「足立山 598m(北九州市小倉北区)」

足立山は、小倉の市街地の近くにある山のため、登山客も比較的多い山です。麓一帯は公園にもなっており、市民の憩いの場として親しまれているようです。

私の家からも比較的近くの山となります(まあ、海は渡りますが…)。

文県登山ガイド「福岡県の山」にも収載されています(注:私のは98年6月1日発行の第4刷)。この山に2020年11月3日に登りました。

Contents(目次)

「アクセス・登山口」

  • 足立公園登山口から小文字山(366m)に登り、縦走路で登ってくるルートもあります。
  • 御祖(みおや)神社(妙見神社の方が名前が通っている)から登るルートが分かりやすいです。妙見神社の駐車場に車が停められます。駐車場には「登山等で長時間駐車する場合は社務所の方へご連絡下さい。」と書いてあります。
  • 小倉駅からは西鉄バス利用となります。
  • 足立山からは、小文字山の方に縦走するルートがあります。及び門司の戸ノ上山の方に縦走するルートもあります。
  • 今回は、定番の? 妙見神社から山頂に登りました。

「妙見神社境内の登山口」

  • 駐車場から妙見神社に向かって、境内の左奥に登山口があります。
  • 「和気清麻呂公石像」があり、この石像の裏に山頂に続く道があります。「妙見上宮」への道が登山道となります(妙見上宮へは山頂手前で分岐します)。
  • 「登山口」等の道案内の看板は石像付近にはありません。私は石像の裏から登るというのを事前にネットで確認していましたので迷いませんでしたが、知らないと、ちょっとだけ迷います。

「ルートについて」

足立山の西側に砲台山という山があります。登っていくと砲台山と足立山の尾根筋に出ます。尾根に出ると分岐があり、砲台山までは5分程度なので、ちょっくら砲台山まで。但し、砲台山からは展望は殆どありません。

砲台山から尾根道を戻り、分岐を反対側に進むと足立山にたどり着きます。

登りの標準時間は80分前後だと思います。

「登山口~足立山へ」

  • この日も原付2種スクーターで出掛け、麓の妙見神社駐車場に停めました。境内の掲揚台にて旗を上げている方がおられましたので、神社の方だろうと思い、「足立山に登るのでバイクを停めさせてもらっています。」と説明しました。「まだ社務所が開いていないから、良いですよ」と言われ、安心して、いざ山頂へ。
  • 市街地近郊の山でもあり、登山道は概ね整備されています。最初はV字にえぐられた底の部分を歩く感じです。
  • その後は特に大きな変化はない、里山の登山道となります。尾根筋までは急登箇所はありません。
  • 尾根筋に出ると、「足立山・妙見山」と「砲台山」への分かれ道となります。砲台山山頂までは、分岐から5分程度なので、ちょっくら行ってみます。
  • 砲台山(442m)は、その名の通り昔、高射砲の陣地があったと書かれてあり、石垣やコンクリの土台等の跡があります。
  • 「砲台山山頂から東に、小倉南区の展望が開ける」とガイドブックには書いてありますが… 草木が伸びて景色は見えません… 実は私は、この山に以前登ったことがあるのですが、かなり前なので記憶が殆どありませんが、砲台山山頂の雰囲気だけは、何となく覚えていました。
  • 山頂にはヘルメットを持った方がおられました。「今日は寒いですねえ」と少し話をしました。どうやら気温が8℃とのこと! どうりで寒いわけだ…
  • 挨拶をして道を分岐に引き返し、足立山の方に進みます。しばらく行くと、石段が見えてきます。「小文字山・妙見上宮」と「足立山山頂」への分岐となり、石段を進むと妙見上宮です。今日は足立山山頂が目的箇所なので、山頂方面に進みます
  • ガイドブックには、この分岐から険しい登りと書いてあるのですが? そんな事は無くて、さほど苦労せずに登りました。道が変わったのかな?
  • 山頂からは小文字山、北から西側の景色が開けます。コンビニで弁当を買っていたので、遅い朝食を食べましたが、気温が低かったので弁当が冷たくて… でも空腹なので満足です。
  • 寒かったので、景色をゆっくり堪能せず、下山の途につきました。

「足立山について」

私は小文字山にも先日登ったので、縦走はしませんでしたが、ここはやはり小文字山まで縦走するルートをお勧めします。景色は小文字山の方が北側の展望が開けています。

ここも市民に親しまれている、良い里山だと思います。

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