「米の山(594m 福岡県篠栗町)」

比較的近場で、景色の良い低山を探していて、この山を見つけました。

福岡市の夜景スポットとして有名なのだそうですが、全く知りませんでした。隣にある若杉山は有名で、昔に登ったこともありますが、すぐ隣のこの山はノーマークでした。

今回こそ素敵な景色が拝めると良いなあ…

Contents(目次)

「登山口までのアクセス」

JR篠栗駅から歩いて登れる距離にありますが、今回も原付2種バイクで行きました。

ネットで参考記録を幾つか見てみると、「若杉楽園」という所が山の途中にあり、そこに車が停められて、ここから歩けるようです。私もそのルートで登ることにしました。

Google Mapで調べると「若杉楽園キャンプ場」で出てきました。家から88km 一般道利用で2時間と少しです。

朝5時15分頃出発し、7時過ぎに到着しました。

「若杉楽園キャンプ場」

コロナ禍ではありますが、キャンプ場は結構な数の車やバイクが泊まっていました。朝7時過ぎだったので皆さん未だテントの中で休まれているようで、静かにバイクを進め、トイレの脇にバイクを停めました。

この山はお寺がたくさんあり、仏像が幾つも置かれています。また「若杉山」の名前の通り、杉の巨木が道沿いに多くあります。

ここにバイクを停めて、さっそく登山に出発しました。

都市近郊の山なので、看板等は完備されています。

「若杉楽園から山頂まで」

若杉楽園キャンプ場から山頂までは1.4kmと書かれてあります。ちなみにこの山は、山頂まで車道があり、車でも山頂まで行けます。私は山登りの人なので、少しでも歩くぞ!

キャンプ場から道路に出て左折し、少し歩くと右側に登山道の看板があります。

登山道もコンクリートで舗装されています。

傾斜が比較的きついですね。道の左右は殆どが杉の木。

途中で湧き水が出ている所があります。

「グーズ岩」という、亀の甲羅のような形の岩があります。

道は苔が生えていて、濡れているので滑る! 登りでも滑る! これ、下りだったらシャレにならんなあ…

そう言えば、事前調査で見たブログの山行記録でも、「下山時は車道で下りた」と書いてありました。私もそうしよう! コケるのイヤだし、違う景色が見れた方が良いので。

800mほど歩くと、駐車場のような広い場所に出ます。

トイレとお地蔵様がたくさんあります。

ここからは車道を歩くようです。

すぐ上にも駐車場があり、お寺? と思われる施設が奥の方に見えます。

山頂まで自転車で登る方が結構いるようです。私のシティサイクルでは、無理だな…

道が少し下り、また上りになります。しばらく行くと、明るくなり山頂展望台です。

ここがゴールです。

この山、山頂碑や看板はありません。展望台より数メートル高い位置があるので、おそらくここが山頂なのだと思います。

自撮りで記念撮影しましたが、看板が無いので、ただのオッサンの写真の出来上がり!

若草楽園キャンプ場からの所要時間は25分前後だったと思います。

「山頂にて」

この日は風が強く、山の方は雲がかかっていましたが、市街地の方は晴れています。

景色が見えるように、木が伐採されているので、景色が良く見えます!

“広告に偽りなし”ではありませんが、北側の景色はイイネ!の一言!

素晴らしい!

展望台より北側は少し草地になっており、ここに下りて腰を下ろし、しばらく景色を俯瞰しながら、弁当食べました、遅い朝食です。

先の2回の低山登山では、景色が今一つでしたので、この景色が見れたのは良かった!

山の方は雲がかかっていたので涼しく、1時間以上景色を見ていました。

遠くの方は霞が出ていてハッキリ見えませんでしたが、福岡空港に着陸する飛行機も見えました。

山頂で景色を見ている間、自転車で上ってきた人が7~8人と、デートと思われる自動車が1台来ました。

景色を十分堪能して、下山開始しました。

「下山路(車道)」

山頂から若草楽園キャンプ場まで、車道を歩いて、25分くらいだったかな。

車が数台上がってきました。自転車も2台、上ってきました。さすがに都市近郊の山なので、人が多いですね。

道は車道なので歩きやすいのですが特に変化は無く、落石防止のためと思われる壁のコンクリート一面にコケが生えているのが綺麗でした。

この山、篠栗駅から歩いてくると、仏像とかいろいろ見れて、もっと面白いのかも。

景色を見にくるのに登るだけでも、価値のある山だと思います。

「(おまけ)帰路にて」

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