「青野山(907m) 島根県津和野町」
7月も終わりに近づきましたが未だ梅雨明けせず… 連休なので少し遠く、大分県の山に行く予定を立てていたのですが雨予想… 中国地方の方が天候はマシだったので、比較的近い、津和野の青野山に急遽、行先変更しました。ガイド本には「景色が良い」と書かれてあり、山頂からの景色が楽しみです。
(午後から天候が崩れる予想だったので、早朝より出かけました)
Contents(目次)
「青野山について」
- 「西中国山地の最西端に位置し、オッパイのようにまろやかな姿をしていて、トロイデ式火山の見本のように望める」文県登山ガイド 島根県の山より
- 標高907m 青野磧駐車場より1時間ほどで頂上に登れます。登山ルートは3つあるようです。
- 青野山県立自然公園になっています。令和元年に国の天然記念物・名勝に指定されています。
「登山口までのアクセス」
Google mapで「青野山」で検索すると、恐らく笹山登山口と思われる場所を示しました。ガイドブック(島根県の山)には青野磧駐車場からのコースが説明されていたので、「青野磧駐車場」で検索すると、これも出てきたので、青野磧駐車場を目指し車で移動しました。
午後からの雨を避けるため、早朝4時に出発、小郡ICまで高速を利用し、国道9号線で津和野方面へ。
津和野町への入り口、目印の赤鳥居の手前を右折し県道226号線へ。笹山登山道から左折して一本道を1.5kmほど進むと、青野磧駐車場に到着します。
自宅から2時間弱で青野磧駐車場に到着しました。
「駐車場-登山口」
広い駐車場でトイレも完備されています。早朝でもあり、私の車しかありません。
ゆっくりと入念に体操-ストレッチを行い登山開始します。
「登山開始」
登山口は、駐車場から階段を上り、道路を渡った所です。
「山頂まで1.4km」の標識があります。
まず道は杉林の中に入ります。
しばらく行くと小屋のようなものが建っています。ガイドブックには「避難小屋」と書かれてありますが…
ここにも標識があり「山頂まで1400m」??? さっきと同じ距離だぞ? まあいいか…
道は整備されていますが、比較的傾斜がきついです。まあ、でも歩き難いということは無いと思います。
途中、杉が根元から折れている所が数か所ありました。根腐れ?
「あと1000m」
地元の小学生の作った看板があります。
ちょっと励まされます!
途中、道が細くなっている部分もあります。まあ山らしくて良いかな。
少し、木の間から景色が見える。
植生も杉林から天然林? に変わります。
「緑がきれい!」
薄曇りの天候ですが、日が差してくると、緑がキレイ!
晴れていたら、もっと綺麗だろうなあ~
「あと600m」の看板が出てきました。半分以上あるいたな!
こういう看板があると、なんか微笑ましくて、いいね!
しばらく、綺麗な緑を堪能しながら歩きました。
「ファイト! あと400m」
看板があります。「ファイトあと500m!」 100mずつ刻まれると、かえって遠く感じたりするのだけど… いえいえ頑張ります!
あと400mの看板を過ぎ、登っていくとベンチがあり、「津和野市街展望地」の標識があります。振り返ると、木々の間に市街地が見えます。駅舎らしい建物があり、恐らく津和野駅だと思います。
また山間を蛇行して流れる川も見えます。もう、すごく残念な事に雲なのか霧なのか、白っぽくしか見えない! う~ん、風情があると理解しよう! でもくっきりと見たいなあ…
「もうすぐ山頂!」
すこし登ると、ようやく傾斜が緩やかになり、歩きやすくなります。木の種類を書いた看板もあります。私は木や草の種類には興味が無く… 全然名前しらないのです…
さて、「ゴールまであと200m」もうすぐだな!
何か見えてきたぞ! お地蔵様だ! 山頂なのか? いや違うなあ。
お地蔵様に手を合わせ、山行の無事を祈りました。
山頂は、お地蔵様のすぐ先に見えています。
「山頂にて」
笹山登山口からの道があります。
山頂は草地ですが、景色が見えないぞ! 何それ!
ガイド本には「広い草地で展望も良い。東面には… 南には… 北には…」と書かれてあるが… 樹勢がすごくて周りは木々… 景色が見えなくなっているようです。ガイド本発行日は96年12月… 23年の月日は景色を変えてしまったのか…
まあ、よくある事です。木が伸びるのは当たり前。
先日上った鯖釣山も、景観を見せるため、山頂の木々の一部を伐採していましたので、放置すれば山頂の景色は木が伸びて見えなくなる傾向にあります。
ちょっと残念ですが、仕方ありません。
山頂まではガイド本の時間と同じく、1時間でした。
「下山」
山頂からの景色が望めず、そそくさと下山しました。
というか、8合目辺りの、「津和野市街展望地」でゆっくり景色を見て休憩しました。
1時間くらいゆっくりしたでしょうか。綺麗な蝶々が飛んでいましたが、写真は撮れませんでした。
景色を堪能し、下山開始しました。
スマホで写真を撮るので、トレッキングポールがあると邪魔だから、当初は持参する予定ではなかったのですが、この間低山ばかり登っていたので、足腰弱っているかなあと、使うことにして大正解でした。
もう、下山中に何度スリップしたか…
背中(ザック)まで着地しての完全1本負け状態が3回…
尻もち1回…(技あり)
足が滑ってよろけたのが数回…(有効) 柔道の判定に例えてみましたが、トレッキングポールなかったら、さらに1本負けが増えていたのでしょうね…
道を作っている丸太が滑る! これで2回スリップ!
もうこの靴も長年使っていて、アッパーはまだまだ大丈夫なのですが、ソールのブロックの角が丸くなっており… 滑りやすくなっているのかなあ。
愛着があるのですが、今日を以ってこの靴は退役させることにしよう(ソール張替不可なので)。
駐車場まで下りてきましたが、私の車だけです。まあ、そうだろなあ、他に登山者居なかったしなあ。