③‐2 山歩き:ストックの使い方

1.ストックの握り方

ストックの握りは、ストラップの使い方がとても大事です。基本はスキーストックの使い方(握り方と同じになります)

「悪い見本」:ストラップを握っていない

× ストラップに手を通しているだけ
ストラップは手の内側に入れグリップと一緒に握る

ストラップは手の内側、グリップと一緒に握るのが正しい方法です。

正しいグリップの握り方

ストラップは手の内側、グリップと一緒に握りましょう!

「ストラップの長さ調整」

  • ストラップを緩めて、輪っかをおおきくした方が、単純にグリップを握るだけなら、グリップは握りやすい。しかし、それではストラップがあるメリットを活かせません!
  • ストラップを締めて、輪っかを小さくすると、輪っかがつっかえて、グリップがきちんと握れません。
  • 丁度良いストラップの締め方、輪っかの大きさは、輪っかが若干グリップを握るのに抵抗になる程度です。
(上と同じ画像ですが)
ストラップの輪をギリギリの大きさまで小さくしています

「なぜストラップの輪を小さくするの?」

ストラップの輪を小さくすることにより
登りでは、ストックを突いている間、手を握らなくても
ストラップを通して力が入れられる
  • 登りの時、グリップをずっと握りっぱなしだと、手が疲れて握力が下がってきます。ストック自体は軽くても、握りっぱなしでは手が持たないのです。
  • ストックを空中に持ち上げて、次に地面に突くまでは、ストックを握る必要がありますが、ストックを突いて腕に力を入れている間、ストラップの輪を小さくしておくと、握らなくてもストラップを通して腕の力を地面に伝えることが出来ます。この間、握るのに必要な手を休めることが出来るのです。
  • ストックは登りの時、脚の負担を腕でカバーするために使います。この腕の力を、グリップを握ってストックに伝えるのではなく、ストラップに力を加えることで、手は握らなくても済むのです。このためには、ストラップの輪っかは、できるだけ小さい方が使いやすいのです。