「元越山(582m)」

(元越山山頂)

大分県佐伯市にある元越山に行きました(2020.4.11)。

前回は中国方面でしたので、今回は九州方面で行先を探し、大分県の山、最初は鹿嵐(かならせ)山に行く予定でしたが、ふと分県登山ガイド(大分県)の他の山を眺めていて、元越山(もとこえさん)のページを何気なく読んでいたら、「低山ながら展望の良さは大分県ではベストワン」と書かれてあるではないか!

えーっ! 久住を超える景色なのか? 国木田独歩の本「元越山に登る記」にも描写してあるらしい…(そもそも国木田独歩の著書を読んだことが無いのだが…)

そこまで言うのなら、「この目で確かめてやろうじゃないか」と思い立ち、この山に登ることにしました。

「行き当たりばったり?」

実は前日に天気を調べていて、大分方面の天気がいまいちだったので延期しようと考えていました。ところが夜9時頃に天気予報を見ると、午前中は晴れになっていました。「行けるかも」と思い、朝5時に起きて5時の気象情報を見てから決めることとし、寝ました。

朝5時に起きて天気予報を見たら、午前中は晴れの予想となっており、これは行くしかないと、そのまま出かけました。荷物はザックに入れっぱなしにて、バタバタと準備して5:30前には出発しました。何か、準備も適当な行き当たりばったり感が久しぶりだなあとか思いながら…

「色利登山口」

Google mapは、かなり辺鄙な所でも、検索でその場所がヒットしますので、地方の里山登山には結構使えるのが前回の登山で実感しました。

今回の元越山はネットでも結構情報があって、地元で愛されている山なのが窺われます。分県登山ガイドでは木立登山口からのルートが紹介されていましたが、Google mapで元越山を検索すると、色利登山口がヒットしましたので、色利登山口から登ることとしました。

自宅から登山口まで走行距離が200km前後、3時間のアクセスとなります(東九州道利用にて)。

東九州自動車道 佐伯堅田ICで下りて、色利登山口に向かいました。県道501号線からナビの指示で右折して細い道に入ると、地元の方が作られた登山口案内の標識があり、迷うことはありません。県道から登山口駐車場までは細い生活道路で舗装され、距離も無く、難なくアクセス可能です。

家を出て登山口駐車場についたのが、8時10分頃でした。

(駐車場は広く、小屋もあります)

「愛されている感たっぷり」

地元の登山愛好者の方に愛されている感たっぷりの山ですね。登山道には手作りの標識、道案内や木の名称札がかけてあります。一部風化しているものもありますが、道標はきちんと管理されているようで、道迷いポイントに設置されており、ほぼ道に迷うことはないはずです。また色利登山口からの登山道は展望スポットが幾つかあり、歩いていて飽きない。

駐車場を出た所に登山口への案内板
舗装路を上っていくとすぐに登山口がある
取り付きは階段が作ってある

「登山道について」

第一展望台からの景色

概して歩きやすい道です。ルート上歩きにくい場所はありません。急登となるような傾斜の場所も無く、若干の緩急もあり、ペースもつかみやすいです。

木の種類も表示がある やまもも
第二展望台
第二展望台からの景色

標高が低いので(582m)、楽勝だあ~ と思っていたのですが、登山口付近に示されていた津波にかかる標識で海抜高度は10mと記載されており…標高差570mの登山… いやいや決して楽勝ではないなあ。でも歩きやすい道なので気持ちよく歩けました。

要所にある道案内看板
尾根筋の路

木々もいろんな種類があり、私は種類等全く詳しくないのですが、杉と自然林が交互に現れるような感じで、見ていて飽きない。

第三展望所からの景色

途中の展望ポイントが5つあり、いいタイミングで出てきます。変化があり、登っていて楽しい路です。

第四展望台
第四展望台からの景色
木漏れ日の小径 洒落ている

「第四~第五展望台」

途中、ごく一部だけ林道を歩きます

途中で、空が開けてきたので「そろそろ山頂か!」と期待しましたが、違いました…

第五展望台からの景色

「第五展望台~山頂」

「登山時間」

歩き始めて、1時間40分前後で山頂につきました。

この日は山頂で昼食は食べず、ひたすら景色を見ていました。

「山頂からの景色」

360度視界が開けており、海も山も良く見えます。入り組んでいる海岸の景色が印象的で良かったです。

東方の展望
北方の展望)
西方の展望
南方の展望

この日は晴天でしたが雲量が多く、遠くの方は若干かすんでいました。四国の山並みもぼんやりと見えたのですが、もう少しはっきりと見えると良かったのになあ。

360度まるまる景色が見える山頂というのは、それほど多くなく、海に面しているので変化があり、良いですね。

何が良いって、この景色を独り占めですから! 自分以外誰もいない山頂って、悪くないですよ!

「下山」

道が良いのでテンポよく歩け、45分で下りました。この日は一度も尻もちをつくこともなく、順調に下りました。でも、やはり下山の方が脚に負担がかかるようですね。若いころは登りが苦手で下りが得意でしたが… 脚力の衰えなんでしょうねえ~

「登山後記」

登る前の期待、山頂からの絶景への期待が大きく、でも期待が大きいと要求度も上がるため、実際に満足できなかったりもします。意外に全く前情報が無く、何の期待もしていなかった山に発見があると、ちょっと嬉しかったりします。

今回の登山は、もう期待が大きく、実際の山頂からの景色は、正直に言うと「おおっ~!」と言うほどの景色ではありませんでした。但し、前述のように晴天でしたが雲量が多く、遠くはかすんでいました。これが空が快晴で真っ青、遠くまで視認できる状況だったら… と少々残念にも思いました。景色において空の青色は大事なんですね! 快晴の真っ青な青空の下であれば、ここの景色は期待通りのものを魅せてくれる、そう思いました。「期待感」が評価を下げる原因だっただけで、前情報なしにこの山に登っていたら、山頂からの景色は、もう笑いが止まらなかったと思います。

「コロナ禍(2020年4月時点)」

目下、非常事態宣言まで出され、大変な状況になっています。登山界においても、ネット上は自粛する様、注意喚起がされています。

非常事態宣言においては不要不急の外出、人混みを避ける事を要求されていますが、健康維持のための(人の少ない、感染機会の少ない場所での)散歩は推奨されています。

大事なことは、感染リスクを理解し、責任ある行動をとる事だと思います。

地方の里山、メジャーではない地元の里山については登山者数も少なく、感染リスクの少ない場所だと言えると思います。またコロナは時点で特効薬は無く、抵抗力、免疫力を維持、向上させるためにも運動は必要です。

今回の登山においては単独行にて、車は私一人、登山中、道ですれ違った方は男性1名、下山中は男女1組、男性3人組、男女1組、男性ソロ1名、男性ソロ1名、男女1組にて、計12名の方とすれ違いました。すれ違い時には立ち止まらずに挨拶は交わしましたので、感染リスクは皆無ではありませんが、問題になるレベルでも無いと考えます(マスク装着者は私も含め0人)。コロナウイルスの早期終息を願っていますが、現実は長期戦であろうと予想しています。体力維持、精神性の維持のためにも、リスクについて考え、今やれることをやろうと思います。

登山客の車

「蛇足」

前日のビールの影響か、なぜか歩き始めて途中からお腹が痛くなり…(腹んせく…)

やむを得ず、途中で雉撃ち…

久しぶりの雉撃ちで少々緊張しましたが、まあ誰も居なくて、鳥のさえずりが心地よかった! この山、野鳥が多いようです。30歳過ぎに山に良く行っていた頃は、雉撃ちもこなれたものでしたが、ブランクがあると…

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