「ライセンスフリー無線 三ツガ峰(山口市阿東町)」
20.9.20はライセンスフリー無線のイベントデイでしたので、山行ついでに、無線機(CB無線機)を担いで登りました。
この日は、「秋の一斉オンエアデイ(毎年9月敬老の日を含む連休の土日)(2020年は)9月19日21:00 ~ 9月20日15:00」となっています。
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「Eスポ!」
私の持っているCB無線機は出力が0.5Wの非常に小さなもので、市街地であれば2~3kmの交信可能距離となります。これがロケーションの良い山の上同士になると、数百キロの交信が可能になります。この辺が無線機の面白さなのだと思います。
そして、夏季にはEスポと呼ばれる現象が稀に発生します。私も詳しくは無いのですが、空高くにある電離層で、無線機の電波が反射することがあり、このため非常に遠距離との交信が可能になるという現象です。
そしてこの日は、Eスポが発生していたため、非常に遠くの無線局の声も聞こえていました。
「交信記録①」
- 通信の相手方:ひろしまMS38 広島県呉市灰ガ峰 標高737m
- 時刻 8:49
- シグナルレポート 5-1(相手局) メリット5(自局)
- 直線距離 77km
- 備考 私の無線機の飛びが悪いような… こちらは聞こえるが、相手局はこちらの声が聞き取りにくい模様。
「交信記録②」
- 通信の相手方:ふくおかBQ801 福岡県築上町国見山(637m)
- 時刻 9:01
- シグナルレポート 5-3(相手局) メリット5(自局)
- 直線距離 114km
「交信記録③」
- 通信の相手方:ふくおかOC68 佐賀県背振山山頂(1055m)
- 時刻 9:33
- シグナルレポート 5-1(相手局) メリット4(自局)
- 直線距離 166km
- 備考 やはり私の無線機の飛びが悪いような… 相手局はこちらの声が聞き取りにくい模様。
「聞こえていた局」
- くまもとAT(?) 大分県釈迦岳
- とかちAA180 恐らく北海道です(Eスポ) 札幌市と言っていたような…
- おおいたHM430 長崎県諫早市
- いわて(?)
- やまぐちSV(?) 周南市ながれやま
- ふくしまCB46
- はままつ(?)
- にいがたKN(?) ⇒ 呼びかけましたが取ってもらえず…
遠距離の局、数局には呼びかけましたが取ってもらえませんでした… 私の無線機は飛びが悪いようです。アンテナも短く、仕方ありません…
しかし、以前熊本に住んでいて阿蘇から運用した際、北海道の局数局と交信出来たのですが、今回は北海道以外の場所も開けており、とてもコンディションの良い日だったようです。こんなのは滅多にないように思います。
「今日の総括」
交信相手は3局でした。
私の飛びの悪い無線機(RJ-410)では、こんなものだと思います。
山の上に担いで登るのに、この無線機は比較的小さくて荷物にならないメリットがあるのですが、こういう条件の良い日には、もっと飛びの良い無線機が欲しいなあと思います。
お空の上がにぎわっているのは、やはり良いものですね。
残念ながら私の交信力量の低さも露呈してしまいますが…
やっぱり、東北や東海の局とは交信したかったなあ~