「鬼ガ城山 620m(山口県下関市)」
地元(下関市)の鬼ガ城山に登りました(20.10.3)前回登ったのは20年以上も前。月日が経つのはあっという間だなあと少々感慨にふけりながら…
この週末は天候も曇りで、遠出しても景色に恵まれなければもったいないので、であれば近場の山を再訪してみようと。
Contents(目次)
「鬼ガ城山へのアクセスなど」
私の家からは距離的にも近く、バイクで30分少々で登山口に着きます。
登山口の場所も知っているので、GoogleMapの出番はありませんが、GoogleMapでは、山頂の場所は「長門城跡」となっています。
「鬼ガ城山登山口」で検索すると、多数の場所がヒットします。JR山陰本線 梅が峠駅―黒井村駅周辺に登山口があり、GoogleMapでも出ていますので、ナビ使用可能です。
この山は駐車場が完備されており、10台程度車が停められます。大きな舗装道路から登山口駐車場までの道は1kmほどで舗装してあり運転しやすく、またJR黒井村駅(山陰本線)からは徒歩50分で登山口にたどり着きますので、公共交通機関でもアクセス可能です。
「登山客」
10月になり気温も下がり、里山登りにはちょうど良い季節だと思います。普段は人の少ない里山ですが、この日は駐車場には6台の車が停まっていました。北九州、福岡、久留米ナンバーの車もありました。やはり遠くから地元の山に来てもらえるのは、ちょっと嬉しかったりしますね。
(私の経験上、地方の里山は真夏、真冬には殆ど人が登りに来ない…)
「登山開始~山頂まで」
さて、20年以上ぶりの鬼ガ城。駐車場の辺りの雰囲気は覚えていますが、登山道の雰囲気は殆ど覚えていませんでした。
登山口は道が2つに分かれている左側です。看板もあり、感想を書くノートが置いてある百葉箱みたいな箱があります。
看板があり、「石畑峠」という所までの縦走路が図示されています。隣の「狩音山」は知っていましたが、それより先の縦走路は知りませんでした。
ちなみに、鬼ガ城から南側の竜王山にも縦走路があります。縦走路と言っても、かなり標高の下の方まで一度下がり、車道の峠をまたいで竜王山に取り付くのですが、この竜王山北側の登山道がもう急登で… かなりきつかったのを覚えています。やはり身に堪えた道の方が覚えているような…
少々話が脱線しましたが、登山口から山頂手前にある山小屋までの道は急登もなく、ペースよく上がれます。変化はあるので楽しく歩けます。
登山口から少し登ったところまでは、脇に渓流がありますが、水が殆どありません。恐らく雨が降った後だけ水が流れるのだろうと思います。
小さな杭に山頂までの距離が500m毎に示してあります。なんかちょうど良い距離感覚。ちなみに登りの時は、「山頂まで1000m」の杭は見落とし、下山時に発見しました。
途中に1か所、少しだけ木の間から景色が望める場所があり、座れるようになっています。後は、尾根の分岐に出るまで景色が望める場所はありません。でも道が歩きやすく、何があるというわけでもないのですが、何となく雰囲気が良いです。
(きのこ) (大きなミミズ)
そうして、尾根筋に到着します。看板があり、右が鬼ガ城山、左に行くと狩音山になります。今日は鬼ガ城山に向かうので右にコースを取ります。
尾根を少し歩くと、山小屋があります。誰でも使ってよい小屋のようです。恐らくは地元の愛好家が泊まりに来て飲むのが主なのかな?
尾根筋からは木々の間に少し景色があります。
山小屋から先は急登になります。細いロープも張られています。まあ急登とは言え、悪路ではありません。またその先に山頂があるので、本当にもう一息なので、それほど国はならないかな…
少し急登にあえいだら、山頂に到着します。
ガイド本には「大きく開ける展望」と書かれてありますが、ここも樹勢が延び、以前登った時よりも展望が狭くなっているような… まあ自然相手だから仕方ない。それでも展望は開けているので十分堪能できます! この日は曇りの天気で景色も霞んでいたのですが、晴れていれば気持ちの良い山頂です。
山頂にはこの山のシンボル? のピッケルのモニュメントがあり、小さな鐘がぶら下がっています。私も鐘を鳴らしました。
ここで30分ほど景色を堪能してから下山しました。
「標準コースタイム(登り)」
登山口(駐車場)から尾根筋の分岐 50分
尾根筋の分岐から山頂 20分
計 70分
(私の足で55分でした)
「鬼ガ城山について」
程よい時間で登れ、道も全般的に歩きやすく、駐車場もあり車やJRでのアクセスも良好な里山です。山頂からの景色も良くて、私の地元のお勧めの山です!
ぜひ一度、登ってみて下さいね!
ちなみに、GoogleMapに表示されていた「長門城跡」をネットで調べてみると、「長門国にあった日本の古代山城。城跡の所在地は不明。」と書かれており、幾つかの山が候補に挙がっています。そのうちの1つが鬼ガ城山のようです。なんか古代のロマンがあって良いじゃん!