「烏帽子岳 697m(山口県周南市)」
山口県周南市にある烏帽子岳(えぼしだけ)に登りました。
「文県登山ガイド 山口県の山」によるこの山の見どころとしては、①滝がある、②山頂からの景色が360度のパノラマ ということで、それを楽しみに出かけました。
Contents(目次)
「交通手段(原付2種の理由)」
今回も125ccのスクーターで出掛けました。125ccのスクーターを使うメリットとして、①燃費が45km/l以上、②高速に絶対に乗れないから、高速代がかからない点。車の場合、往路はともかく、帰路で疲れていたりすると、ヒョッと高速を利用したりする場合が多いのですが、125ccスクーターだと、強制的に一般道利用となり、燃費も良いので、もう絶対的に交通費がかからないのです。その分、車より体力が必要ですが… 夏はとにかく暑いし、交通弱者だから自動車の動きを良く見て運転しないといけないし、結構疲れます。でも、駐車場が無くても停められるというメリットがあります。あと、それなにり体力使うので、「お出かけしました」感が大きい! なので片道3時間以内且つ天気予報で雨の心配が無いのなら、125ccスクーターを使いたいなあと考えています。
「交通アクセス」
烏帽子岳は山全体が公園となっているようで、山頂の手前を舗装路が通っており駐車場があります。目的地は麓の登山口なのですが、Google Mapで烏帽子岳を検索すると、恐らく山頂手前の駐車スペースと思われる所を指し示します。このため、途中までGoogle Mapナビを利用し、手前からは自力で登山口を探しました。
私が利用した登山口は、県道140号線 獺越下松線沿いにあります。
私の自宅からは、一般道で125kmの道のりとなります。早朝4時頃に出発し、6時40分に登山口に到着しました。
(ガイドブックには、「国道2号線大歳バス停の所にある正面登山口」の記述もあります。)
この登山口には残念ながら駐車スペースがありません。今回私は125ccスクーターのメリットを生かし、登山口ゲートの脇にスクーターを停めました。
「登山口から魚切の滝へ」
登山開始は6:50 登山口には獣害防止の柵があり、きちんと閉めてから登ります。「山頂まで1,700m」の看板があります。
今回も、画像には時刻を記載しておきます。経過時間のご参考になればと思います。
途中に滝があり、そこからの流れと思われる小川が道沿いにあります。小川のせせらぎを聞きながらの登山となります。
最初は舗装路です。100mほど歩くと舗装が無くなり、杉林の中に入ります。
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杉の中に石が積まれた跡があります。恐らくは昔、民家か何かがあったのだろうと思います。
道は石が多く、石にコケが多く生えています。ここは増水時には水が流れるものと思われます。水が豊かな山のようです。
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「山頂まで1300m」の看板を過ぎると、滝があります。
最初の滝だけを見ると、小さくて迫力に欠けるのですが、小さな滝が何段もあり、周りの木々の緑も生えて、結構いい感じです。なぜこんな山に水が湧き出ているのか不思議です。水量は多くありませんが、とても趣のある感じがします。実はそれほど期待していなかったので、良い意味で期待を裏切られました。
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「滝から山頂へ」
杉林の中を山頂に向かいます。途中で開けた所に出ます。ここにUFOみたいな形の大きな石があります。なぜか灰皿も置いてあります。
ここから数分で舗装路に出ます。看板に従い左折します。
7~8分歩くと、右手に「大将軍」と書かれた鳥居があり、その先には小さな駐車スペースがあります。
看板がすこし見にくいのですが、鳥居をくぐって上がっていくと山頂方面です。
ここからの山道は歩きやすい道となります。
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鳥居から7~8分歩くと、分岐になり、左が烏帽子岳山頂、右が大将軍となります。そう、この山は双耳峰なのか、山頂が2つあるのです。大将軍(石祠展望峰)頂上と烏帽子岳山頂。景色の良いのは大将軍の方です。
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とりあえず大将軍の方に登ります。
ここから山頂までは5~6分です。
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途中に「山頂まで92m」と書かれた、錆びた看板があります。本当に92mなの?
山頂手前で分岐がありますが、どちらからでも山頂に登れます。
左の道には手すりがありますが、根元は浮いているのでグラグラします。
07:37 右の道 左の道
そして大将軍の山頂に出ます。
山頂まで私の脚で48分でした。ガイドブックのコースタイムが55分なので、ほぼ近い値だと思います。
「大将軍山頂」
石の灯篭があり、ベンチや石碑もあります。にぎやかです。
南の方が開けており、景色が良さそうなのですが…
雲やガスで殆ど景色が望めない… 天気予報は晴れだったのに…
あ~あ、残念です。晴れていれば良い景色なのはなんとなく分かります。
ちょっと待てば晴れるかなあ? いつもの海苔弁当を食べて待つことにしました。
でも、すきっ腹の身の上、弁当なんかすぐに食べ終えてしまい… そんな短時間じゃ晴れないですよね~
諦めて、烏帽子岳山頂に向かうことにします。
大将軍山頂から烏帽子岳山頂までは、10分かからない距離です。
烏帽子岳山頂は、全く景色はありません。まあ、「ここまで来たよ!」という記念。
こちらが本来の山頂のようです。
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「下山」
烏帽子岳山頂から下山する前に、もう一度大将軍山頂に登りました。もしかしたらガスが晴れて景色が望めるかなあと… でもダメでした。残念至極。
仕方なく、下山しました。
今回は一度もスリップせずに登山口までたどり着きました。つまりは、それほど歩き難い道ではないということです。
ちょうど9時に下山しました。
「編集後記」
ここも「貸し切り」でした。誰もいませんでした。まあ盛夏で暑いからなあ。
山全体が公園みたいになっているのですが、この登山道は整備されているのですが駐車場は無く、アクセスし辛いかな。
でも滝までは水の流れを感じながら歩けるし、滝は結構いい感じです。山頂からの景色が望めたら、文句なしだったなあ。景色が見たいから、次は山頂手前まで車かバイクで行って、景色だけでも見に行こうかと考えています。