「伐株山(690m)」大分県玖珠町

大分県玖珠町に伐株山(きりかぶやま)という山があります。名前は容姿から付けられたとなっていますが、確かにネットにある山容の画像を見ると、まさに伐株!

この山は、文県登山ガイド「大分県の山(ヤマケイ)」に収載されています。山頂から好展望が望めるとのことで、展望の写真もあります。今回は、この山からの景色を見に出かけることとしました。

ちなみにこの山は、山頂まで舗装路があり、車で上がれますが、登山口から歩いて登ります。

確かに伐株のような形の山です

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「登山口」

GoogleMapで調べると、「伐株山登山口(九州自然歩道)」とのポイントが出てきますので、スマホのGoogleMapナビがあれば便利です。

この登山口は、JR九大本線 豊後森駅からも歩ける距離(4km)にありますので、JR利用も可能です。

今回は家の車が空いていたので、車で行きました。国道387号線を通って行きましたが、「伐株山・万年山」の看板が出ていました。玖珠町では、この2つの山がシンボルとなっているようです。看板があるのですが、この看板は恐らく山頂までの道案内と思われ、登山口には目立つ看板は無かったように思います。私は事前にGoogleストリートビューで登山口付近の画像を見ていたので迷いませんでしたが、目立つ看板は無いので、車の場合は行き過ぎないように要注意です。

登山口に駐車場は無いのですが、道路脇に3台前後、停められるスペースがありますので、ここに駐車しました。

伐株山を示す看板があります
ここが登山口です 道路脇に車が数台停められるスペースがある

「登山口~展望休憩所」

登山ルートは九州自然歩道になっているようで、看板にもそう書かれてあります。

登山口には、誰でも利用できる杖が置いてあります。う~ん、親切な人がいるんだなあ。

さて、登山口から山頂までは1.4km 40分前後の道のりです。

急登箇所も滑りやすい所も無く、歩きやすい道です。

登山口からしばらくは、杉林の中を歩きます。4~5分ほど歩いた所に、何気なく大きな岩があります。何故か、伐採されたまま放置されている杉の木が多数あります。

「伐株山1.0km」の看板が出てきた後、竹林になります。笹の落ち葉が多く、少し滑ります。

大きな岩があり、お地蔵様があります。よく見ると岩の下にもお地蔵様が祀られています。

竹林帯を抜けると再び杉林ですが、その後、熊笹なのか竹なのか分かりませんが、うっそうとした状態になり、空が明るくなり、山頂手前の広場に出ます。

ここにガラス張りのおしゃれな小屋が出てきます。

中の照明も点いており、最初は喫茶店か? と思いました。後でよく見たら、無料休憩所と書いてあります。8時過ぎにたどり着いたのですが、「早くから開いている喫茶店だなあ?」と思っていましたが、違いました… 

ここから北側は、パノラマの景色が眼下に広がります。天気が曇りなのが残念です。

ここから、特に看板等は無いのですが、標高の高い方に歩いて行くと、駐車場があり、車止めの先に「北側展望台 ⇔ 山頂」の看板があります。その看板のすぐ先が伐株山の山頂です。ここは標高685.5mとなっています。

この少し先にTVの中継塔があり、そこが最高地点(690m)なのだと思いますが、特に標識等は見つけられませんでした。ここからも北側の景色が良く見えます。

「山頂公園」

広い草原で、北側は視界を遮るものがありません。ほぼ山頂に駐車場があります。10台以上停められる広い駐車場です。

トイレもあり、ブランコ等の遊具もあります。この日は8時過ぎから10時前までここにいましたが、お孫連れの老夫婦や家族連れの方がおられました。

標高は700m弱の低山ですが、それでも麓とは計算上、4℃前後の温度差があるので、夏は少し涼しく過ごせるのかなあと思います。いわゆる、高原 という場所なのだと思います。

ここは昔、山城があったとのことで、山頂に遺構が残っています。

「登山後記」

私の脚で、山頂まで45分ほどでした。

歩きやすい道でもあり、楽に登れる山です。

山頂からの景色はすごく良い! 玖珠町のシンボルとなっているのも良く分かります。

山頂が公園となり開拓されていますが、地元の人のいこいの場所となるのであれば、それはそれで良いのではないかと思います。

山頂が公園となっている山は、どこも景色が良いですね。

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