の別れ際に「では、多く稼いで下さい!」等の使い方をします。
そういう意味では、私は全然「稼げない」無線家ですね…
「交信結果」
1局目(というか、この日は1局しか交信出来ず…)
- 交信開始時刻 7:40
- 相手方コールサイン ヤマグチAZ431
- 相手方運用場所 下関市 華山 山頂手前
- シグナルレポート 相手方 5-3 、 当方 メリット5
- 交信周波数(ch) CB無線機 8ch(27.144Mhz)
- 無線出力 0.5w
- 直線距離 約77km
距離的には近場となります。初めて交信した無線局でした。
「聞こえた局」
他は1局、8chで呼び出しされていましたが、コールサインも殆ど聞き取れず(ヤマグチ局だと思います)、応答出来ませんでした…
「アマチュア無線」
アマチュア無線機も持参して、ワッチ(Watch)していました。
(「Watch 見張る という意味ですが、無線用語では傍受するの意)
8:24頃、JI4NGG局(モービル)が呼び出しされていました。
応答が出遅れ、交信出来ず…
「この日の総括」
総括というほどの話ではありませんが…
青野山から周りを見ると、結構山深いというか、青野山自体は単独峰なのですが、周りを多くの山に囲まれており、青野山よりも高い山もあるので、もう少し標高が高くないと、ロケーション的には、それほど良い条件では無いのかも知れません。
また、天候もいまいちでしたし、コロナ禍の中なので、無線機持って出かけた局も少なかった可能性があります。
あと、ちょっと時間が早かったのかなあ… だいたい9時頃からお空に出てくる人が増えるような気がする。
でも、1局でも交信出来たので、満足しています!